2005年11月14日
本件はReuters UKが伝えており、その内容が衝撃的なので日本のメディアも必ず伝えると思うが、「なんでも評点」がこのニュースを取り上げないわけにはいかない。
11月10日のこと、インド・チャティスガル州のコルバという町で、女の赤ん坊が右手に何かを握り締めて生まれてきた。それは、赤ちゃん自身の心臓だった。
赤ん坊を診たパンボイ医師がロイターに語ったところによると、その赤ちゃんの心臓は胸腔内で発達せず、首と鎖骨の間の位置で、体外に露出したまま発達したらしい。動脈と静脈を通じて体内につながっている。その露出した心臓を右手に握り締めて生まれてきたのである。
パンボイ医師は、こう話している。「最善策は、彼女の体内に心臓を挿入し、正しい位置に固定する手術を行うことです。心臓が菌などに感染する可能性がかなり濃厚です。したがって、すみやかに手術を行う必要があります」
しかしながら、赤ん坊の両親には、とうてい手術のお金を捻出する余裕がないという。
Reuters UKが伝えているニュースの内容は、おおむね上記のとおりである。これ以上の情報は、今のところわからない。
それにしても自分の心臓を握り締めて生まれてくる赤ちゃんがいるなんて、インドのみならず、全世界の青天の霹靂かもしれない。筆者もこのニュースを目にして、口から心臓が飛び出しそうなくらいびっくりした。
【11月14日午後5時付記】
ロイターの日本サイトに午後2時半ごろ日本語版の記事が出た模様。
【再追記】
この赤ちゃんは、本件が最初に国際ニュースとしてロイターやAFPから伝えられた時点で(11月13日)、既になくなっていたらしい。やはり感染症にかかっていた。
■Source: Reuters.co.uk - Indian girl born with heart in hand fights to live
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赤ん坊を診たパンボイ医師がロイターに語ったところによると、その赤ちゃんの心臓は胸腔内で発達せず、首と鎖骨の間の位置で、体外に露出したまま発達したらしい。動脈と静脈を通じて体内につながっている。その露出した心臓を右手に握り締めて生まれてきたのである。
パンボイ医師は、こう話している。「最善策は、彼女の体内に心臓を挿入し、正しい位置に固定する手術を行うことです。心臓が菌などに感染する可能性がかなり濃厚です。したがって、すみやかに手術を行う必要があります」
しかしながら、赤ん坊の両親には、とうてい手術のお金を捻出する余裕がないという。
Reuters UKが伝えているニュースの内容は、おおむね上記のとおりである。これ以上の情報は、今のところわからない。
それにしても自分の心臓を握り締めて生まれてくる赤ちゃんがいるなんて、インドのみならず、全世界の青天の霹靂かもしれない。筆者もこのニュースを目にして、口から心臓が飛び出しそうなくらいびっくりした。
青天の霹靂度10 | ■■■■■■■■■■ |
【11月14日午後5時付記】
ロイターの日本サイトに午後2時半ごろ日本語版の記事が出た模様。
【再追記】
この赤ちゃんは、本件が最初に国際ニュースとしてロイターやAFPから伝えられた時点で(11月13日)、既になくなっていたらしい。やはり感染症にかかっていた。
■Source: Reuters.co.uk - Indian girl born with heart in hand fights to live
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1. ◆自分の心臓を右手に握り締めて生まれてきた赤ちゃん 〜インド [ ◆空を見上げて犬は今日も歩く ] 2005年11月16日 06:10
生命の神秘?
と言っていいのかどうかわかりませんが、
ともかくビックリです。
この記事へのコメント
1. Posted by kanzaki 2005年11月14日 22:31
日本のメディアも取り上げましたよ、流石!
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20051114/JAPAN-193827.html
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20051114/JAPAN-193827.html