2004年12月13日
日本の場合、2歳児の身長は85〜90cm、体重は12〜13kgというのが標準範囲である。海外の話だとしても、44kgの2歳児がいると言ってもなかなか信用してもらえないかもしれない。
米国オーバーンで成長中の2歳児マッケンジー・バーグランド(Mackenzi Berglund )ちゃんは、生まれたときはそんなに大きくなかったのだが、この1年で服のサイズが子供用の6号から16号まで激増。身長107センチ、体重44キロもあり、テレビのニュースにも取り上げられた。
米国オーバーンで成長中の2歳児マッケンジー・バーグランド(Mackenzi Berglund )ちゃんは、生まれたときはそんなに大きくなかったのだが、この1年で服のサイズが子供用の6号から16号まで激増。身長107センチ、体重44キロもあり、テレビのニュースにも取り上げられた。
- TheOmahaChannel.com - News - Auburn 2-Year-Old Is Size Of 11-Year-Old
ニュース映像を見るには: 上のリンクをクリックし、表示されたページ上のVideoと書かれた枠をクリック。再生用ウィンドウが表示されたら、ビデオがロードされるまで待つ。最初CMが流れるが、その後、ニュース映像が再生される。もちろん英語。
体重だけで言えば、11歳児に相当する(米国データ)。その異常なほどの成長ぶりに両親が心配しないわけがない。米国中の専門医を訪ねて診てもらった。何らかの発育過剰症にかかっているが、その原因は不明だという。44キロも体重があるが、肥満ではないと診断されている。
そりゃそうだろう。栄養が不足していない限り、2歳児には脂肪がたっぷり付いている。顔が丸々していて、前腕部にも段があるのが普通。ニュース映像を見ても分かるが、マッケンジーちゃん(女の子ですよ)の体型は明らかに2歳児のものである。ほかの2歳児と比べてずば抜けて大きいが、相似形は維持されているのである。
しかし2歳児体型のまま44キロもの体重があると、バランスを取るのが難しく、歩くのもままならない。関節にも負担がかかる。保育園でも、マッケンジーちゃんはほかの2歳児が見上げるような大きさであり、今後、彼女の心理面に生じる影響も懸念されている。
彼女の母親は、ハイペースでの成長がいつまで続くのか、このままだと普通の人生を送れなくなるのではないかと不安な日々を過ごしている。同じような成長過剰の子供を持った親がいたらアドバイスしてほしいと訴えている。
ともあれ、ニュース映像を見ると、44キロもの体重があるにも関わらず、マッケンジーちゃんの仕草や振る舞いは、まさしく2歳児のものである。体はとてつもなく大きいが、「けなげ」に生きている。
けなげさ8 | ■■■■■■■■□□ |
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