クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:“巨大コンドーム”が脳裏に焼き付く(&ブログの見出し考)

2005年12月01日

“巨大コンドーム”が脳裏に焼き付く(&ブログの見出し考)


米国フロリダ州を皮切りに、“巨大”コンドームが堂々発売の運びとなった。だがそのターゲットは、持ち物が巨大な男性ではなく、一般の男性である。
この“巨大”コンドームが入っている箱は、通常のものより少し大きい程度である。そして、箱には英語で“巨大”を意味するHUGEの4文字がブランド名として刻印されている。つまり、コンドーム自体が巨大サイズなわけではないのだ。あくまでブランド名である。

コンドームと“巨大”という言葉は連想性が高い。連想性が高い2つの概念は、人を印象付ける上、脳裏に焼き付けられやすい。学生時代、英単語を覚えるときに、語呂合わせを駆使した人も少なくはないだろう。抽象的な単語でも具体的なイメージと関連付けると覚えやすいのである。

HUGE社を創設したデクスター・ガバード氏は、製品を市場に売り込むのにウィットに富んだ賢い方法はないかと考えて、このブランド名を思いついたと言う。HUGEコンドームは、当面、フロリダ州の小売店にのみ出荷するが、来年には全米に出荷する予定とのこと。

■Source: New brand of condoms coming to Florida (AP)


ソース記事に書かれている内容はごく短かい。しかし、本稿はここで終わらない。この後が少々長くなる。

当ブログは、ExceitブログニュースLivedoor Newsをはじめ、あちこちに見出しがRSS配信されている。近頃、ブログ記事の見出しにいろいろ工夫を凝らすようにしている。見出しだけをクリックしてアクセスしてくる人も多いので、インパクトの高い見出しを捻り出すことができれば、集客効果が高まる。

もちろん、見出しと記事の内容がまったく無関係なものは論外である。見出しで引き付けた閲覧者をがっかりさせたり、肩透かしを食わせたりしないことが前提である。

HUGEコンドームの名前を目にした人、耳にした人がそうであるように、記事リストに視線を走らせた人が連想を膨らませるような見出しが結構効果的である。あまり説明的な見出しは逆に敬遠される傾向がありそうだ。

説明的な情報が多いと、見出しが長くなりすぎて素通りされやすくなる上、“連想”の妨げになる。当ブログのようなネタ系ブログの場合、RSS配信されている見出しから集客するには、適度に“連想”の余地を与えることが重要なようだ。

親切な人がいるようでAmeba.jpのトップページから記事にリンクされていることが多いのだが、スペースに制約があるためリンクテキストに14文字しか使えないようである。だが、毎回、リンクしてくださるときは、14文字の制約の中で鋭い見出しを付けておられるのに感心する。

また、個人ニュースサイトがリンクしてくださるときも、見出しを一部修正なさっていることがあるが、いずれも理にかなっていると感心させられる。いろいろと勉強になった。

というわけで、当ブログも最近は見出しの付け方が上手になったのではないかと思っている。まあ、ときどき我ながら“騙し”と紙一重かもしれないと思う見出しを付けていることもある。今のところ、クレームは付いていないので大丈夫だろう。

見出し効果が特に高かったと思われる記事を列挙してみよう。

  • キリンを食べた少女が死亡

    南アフリカで起きた食中毒事件を取り上げた記事である。あえて説明せず、キリン、少女、死亡という3つのキーワードだけを示した。従来の経験から言うと、その手の記事には、あまりアクセスが集まらないものなのだが、このシンプルな見出しが効果的だったようだ。

    見出しに「少女」が含まれているとアクセスが集まりやすい傾向がある。また年齢を明示した方が集客効果が高い。年齢から連想が生じることもあるのではないかと推察している。この記事の場合は、少女の年齢が不明だったので年齢を示さなかった。

  • 下着の広告を見ると人間は5分の1秒間理性を失う?

    「下着の広告」と具体例を示したのがよかったようだ。「エロチックな写真」という抽象的表現よりも、見る人に直感的に働きかけやすいのではないかと思う。この見出しを見た瞬間、5分の1秒間理性を失ってクリックした人が多かったと思われる。

    連想性を持たせるには、断片的な具体的イメージを想起させる表現を使う手法も効果的である。

  • 気温が5度を超すと死んでしまう男性、15年間も冷蔵庫暮らし

    これがたとえば「冷蔵庫で15年も暮らしているリアル・アイスマン」みたいな見出しだったら、この男性が置かれている苦境を直感的に表現できず、あまり関心を呼ばなかったのではないかと思う。

  • 女性秘書たちを対象とする実験で、やっぱり透けて見える方が“そそられる”ことを確認

    これは見出しがちょっと長くなってしまったのだが、大きな集客効果が得られた。

    “透けて見える”と聞くと、身に付けているものが透けているケースを連想しやすい。しかも、対象が“女性秘書”となっている。そして、この文脈で“そそられる”の箇所を読むと、食欲をそそられるよりも性欲をそそられる方を連想してしまうのが当然かもしれない。

    というわけで、“騙し”と紙一重な見出しであった。


以上、HUGEコンドームの例と言い、当ブログで経験した見出し効果の例と言い、コントロールされた“まぎらわしさ”が高い集客効果をもたらしうると結論付けておこう。かなり屁理屈をこねたが、筆者の職業上、この手のことには、かなりうるさいのである。

当ブログの「透けて見える方が“そそられる”」の記事は、コントロールを失う寸前のギリギリの紛らわしさだったかもしれない。というわけで、次のように自己評点して本稿を終わろう。

まぎらわしさ9■■■■■■■■■□



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この記事へのコメント

1. Posted by why not look here   2014年05月12日 06:48
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