クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:いくら超個人主義者の私でも、これだけには反対の意を表明したい

2005年03月12日

いくら超個人主義者の私でも、これだけには反対の意を表明したい


最近、コメント欄に寄せられたコメントを見ていて、うちのブログに過大な期待をされても困ると感じる瞬間が何度かあった。そもそも“ブログ”と名乗るのを控えるべきなのかもしれない。これからは“サイト”と名乗るべきかもしれない。

私が捉えているブログとは、表現や表出の場ではあっても、いわゆる“言論”の場とは限らない。私は私なりの思想や哲学を持っているかもしれないが、それを人様に押し付けようとは思っていない。また誰かと議論を戦わせたいとも思っていない。私はこんなふうに感じるが、あなた方はまた違う感じ方をするだろう・・・というのが記事を書く上での基本姿勢のつもりである。
前にも書いたが、私は日常生活や仕事を含め、普段から超が付くほどの個人主義者である。もともとそういう性向が強かったが、組織に属さず15年間もフリーランス生活を続けてきた。15年という数字には意外なものを感じる人がいるかもしれない。お前はいったい何歳なのかと。

それはさておいて、フリー生活4年目くらいから2年間ほど業界団体に関わったことがある。業界団体といっても、フリーランサーは一握りで、企業の経営者や社員、志望者など立場の違う人たちが集っており、利害が一致するはずもなかった。その2年間、“うざい”ことだらけで嫌気が差した。個人主義傾向にいっそう拍車がかかってしまった。

こんな私だが、この件に関しては、反対の意を表明したいと思う。人権擁護法案である。

この法案の詳細や潜在的問題点については、「人権擁護(言論弾圧)法案反対!」ブログや「人権擁護法案特設サイト」ブログに譲るとして、筆者がこの法案に反対する理由を簡単に述べる。

  • 一個人主義者として、この法案は筆者になんのメリットもない。
  • 当たり前のことだが、この法案がいったん可決されてしまうと、反対のしようがなくなる。


だから反対するのなら今のうちである。法案が可決され、人権委員会が発足した暁には、法律に服従しない者だけでなく、“人権委員会に服従しない者”もまた“人権を侵害している”として懲罰されることになるおそれがある。

よって私も本法案に断固反対の立場を取りたいと思う。

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この記事へのコメント

1. Posted by 玲子   2005年03月12日 17:17
私も人権擁護法案に反対の立場をとっています。
自分なりにコツコツと調べてあげてこの結論に至りました。

歴史や政治、国際状況などを知れば知る程、頭と胃が痛くなってしまいます。
(胃の方は多分ストレスとコーヒーの飲み過ぎですが…)

人権擁護法案に関してではありませんが、最近でも、
あまりの衝撃にPCの前でひっくりかえってしまいました(笑)



2. Posted by miccckey   2005年03月13日 00:16
>玲子さん

》人権擁護法案に関してではありませんが、最近でも、
》あまりの衝撃にPCの前でひっくりかえってしまいました(笑)

え? なにか衝撃的なことがあったのですか? 
3. Posted by 玲子   2005年03月14日 19:55
はい。
と言っても事件などではなく、現代史を調べてて知った裏事情なんです。
ネットでの情報交換、情報発信に脅威を感じて弾圧したくなるのも理解できますね。
もちろん言論弾圧なんて許せませんが。

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