2005年09月18日
微妙なネタだなあ・・・と少し様子を見ていた話題。他所とネタ被りしそうな気がしないでもないし、なんせ米国疾病対策センター(CDC)という権威ある機関から発表された報告なので、既存メディアが取り上げないとも限らない。
2002年3月から2003年3月までの期間にわたって、12,571人の米国人を対象に行われた面談調査の結果が報告されている。この調査では、他にもいろんなことを調べたようなのだが、目を引くのは「女どうしで戯れた経験のある女性が増えている」という調査結果。
調査員が回答者に投げかける質問には、「あなたは、これまでにたとえ一度きりでも、同性との性的な行為を体験したことがありますか?」という質問が含まれていた。そして、この質問に対してYESと答えた女性は、18歳から44歳までの年齢層において11.5パーセントに達した。
2002年3月から2003年3月までの期間にわたって、12,571人の米国人を対象に行われた面談調査の結果が報告されている。この調査では、他にもいろんなことを調べたようなのだが、目を引くのは「女どうしで戯れた経験のある女性が増えている」という調査結果。
調査員が回答者に投げかける質問には、「あなたは、これまでにたとえ一度きりでも、同性との性的な行為を体験したことがありますか?」という質問が含まれていた。そして、この質問に対してYESと答えた女性は、18歳から44歳までの年齢層において11.5パーセントに達した。
10年前にも別の機関が同様な調査をしたが、そのときは18歳から59歳までの年齢層の女性のうち、YESと答えた人は、たったの4パーセントだった。
さらに、調査対象者の年齢層を10代後半から20代までの範囲に絞り込むと、YESと答えた人の割合は14パーセントに達した。これに対し、20代男性のうち、これまでに一度でも同性間の性的行為を体験したことがあると答えた人の割合は、約6パーセントだった。
この調査を実施するに当たっては、回答者のプライバシーを保護する対策が取られている。しかし、男性のYES回答率が低いのは、同性間の行為を避けようとする傾向が高いからなのか、単に正直に答えていないからなのか、どちらとも判断しがたいという。
元記事(下記)には、カット・フォゥラーさんという27歳の女性の言葉が取り上げられている。フロリダ大学で芸術を専攻しているフォゥラーさんは、男性とも女性ともデートする、いわゆる“バイ”(両刀使い)の女性である。彼女は、男性が体験を隠そうとする傾向があっても不思議ではないと言っている。
「男性の場合は、同性間の行為に対する差別意識みたいなものが根強いからです。でも、女性の場合は、同性間の行為をもっと簡単に体験できるし、男性の場合ほどの抵抗感がないので、もっとオープンになれます」
報告書では、「ほとんどの米国人はパートナーの数が比較的少なく、性感染症のリスクが低い」とも指摘されているが、女性どうしの性的接触に関しては、このように注目すべき結果が得られているわけだ。
報告書に目を通した統計学者のウィリアム・モシャー氏は、若い女性が同性間の性的関係を持つ傾向が高くなっている理由を調べてみる必要がありそうだと語っている。ひょっとすると、性感染症に罹るリスクが高いからという理由で男性との性的接触を避けている可能性もあるので、それも調査してみるべきかもしれないと言う。
しかしながら、セクソロジストたちからは、その手の体験も多くの女子大生にとって通過儀礼みたいなものに過ぎないという指摘がある。
性に関する著作があるバッファロー大学のエレイン・ラッピング教授は、大学という隔離されたコミュニティでは、女性どうしで戯れたところで誰にもとやかく言われず安全なのだと言いつつ、“私はバイなのよ”と宣言することで逆に尊敬のまなざしを集めたりする場合もありそうだと指摘している。ただし、これが男子学生の場合だと、同性間の行為のことを隠そうとする傾向があると付け加えている。
女子大生の間で、このような同性間性行動が増えているというトレンドを受けて、性行動の専門家の間では、LUGという用語が使われ始めている。LUGは“Lesbian Until Graduation”を略したものである。
以上、元記事の内容をざーっと紹介してみたが、以前、“バイ女性は、ストレートとレズビアンのどちらにも属さないことで疎外されている”とかいう主旨の報告を英語Web上のどこかで読んだこともある。“バイであることが勲章になる”というエレイン・ラッピング教授の話とは正反対なわけだが。
それはともかく、これを読んで妙に納得した人もいるのではないか。米国発の大人向けコンテンツには、女性どうしが絡んでいるものが多い。逆にああいうものが刺激となって、米国の女子大生が虚構を現実と取り違えている部分がないとも言い切れない。
まあ、若い女性の間でこういう傾向が高まっていることが分かったからと言って、誰も迷惑しない話のような気がする。よって、本件の悪循環指数はきわめて低く評価する。
日本の場合も似たような傾向があるのだろうか?
【追記】
上記の“LUG”(Lesbian Until Graduation)はラグと読めばよいと思う。卒業までの期間限定レズビアンという意味になるわけだが、上記の調査にYESと答えた女性の多くは、純然たる同性愛者ではないと思われる。たまたま、同性との行為を試してみただけの女性がかなり多そうだ。
LUGがあるなら“GUG"(Gay Until Graduation)もあるのかと思ってググって見ると、340件ほどヒットがあった。
■Source: Click2Houston.com - More Women Experiment With Bisexuality, Survey Says
【関連記事】
さらに、調査対象者の年齢層を10代後半から20代までの範囲に絞り込むと、YESと答えた人の割合は14パーセントに達した。これに対し、20代男性のうち、これまでに一度でも同性間の性的行為を体験したことがあると答えた人の割合は、約6パーセントだった。
この調査を実施するに当たっては、回答者のプライバシーを保護する対策が取られている。しかし、男性のYES回答率が低いのは、同性間の行為を避けようとする傾向が高いからなのか、単に正直に答えていないからなのか、どちらとも判断しがたいという。
元記事(下記)には、カット・フォゥラーさんという27歳の女性の言葉が取り上げられている。フロリダ大学で芸術を専攻しているフォゥラーさんは、男性とも女性ともデートする、いわゆる“バイ”(両刀使い)の女性である。彼女は、男性が体験を隠そうとする傾向があっても不思議ではないと言っている。
「男性の場合は、同性間の行為に対する差別意識みたいなものが根強いからです。でも、女性の場合は、同性間の行為をもっと簡単に体験できるし、男性の場合ほどの抵抗感がないので、もっとオープンになれます」
報告書では、「ほとんどの米国人はパートナーの数が比較的少なく、性感染症のリスクが低い」とも指摘されているが、女性どうしの性的接触に関しては、このように注目すべき結果が得られているわけだ。
報告書に目を通した統計学者のウィリアム・モシャー氏は、若い女性が同性間の性的関係を持つ傾向が高くなっている理由を調べてみる必要がありそうだと語っている。ひょっとすると、性感染症に罹るリスクが高いからという理由で男性との性的接触を避けている可能性もあるので、それも調査してみるべきかもしれないと言う。
しかしながら、セクソロジストたちからは、その手の体験も多くの女子大生にとって通過儀礼みたいなものに過ぎないという指摘がある。
性に関する著作があるバッファロー大学のエレイン・ラッピング教授は、大学という隔離されたコミュニティでは、女性どうしで戯れたところで誰にもとやかく言われず安全なのだと言いつつ、“私はバイなのよ”と宣言することで逆に尊敬のまなざしを集めたりする場合もありそうだと指摘している。ただし、これが男子学生の場合だと、同性間の行為のことを隠そうとする傾向があると付け加えている。
女子大生の間で、このような同性間性行動が増えているというトレンドを受けて、性行動の専門家の間では、LUGという用語が使われ始めている。LUGは“Lesbian Until Graduation”を略したものである。
以上、元記事の内容をざーっと紹介してみたが、以前、“バイ女性は、ストレートとレズビアンのどちらにも属さないことで疎外されている”とかいう主旨の報告を英語Web上のどこかで読んだこともある。“バイであることが勲章になる”というエレイン・ラッピング教授の話とは正反対なわけだが。
それはともかく、これを読んで妙に納得した人もいるのではないか。米国発の大人向けコンテンツには、女性どうしが絡んでいるものが多い。逆にああいうものが刺激となって、米国の女子大生が虚構を現実と取り違えている部分がないとも言い切れない。
まあ、若い女性の間でこういう傾向が高まっていることが分かったからと言って、誰も迷惑しない話のような気がする。よって、本件の悪循環指数はきわめて低く評価する。
悪循環指数1 | ■□□□□□□□□□ |
日本の場合も似たような傾向があるのだろうか?
【追記】
上記の“LUG”(Lesbian Until Graduation)はラグと読めばよいと思う。卒業までの期間限定レズビアンという意味になるわけだが、上記の調査にYESと答えた女性の多くは、純然たる同性愛者ではないと思われる。たまたま、同性との行為を試してみただけの女性がかなり多そうだ。
LUGがあるなら“GUG"(Gay Until Graduation)もあるのかと思ってググって見ると、340件ほどヒットがあった。
■Source: Click2Houston.com - More Women Experiment With Bisexuality, Survey Says
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1. きょうの気になるニュース。 [ しょーとメモ ] 2005年09月19日 11:50
■スリランカで女子の法的にヤッてもいい年齢を13歳に引き下げ
引き下げの理由が…。ずいぶんやさしいんでつね(´・ω・`)
from ABC(アメリカン・バカコメディ)振興会さん
■女どうしで戯れた経験のある女性が増加中?
なんてゆうか、もったいない...
この記事へのコメント
1. Posted by mbt tembea 2014年04月23日 13:54
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2. Posted by see this here 2014年05月11日 02:01
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3. Posted by this website 2014年05月11日 10:35
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