クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:唾液売ります買います@南ア

2005年09月30日

唾液売ります買います@南ア


南アフリカ共和国イースタンケープ州では、人間の唾液が闇で売買されているという。日本では若い女性の唾液が売買されていたりするので、そっち方面を連想する人がいるかもしれない。

だが、イースタンケープ州クンブ周辺の村で売り買いされている唾液は、どんなフェチマニアでも絶対に触れたくないと思うはずの類の唾液である。危険だからだ。感染の危険がある。

病人の唾液が個人間で取引されているのである。何のために? 唾液を購入した人は、うまく行けば公的な補助金を手にすることができる。

結核の検査(喀痰検査)を受けるときに、自分の唾液に患者の唾液を混ぜるなどして提出するわけだ。こうして自分も結核だと診断されれば、お上からお金がもらえるという寸法。

購入した唾液をそのような目的に使用すれば詐欺罪に問われることになる。もっと問題なのは、結核の蔓延を招く可能性がある点である。日本のブル○ラ・マニアのように唾液を飲まなくても、十分に感染の危険がある。

おそらく補助金は定期的に支給されると思われるが、元記事に具体的な記述はない。また、唾液の取引価格も不明とのこと。

地元当局では、唾液売買の撲滅キャンペーンを立ち上げたということだが、唾液を売買している人たちも感染の危険があることを知らないわけではないだろう。その危険があっても、補助金が欲しいということなのだろうか。

実際は患者ではないのにお金がもらえるというのが、この話の“うまみ”なのかもしれないが、感染してしまえば元も子もない。本末転倒な話である。

本末転倒度8■■■■■■■■□□


ま、感染してしまった場合は、詐欺罪に問われないかもしれないが。




■Source: IOL - Trade in human spit has officials gobsmacked

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この記事へのコメント

1. Posted by ice   2005年09月30日 10:33
唾液だけで検査できるもんなん?モノが唾液だけになんだかマユツバ。
2. Posted by miccckey   2005年09月30日 14:15
>iceさん

「喀痰検査」という検査方法があります。記事に加筆しておきました。
8. Posted by idateasia   2012年08月07日 11:24
谢谢分享
9. Posted by rolex replica   2013年01月14日 14:17
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