2004年07月15日
ライブドアランキングについて、いろいろ書いたけど、結局、シンプルな計算にして、指標を複数に分けるのが一番ではないかと思うようになりました。現状のライブドアランキングでは、計算方法が明らかにされておらず、総合ランキング上位者は別として、点数を付けられているユーザーの立場からすると、自分のブログのランキングに納得いかない場合も多いわけです。
一番単純明快かつ客観的なのは、ユニークアクセスだけでランキングすることでしょう。いくつものファクタからランキングを行う場合は、各ファクタの重み付けが問題になってきます。開発スタッフの方が頭を悩ませているとおっしゃるのも、結局は、この重み付けのことじゃないでしょうか。
トラックバックやコメントは、個々のブログのコンセプトや目的によって使用頻度が異なるはずです。相互コミュニケーションを重視するブログならコメントが多く付いて当然だし、特定のテーマについて語るブログなら関連記事へのトラックバックが多くなるし、自分の記事がトラックバックされたり、トラックバック返しされたりすることも多くなるでしょう。
しかし、ブログ作者が自分自身をライターと位置づけている性質のブログでは、トラックバックやコメントは通常ならそんなに発生しないはずです。と同時に、このような性質のブログほど、記事作成に労力を要していたりもします。
結局、このような性質のブログは現状のランキング制では露出が低くなり、誰にも見てもらえないまま作者が意欲をなくして閉鎖することになりかねません。
何種類かの動物を競争させる場合にたとえて考えて見ましょう。たとえば、ネコ、イヌ、カメ、ハトを競争させるとします。短距離走ならネコがトップ。長距離走なら、イヌがトップ。泳ぎならカメがトップ。空を飛べるのはハトだけ。
今のライブドアランキングは、おそらく長距離走でしょうね。だけど、走るのは苦手というか不可能であっても、泳がせるとダントツのカメみたいなブログだってあるはずです。あるいは、ハトのようにほかの3匹にはまったく不可能なことを得意とするブログだってあるはずです。
そういう意味で、いくつかの指標に分けて、指標ごとのランキングにするというのがよいような気もします。ただ、ユニークアクセス以外は、あまり客観的な数値にならないという問題があります。
そこで最善案は、ユニークアクセスをメインのランキングとし、付加的にその他の指標による個別ランキングを示したらいいのではないかと思います。Seesaaブログは、そういう方式になっています。
余談ですが、ほかのブログとの相互リンク数や、被ブックマーク数なども今のランキングには反映されていそうですね。これはもしそうなら、ユーザーに公表しておくべきことではなかったかと思います。コメントもトラックバックも禁止にしているのにポイントが上昇している某ブログで、ブログ作者の人がそれを匂わせるようなことを言っているのを見かけましたもので。
なお、この記事は、以下のブログ記事にトラックバックしています。
■最近ランキングが固い
■ランキング以外の見せ方も……
■livedoor Blogのランキングについて考える
一番単純明快かつ客観的なのは、ユニークアクセスだけでランキングすることでしょう。いくつものファクタからランキングを行う場合は、各ファクタの重み付けが問題になってきます。開発スタッフの方が頭を悩ませているとおっしゃるのも、結局は、この重み付けのことじゃないでしょうか。
トラックバックやコメントは、個々のブログのコンセプトや目的によって使用頻度が異なるはずです。相互コミュニケーションを重視するブログならコメントが多く付いて当然だし、特定のテーマについて語るブログなら関連記事へのトラックバックが多くなるし、自分の記事がトラックバックされたり、トラックバック返しされたりすることも多くなるでしょう。
しかし、ブログ作者が自分自身をライターと位置づけている性質のブログでは、トラックバックやコメントは通常ならそんなに発生しないはずです。と同時に、このような性質のブログほど、記事作成に労力を要していたりもします。
結局、このような性質のブログは現状のランキング制では露出が低くなり、誰にも見てもらえないまま作者が意欲をなくして閉鎖することになりかねません。
何種類かの動物を競争させる場合にたとえて考えて見ましょう。たとえば、ネコ、イヌ、カメ、ハトを競争させるとします。短距離走ならネコがトップ。長距離走なら、イヌがトップ。泳ぎならカメがトップ。空を飛べるのはハトだけ。
今のライブドアランキングは、おそらく長距離走でしょうね。だけど、走るのは苦手というか不可能であっても、泳がせるとダントツのカメみたいなブログだってあるはずです。あるいは、ハトのようにほかの3匹にはまったく不可能なことを得意とするブログだってあるはずです。
そういう意味で、いくつかの指標に分けて、指標ごとのランキングにするというのがよいような気もします。ただ、ユニークアクセス以外は、あまり客観的な数値にならないという問題があります。
そこで最善案は、ユニークアクセスをメインのランキングとし、付加的にその他の指標による個別ランキングを示したらいいのではないかと思います。Seesaaブログは、そういう方式になっています。
余談ですが、ほかのブログとの相互リンク数や、被ブックマーク数なども今のランキングには反映されていそうですね。これはもしそうなら、ユーザーに公表しておくべきことではなかったかと思います。コメントもトラックバックも禁止にしているのにポイントが上昇している某ブログで、ブログ作者の人がそれを匂わせるようなことを言っているのを見かけましたもので。
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