2005年02月20日
スペインにペドロ・カヴァダスというお医者さんがいる。彼はマイクロサージェリー(顕微鏡下手術)技術による再建手術のエキスパートである。先日、彼はケニアから運ばれて来た12歳と14歳の2人の少年にペニスの再建手術を行った。
こういうケースでは、切断されたペニスが低温で保存されていれば、それを元どおり接合することができたりするのだが、ペニスは残されていなかった。このため、体のほかの部分の皮膚組織などを使ってペニスが再建された模様である(詳細は不明)。
こういうケースでは、切断されたペニスが低温で保存されていれば、それを元どおり接合することができたりするのだが、ペニスは残されていなかった。このため、体のほかの部分の皮膚組織などを使ってペニスが再建された模様である(詳細は不明)。
再建手術は成功し、少年たちは元気を取り戻したという。排尿のときにカテーテルを使う必要もなくなり、ごく普通の子供のように、ふざけたり、わんぱくに動き回ったりしている。
さて、少年たちは、なぜペニスを切り取られなければならなかったのか? アフリカには、割礼や性器切除の風習が根強く残っているが、割礼が失敗したからではない。
少年たちは、見知らぬ男に薬物入りの食べ物か飲み物を与えられ、意識を失っている間に、ペニスを切り取られた。2人の少年のうち、1人は切断されている途中で意識が戻り、かなり抵抗したため、ペニス以外にも無数の傷を負っていた。片方の耳も切り取られてしまった。
彼らのペニスは、薬の材料にされてしまったのだ。童貞の男の子のペニスからHIV/AIDSの特効薬が出来るという迷信のために。
カヴァダス医師が設立した財団法人“Fundacion Pedro Cavadas”では、スペイン本国での医療活動のほか、あらゆるタイプの再建手術を無償で行う活動をケニアで展開している。このため、カヴァダス医師はケニアの風習にも詳しいようだが、「ケニアの部族の間に、童貞の少年のペニスを切り取って薬にするというような伝統的風習はない」と断言している。最近になって、その手の迷信が広まっているのだと思われる。
このブログで記事にしようと思ったこともあるのだが、南アフリカ共和国では女の赤ちゃんがレイプされる事件が多発しており、それもまた同じような迷信に基づいている。乳児をレイプするとAIDSが治ると信じられているのである。
さて、“Fundacion Pedro Cavadas”のWeb サイトには、さまざまな再建手術の実例が写真付きで紹介されている。かなりショッキングな画像も含まれているが、興味のある人はどうぞ。(ただ、この“財団”とやらには、かすかに胡散臭いものを感じないでもないのだが)。
なお、少年たちのペニスが再建されたと言っても、それはあくまで形態上の復元と排尿機能の回復を意味するだけだろう。まだ少年たちが駆使したはずもなかったはずの肝心の機能の方は、永久に失われてしまったに違いない。ヒドイ話である。
■ Source: My Way News (Reuter) - Spain Doctor Rebuilds Penises Cut Off for AIDS Cure
【Amazon】“再建手術”関連の書籍
さて、少年たちは、なぜペニスを切り取られなければならなかったのか? アフリカには、割礼や性器切除の風習が根強く残っているが、割礼が失敗したからではない。
少年たちは、見知らぬ男に薬物入りの食べ物か飲み物を与えられ、意識を失っている間に、ペニスを切り取られた。2人の少年のうち、1人は切断されている途中で意識が戻り、かなり抵抗したため、ペニス以外にも無数の傷を負っていた。片方の耳も切り取られてしまった。
彼らのペニスは、薬の材料にされてしまったのだ。童貞の男の子のペニスからHIV/AIDSの特効薬が出来るという迷信のために。
カヴァダス医師が設立した財団法人“Fundacion Pedro Cavadas”では、スペイン本国での医療活動のほか、あらゆるタイプの再建手術を無償で行う活動をケニアで展開している。このため、カヴァダス医師はケニアの風習にも詳しいようだが、「ケニアの部族の間に、童貞の少年のペニスを切り取って薬にするというような伝統的風習はない」と断言している。最近になって、その手の迷信が広まっているのだと思われる。
このブログで記事にしようと思ったこともあるのだが、南アフリカ共和国では女の赤ちゃんがレイプされる事件が多発しており、それもまた同じような迷信に基づいている。乳児をレイプするとAIDSが治ると信じられているのである。
むごたらしさ10 | ■■■■■■■■■■ |
さて、“Fundacion Pedro Cavadas”のWeb サイトには、さまざまな再建手術の実例が写真付きで紹介されている。かなりショッキングな画像も含まれているが、興味のある人はどうぞ。(ただ、この“財団”とやらには、かすかに胡散臭いものを感じないでもないのだが)。
なお、少年たちのペニスが再建されたと言っても、それはあくまで形態上の復元と排尿機能の回復を意味するだけだろう。まだ少年たちが駆使したはずもなかったはずの肝心の機能の方は、永久に失われてしまったに違いない。ヒドイ話である。
■ Source: My Way News (Reuter) - Spain Doctor Rebuilds Penises Cut Off for AIDS Cure
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1. AIDSの特効薬ためにチンコを切られた少年 [ Gay News−ゲイニュース(同性愛関係ネタ)@まとめ− ] 2006年03月17日 04:21
記事元→なんでも評点
怖いわ〜。
>少年たちは、見知らぬ男に薬物入りの食べ物か飲み物を与えられ、意識
>を失っている間に、ペニスを切り取られた。2人の少年のうち、1人は
この記事へのコメント
1. Posted by 高橋 2005年02月20日 06:44
この記事、こちらに詳細が出てます。
エイズ治療といって切り落とされた少年の男性器が復元
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081108692477.html
それにしてもペニスから作った薬ってどんなものなんでしょうね(笑)
エイズ治療といって切り落とされた少年の男性器が復元
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081108692477.html
それにしてもペニスから作った薬ってどんなものなんでしょうね(笑)
2. Posted by miccckey 2005年02月20日 15:19
>高橋さん
もう日本語に訳されてしまっていたんだ。見落としていました。さすがexciteですね(笑)。
ペニスから作った薬は、人間以外のペニスならオットセイとかトラとか、いろいろあるようです(トラのペニスはワシントン条約違反になりますけどね)。
アフリカ諸国ではHIVポジティブが人口の数割を占めていたりするし、その中でも裕福な層の人たちがそういう薬を高額で買い求めたりするのかもしれません。
もう日本語に訳されてしまっていたんだ。見落としていました。さすがexciteですね(笑)。
ペニスから作った薬は、人間以外のペニスならオットセイとかトラとか、いろいろあるようです(トラのペニスはワシントン条約違反になりますけどね)。
アフリカ諸国ではHIVポジティブが人口の数割を占めていたりするし、その中でも裕福な層の人たちがそういう薬を高額で買い求めたりするのかもしれません。
4. Posted by Click At this website 2014年05月11日 13:55
ecig mod なんでも評点:AIDSの“特効薬”という迷信のためにペニスをカットされた少年たち