クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:11日間の大会開催期間中に選手たちが使用するコンドームの数は平均10個?

2005年10月07日

11日間の大会開催期間中に選手たちが使用するコンドームの数は平均10個?


コモンウェルス競技大会(Commonwealth Games)・・・われわれには、あまりなじみのないスポーツ競技大会だ。五輪のように4年に1回開催され、世界71ヶ国が参加するのだが、日本には参加資格がない。旧大英帝国に所属していた国(英連邦:Commonwealth)だけが参加できる。

次期コモンウェルス競技大会は、2006年に豪州メルボルンで開催される。11日間の開催期間中、競技者4500名、関係者1500名が選手村に宿泊することになる。

この11日間に選手たちや関係者たちがセックスする回数は、平均10回/人と見積もられている。こう見積もっているのは、2006年大会の公式コンドーム・ディストリビュータになっているアンセル社である。同社は、コンドームのほか、医療用ゴム製品(手袋など)のメーカーとして知られる。

アンセル社は、選手村に6万個のコンドームを無料配布すると発表した。選手村に宿泊する総人数は6千人なので、それに平均セックス回数の10を掛けると6万個になるという計算だ。

高橋尚子が金メダルを取った2000年のシドニー・オリンピックでも、同社がコンドームを提供していた。

同社のアジア・パシフィック・マーケット統括責任者バートン・ファン・ロイヤン氏は記者会見で、こう語っている。「シドニー五輪では、選手村に当初5万個のコンドームを支給しました。しかし、開催期間中にストックがなくなったため、さらに3万個を追加で支給することになりました。オリンピックは、いろいろと勉強になりましたよ」

このことを踏まえ、同社では、2006年コモンウェルス競技大会でも6万個のストックが使い果たされる可能性を想定内に入れており、必要になった場合はすみやかに追加支給する準備があるという。

ファン・ロイヤン氏によると、コンドームは主に選手村のクリニックで配布される。フレーバー、色、形状について、さまざまなバリエーションのコンドームを支給する予定だという。

「選手たちは、サイズも好みも十人十色です。バラエティに富んだラインアップを取り揃えることになります」

2006年コモンウェルス競技大会は、3月15日〜26日の期間にわたって開催される。英国女王エリザベス二世がじきじきに開会の言葉を下す。

ともあれ、11日間で10回ということは、ほとんど毎日ということになる。競技が目的なのかセックスが目的なのか、本末転倒のにおいがしないでもない。

そもそも、シドニー五輪の参加選手総数は10,651名だった。2006年コモンウェルス競技大会は、その半分以下の4,500名である。にもかかわらず、シドニー五輪の初期支給数が5万個(最終的に8万個)、2006年コモンウェルス競技大会が6万個というのは何を意味しているのだろうか? 

必ずしも本末転倒と決め付けることはできないかもしれない。競技で結果を出しつつ(あるいはベストを尽くしつつ)、プライベートはプライベートで楽しめばいいだけのことかもしれない。それはわかるのだが、なんか釈然としない。次のように評点しておこう。

本末転倒度6■■■■■■□□□□


なお、上の計算におかしな点があることにお気づきの人もいるだろう。

選手村の総人数(6000人)×セックス回数(10回)=6万個


1回のセックスで必要になるコンドームの数は、1人あたり0.5個のはずである(2人で1つのコンドームを使うのだから)。この計算だと、実際にはセックス回数を20回と見積もっていることになるのではないだろうか? 

それとも選手村に宿泊していない人と交わるケースも想定しているのだろうか? あるいは一人で使用するケースも??



■Source: Athletes can have sex during Commonwealth Games (AFP)

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