2005年12月10日
12月9日のこと、カンボジア北西部、国境近くのサムポウヴ・ロエウンという町で、仲間たちとパーティに参加していたモウヴ・ンゲトさんという36歳の男性が、ほかの仲間に幽霊と間違われて腹を立てた。いや、実際のところ、仲間が彼を幽霊と間違うはずがない。全員酔っ払っていて、彼がからかわれていただけのことだと思われるのだが、このパーティは最悪な結末を迎えることになった。
仲間たちに幽霊呼ばわりされたモウヴさんは、いったんその場を去り、自宅に戻った。そして、棒を持ってパーティに戻った。しかし、仲間たちは彼を見て爆笑し、再び幽霊呼ばわり。そこで、彼はまたもや自宅に戻り、ナイフを携えてパーティに戻った。それでも仲間たちは彼を幽霊呼ばわりして、輪に加えようとしない。
そこでモウヴさんは再び自宅に帰り、今度は、中国製の手りゅう弾を携えてパーティに戻った。ところが、それが彼の手の中で爆発してしまった。モウヴさんは即死。周りにいた5名も重傷を負った。
サムポウヴ・ロエウン警察署のペング・ソティ所長は、こう話している。「彼は酔っていて、思考能力を失っていた。それ以外、言いようのない事件ですな」
ソース記事に書かれているのは、上記のような短い情報だけである。モウヴさんがどういう事情で中国製の手りゅう弾を所持していたのかは不明。
皆が本気で彼のことを幽霊だと思っていたのではないはずだが、結果だけを見て言えば、自分が生きていることを証明するために命を落としてしまったということになる。本末転倒の一つの究極例と言えるだろう。
まあ実際、誰しも深酒しているときは本末転倒な行動に出てしまいがちである。これから年末にかけてのパーティシーズン、皆さんも注意されたい。
■ Source: 'Ghost' blows himself up (SAPA)
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サムポウヴ・ロエウン警察署のペング・ソティ所長は、こう話している。「彼は酔っていて、思考能力を失っていた。それ以外、言いようのない事件ですな」
ソース記事に書かれているのは、上記のような短い情報だけである。モウヴさんがどういう事情で中国製の手りゅう弾を所持していたのかは不明。
皆が本気で彼のことを幽霊だと思っていたのではないはずだが、結果だけを見て言えば、自分が生きていることを証明するために命を落としてしまったということになる。本末転倒の一つの究極例と言えるだろう。
本末転倒度10 | ■■■■■■■■■■ |
まあ実際、誰しも深酒しているときは本末転倒な行動に出てしまいがちである。これから年末にかけてのパーティシーズン、皆さんも注意されたい。
■ Source: 'Ghost' blows himself up (SAPA)
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1. Today TrackBack [ B-NEWS JAPAN ] 2005年12月10日 20:29
Good News
2. 幽霊と仲間はずれにされて・・・・・・ [ sinの日々徒然 ] 2005年12月11日 20:41
仲間たちに幽霊と仲間ハズレにされた男性が、再三仲間はずれにされるので、手榴弾を持って仲間たちの元に戻ったら、手榴弾が爆発してしまったそうです。酔っ払ってるせいでうっかりピンを抜いてしまったのでしょうか?楽しいパーティが悲惨な事件になってしまった。とりあ...
3. 幽霊? いいえ、手榴弾です (意味不明) [ 聞いて極楽 来てどうなんよ? なスイス。 ] 2005年12月11日 20:52
このニュース 当たり前。
幽霊と間違われた男性、生きていることを証明するために死亡
スイスや日本だったら 摩訶不思議なお話だけど
カンボジアだったら当たり前。
住んでた身としては、すごーく、すごーく、よく分かる。 おおいに、有り得る。
みん....
4. 仲間をからかう時はご注意 [ カリヤ de ブログ ] 2005年12月15日 16:02
カンボジアのサムポウヴ・ロエウンという町で行われた ある友人同士のパティーで お酒が入り 酔っ払い たぶん 盛り上がったいたとき その中のひとりの男性が 幽霊と勘違いされ 怒ってしまい 一度¢場を飛び出し 自宅に戻り 棒を持ち出して 会場に戻ってきたら(みんな...