2005年05月30日
これからの暖かい季節、真夜中の海をながめていて、急に泳ぎたい気分になることもあるだろう。暗闇の中だから、水着なんかなくてもいい。浜辺に服を脱ぎ捨てて泳いでしまえばいい。とはいえ、夜の海は危険である。アルコールを飲んだ後に気分が大きくなりがちだが、それはもってのほかである。
そういうリスクをあえて犯してまで泳ぎたいという人の場合は、盲点になりがちなことが１つある。どこで服を脱いだかをちゃんと覚えておかないといけない。それを忘れると、後で窮地に立たされることになる。
5月28日から5月29日にかけての深夜のこと、イングランド東部のスケグネスというリゾート・タウンで、ホテルから真夜中の散歩に出かけた若者3人組が、浜辺に服を脱ぎ捨てて泳ぐことにした。だが、いざ海から上がってホテルに帰ろうかというときになって、どこで衣服を脱いだかがわからなくなった。
そういうリスクをあえて犯してまで泳ぎたいという人の場合は、盲点になりがちなことが１つある。どこで服を脱いだかをちゃんと覚えておかないといけない。それを忘れると、後で窮地に立たされることになる。
5月28日から5月29日にかけての深夜のこと、イングランド東部のスケグネスというリゾート・タウンで、ホテルから真夜中の散歩に出かけた若者3人組が、浜辺に服を脱ぎ捨てて泳ぐことにした。だが、いざ海から上がってホテルに帰ろうかというときになって、どこで衣服を脱いだかがわからなくなった。
彼らは、結局、生まれたままの姿でホテルに戻る羽目になった。しかし、これがこの話のオチではない。
5月29日の午前4時に地元の警察官が浜辺に脱ぎ捨てられている衣服を発見した。携帯電話も置き去りになっており、海の中に向かう足跡も発見された。衣類を残したまま戻っていないということは、海の中で遭難した可能性があった。
これを受けて地元警察と沿岸警備隊は、ライフボート数隻とヘリコプター1機を緊急出動させたのである。警察の担当者は、それを“大規模”な捜索であったと表現している。
一方、当の若者三人組は、全裸でホテルに戻った後、すやすやと眠っていた。脱いだ衣服の場所がわからなくなったことは、自分たちだけの問題だと思っていたことだろう。
しかしやがて彼らは、空を飛ぶヘリの捜索対象が自分たち自身であることに気づき、警察に出向いて事情を説明した。これにより、“大規模”な捜索活動が打ち切られることとなった。
若者3人組が厳重注意されたかどうかは、ソース記事に書かれていない。ヘリまで飛ばしたことから、おそらく、この“大捜索”に要したコストは数十万円から100万円にもなろうと思われるが、地元メディアなどから、その辺に関する突っ込みがあったかどうかも不明。
日本では、しばしば警察などの初動体制の遅さが問題になっているわけでもある。当地の警察と沿岸警備隊のリアクションを早とちりと言い切ることもできないだろう。疑問があるとすれば、浜辺に残されていた携帯電話やその他の持ち物から持ち主の身元を特定して、連絡を取ってみるというオプションもあったのではないかという点だが。
若者3人組にしたら、衣類と携帯電話を発見してくれたのは有難いが、ヘリまで飛ばして捜索されたのは“ありがた迷惑”だったかもしれない。人騒がせな結果を招いたことを差し引いて、次のように推定する。
さて、脱ぎ捨てた衣類がどこにあるかわからなくなった窮地を頭に描いていると、筆者の場合、アルコールがかなり回った状態でカラオケ屋に行ったときにありがちな窮地を連想した。部屋数の多い大型店の場合、部屋番号を覚えていないままトイレに行くと大変な目に遭うことがある。いや、実際、仲間が熱唱しているはずの部屋に戻れなくなって困ったことがあるのだ。なんせ酔っているので、フロントに行って訊くことさえ思い付かなかった。
■ Source: Naked swimmers spark search
5月29日の午前4時に地元の警察官が浜辺に脱ぎ捨てられている衣服を発見した。携帯電話も置き去りになっており、海の中に向かう足跡も発見された。衣類を残したまま戻っていないということは、海の中で遭難した可能性があった。
これを受けて地元警察と沿岸警備隊は、ライフボート数隻とヘリコプター1機を緊急出動させたのである。警察の担当者は、それを“大規模”な捜索であったと表現している。
一方、当の若者三人組は、全裸でホテルに戻った後、すやすやと眠っていた。脱いだ衣服の場所がわからなくなったことは、自分たちだけの問題だと思っていたことだろう。
しかしやがて彼らは、空を飛ぶヘリの捜索対象が自分たち自身であることに気づき、警察に出向いて事情を説明した。これにより、“大規模”な捜索活動が打ち切られることとなった。
若者3人組が厳重注意されたかどうかは、ソース記事に書かれていない。ヘリまで飛ばしたことから、おそらく、この“大捜索”に要したコストは数十万円から100万円にもなろうと思われるが、地元メディアなどから、その辺に関する突っ込みがあったかどうかも不明。
日本では、しばしば警察などの初動体制の遅さが問題になっているわけでもある。当地の警察と沿岸警備隊のリアクションを早とちりと言い切ることもできないだろう。疑問があるとすれば、浜辺に残されていた携帯電話やその他の持ち物から持ち主の身元を特定して、連絡を取ってみるというオプションもあったのではないかという点だが。
若者3人組にしたら、衣類と携帯電話を発見してくれたのは有難いが、ヘリまで飛ばして捜索されたのは“ありがた迷惑”だったかもしれない。人騒がせな結果を招いたことを差し引いて、次のように推定する。
| ありがた迷惑さ６ | ■■■■■■□□□□ |
さて、脱ぎ捨てた衣類がどこにあるかわからなくなった窮地を頭に描いていると、筆者の場合、アルコールがかなり回った状態でカラオケ屋に行ったときにありがちな窮地を連想した。部屋数の多い大型店の場合、部屋番号を覚えていないままトイレに行くと大変な目に遭うことがある。いや、実際、仲間が熱唱しているはずの部屋に戻れなくなって困ったことがあるのだ。なんせ酔っているので、フロントに行って訊くことさえ思い付かなかった。
■ Source: Naked swimmers spark search
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1. 脱いだ場所を忘れると [ どうでもいいこと ] 2005年05月30日 21:40
酔った勢いで服を脱いで泳ぐときは、目印のある場所に服を置かなくてはなりません。 ...
2. [酔っ払い] 全部脱いで夜の海で泳ぐときは脱いだ場所を忘れるべからず [ caprinのヲタ更正日記 ] 2005年05月31日 11:21
http://rate.livedoor.biz/archives/23544133.html うむ、裸で泳ぐときは十分気をつけよう。(笑) いや、なかなかそういう事態には出くわさないと思うけどね。自分は泥酔して記憶が無くなる前に眠たくなる人なので。 あと、警察の捜索は本文でも言っているように、もっ
この記事へのコメント
1. Posted by ハーレムを作るカリスマナンパ師 2005年05月30日 19:50
カラオケの自分の部屋はついついどこか分からなくなりますね＾＾；
2. Posted by 植木屋の恋愛事情・株式上場２００５ 2005年05月30日 22:49
手当たり次第にドアを開けて冷たい目で見られたりしますね（＾＾；
3. Posted by 1q 2005年09月23日 15:37
夜の海で泳ぐのって普通はかなり怖いと思うんだが
酔っ払っているとわからないんだな
酔っ払っているとわからないんだな
