クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:大変だ、死体が息をしているぞ!

2005年01月28日

大変だ、死体が息をしているぞ!


米国ノースカロライナ州で自動車にはねられて“即死”したラリー・グリーンさんが死体安置所から病院に移された。“死体”が呼吸をしていることに検視官が気づいたからである。

グリーンさんは暗い交差点を横断しているときに事故に遭った。現場に駆けつけた救命士がその場で死亡と診断した。
検視官のJ.B.パーデュー氏も現場に呼ばれたが、その場ではグリーンさんを検視しなかった。「医療処置を施したり、生死を判別することは、私の職務に含まれていないからです」と答えている。

グリーンさんの呼吸は非常に浅く、注意深く観察しなければ見過ごしてしまうほどだったという。パーデュー検視官は救急チームを急遽召集し、グリーンさんを死体置き場から病院に移送した。グリーンさんは重体だという。

なぜ死亡と診断したのかなどを調査中とのことだが、いくつかの救命救急チームに対し給与減額処分が既に言い渡されている。

しかし変な話だ。呼吸はともかく脈拍はどうだったのだろう? 脈がないのに息をしていたのだろうか? それに、現場で診察することは自分の仕事ではないと言うJ.B.パーデュー氏の歯切れ悪さも気になるところだ。じゃあ、彼は何のために現場に駆けつけたのか。

実は日本でも、これと似たことがときどき起きているようだ。たとえば、2000年の11月に次のような診断ミスがあった。

○ 死亡診断後の検視中に生存を確認される

 大阪市西成区の無職の男性(65才)が同区の杏林記念病院に運び込まれ、いったん医師に死亡と診断されながら、霊安室で西成署員の検視を受けている時に心臓が動いていることが確認されていたとする診察ミスが19日に明らかになった。男性は意識が戻らないまま4日後に死亡した。(11月20日)
引用元URL:http://www.nisseiken.or.jp/nsk01yayoi.htm


生と死は決してまぎらわしくない。だが“瀕死”と“死”はまぎらわしいのかもしれない。

まぎらわしさ4■■■■□□□□□□





■ Source: Alive after being declared dead! : HTTabloid.com 《ソースの信憑性:

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この記事へのコメント

1. Posted by アイル   2005年01月29日 02:16
おもしろい
2. Posted by すがり   2012年01月13日 01:56
っていうか、良くある事。
短時間の心肺停止から自然に蘇生するって例はよくあるし、長時間の心肺停止で死亡判定を出してから自然に蘇生するって例も意外と良く聞く話だったりする。
大概は蘇生してもそのうち死ぬ話が大半だが、蘇生時に元気に活動してから再度ポックリって話も。

そういう眉唾な話を除くとしても、土葬の墓を掘り返すと暴れた痕跡の有る死体がそこそこ見つかるって事もあるわけで。

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