2004年06月12日
首相のまぎらわしい行動 《紛らわしさ評点 9》

小泉さんは、イタリアの首相Silvio Berlusconiさんとお手手つないで登場した挙句、イタリア語の恋歌を歌ったのだそうです。しかも歌詞の女性名詞をわざわざ男性名詞に変えて。
Berlusconiさんは小泉さんより6つ上の1936年生まれ。1994年に7ヶ月だけ首相を務めたそうですが、野党の党首として7年間を過ごした後、2001年に再び首相となったそうです。
小泉さんは、結婚歴もあるし、立派なお子さんもいらっしゃるし、純然たるゲイではないと思いますが、バイだったのでしょうか? それともゲイでもバイでもなく、自分の行動がまぎらわしいとは自覚していなかったのでしょうか?
単に「まぎらわしい行動」に過ぎなかったという前提で評価しますと、今回の小泉さんの行動は一国の首相であることを重く見て評点9に値します。
ただし、本当に小泉さんが恋に落ちたのであれば、まぎらわしさはゼロですよ。その場合、今度は「公私混同」あるいは「だらしなさ」という点から評価すべき行いということになりますね(満点に近いでしょう、おそらく)。
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携帯からのブログ閲覧に可能性を見る
- アクセスカウンター: 11 page views
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それと、このブログを携帯から見ているよという方がおられましたら、一言でいいのでこの記事にコメントつけてみてもらえませんか? このブログに限らず、LivedoorやGoo、SeeSaaなど、携帯電話からの閲覧をサポートしているホスティングサービスのブログがいったいぜんたい携帯電話からどれくらい閲覧されているのか、ネット上のどこを見ても定かな情報がない。
携帯電話からブログを投稿することばかりが脚光を浴びていますが、携帯電話からの閲覧というのは、大きな可能性を秘めていると考えています。特にパケット通信定額制が普及し始めていますからね。
ここで可能性というのには、一攫千金の可能性だってあるんじゃないかという含みもあります(笑)。
ご愛顧賜りまして・・・

このブログは、今年5月の初めごろに別のホスティングサービスで立ち上げた後、5月19日に現在のLivedoor blogに移転したので、ぼちぼち1ヶ月になろうとしています。ウェブログという仕組み自体は、もっと前から非公開用途に使用していたのですが、あちこちにping(更新通知)を送るブログを立ち上げたのは、このブログが初めてでした。
こうしてたくさんの人に投票していただけているというのは、とても励みになります。特に『週刊ブログ王』は、このブログからランキングページにアクセスするだけでは投票されず、ランキングページからこのブログにアクセスしたときにのみ1票とカウントされる方式になっています。アクセスログを見ていて分かったのですが、いったんランキングページに移動した後、このブログに入りなおしてくださっている人も多いようで感謝しています。
今後、このブログがどういう方向性を持っていくのか、書いている本人にもよくわかっていないところがありますが、まあひとつのライフワークみたいなつもりで、書き進めて行きたいと思います。
そうそう、紛らわしい(失礼^^;)名前の『ブログ王 決定戦』もぜひご覧になってくださいね。このブログ以外にも、ランキング参加のブログは個性派ぞろい。お気に入りのブログが見つかるかもしれませんよ。
2004年06月11日
ラーメン屋にトラックバック 《ありえる度 1》
企業、飲食店、個人商店など、経済活動にかかわるあらゆる事業体がほかの事業体にトラックバックすることを合法化および奨励する法律なのだ。各事業体には、トラックバックの受け入れが義務付けられた。ラーメン屋の場合は、外で行列しているお客を他店が自分の店に誘導しても文句を言ってはいけないのだ。
「バックします・バックします・バックします」と何度も繰り返しながら、トラックではないがマイクロバスが『ブロ°具』の店先にバックしてきた。トラックバック法の成立と同時に、この手のトラックバック移送業者が急増している。
店先に行列していた人の半数以上がマイクロバスに乗り込んだ。一定の基準を満たしているラーメン屋のうち、現在客席に空きのあるほかのラーメン屋を自動検索して客を運んでいくのだ。
なーんてお馬鹿なことが「ありえる度」は、さすがに1くらいかな。トラックバックを現実世界に適用したらどのようなことになるのかという一例として書いてみました。筆者的には、面白いネタがいろいろ浮かびそうなので、シリーズ化させる予定。
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拡張カタカナ文字? 《ありえる度 2》
たとえば、母国語を英語とする外国人が多少日本語を話せて、「気持ち悪い」と言ったとき、日本人の耳には「肝・血ぃ悪い」と聞こえがち。気持ち悪いという意味のkimochiwaruiでは、kiのiとchiのiを無声化して発音しないといけないんです。だけど、普通にローマ字表記されたものを英語系外国人が読むと、どうしてもkiとchiをはっきりと発音してしまう。(英語で書かれた日本語学習用テキストブックには、無声化記号(/)を文字にスーパーインポーズしているものもありますが)。
「母音の無声化」ってどうやればいいの?なんて聞かないでね。普通に「気持ち悪い」と発音できていれば、無意識でちゃんと母音を無声化できているんですから、それ以上理屈で考えるのはやめておきましょう。理屈で考えると分からなくなることって多いでしょ?
日本人はこういう微妙な母音変化をらくらく使いこなしているんだけど、子音の種類が多く、一音節に複数の子音が含まれがちな英語の発音は日本人には難しかったりする。よく言われるのがLとRの区別。特に、カタカナ語から覚えてしまった英単語って、LとRを混同してしまいがち。
そこで筆者は、カタカナ語はしょせんカタカナ語だけど、もっとカタカナを増やすべき・・・と提言してみようかな。たとえば、LとRは次のように区別する。
R ― ラ リ ル レ ロこれだと、物を書くのは「ライター」火を点けるのは「ラ°イター」と区別できるわけ。ほかにも無声音θを区別するために、「サ°〜ソ°」みたいな表記も考えられますね。L ― ラ°リ°ル°レ°ロ°
今後、このような拡張カタカナ文字が採用される「ありえる度」は、2くらいしかないかな。カタカナを拡張しても、音節の問題は解決されないし(そこまで日本語を改造する必要もないわけだけど)。
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2004年06月10日
100分の1の確率
【共同通信記事より一部引用】自殺者は約3万2000とのことですが、自殺であっても自殺と報告されないケースもかなりありそうに思います。逆に他殺なのに自殺扱いになっているのかもしれないケース (たとえば、徳島自衛官変死事件とか) もあるんでしょうね。昨年1年間に死亡した人はインフルエンザ流行や自殺の増加が影響して約101万5000人・・・(中略)・・・自殺者は約3万2000人と過去最多だった。
年間、100人に1人は死ぬという計算になりますね。つまり単純に言えば、筆者もあなたも去年のうちに死ぬ確率は1/100だったけど、幸いなことに生き延びることができたってこと。ラッキーだったと思っておきましょう。
以上、なんのヒネリもオチもない番外記事でした。
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なるほど、そういうことか - Livedoor のコメント多重投稿《ずさんさ評点 8》
最近はあまり更新もされてないみたいだし、なんでこのブログが総合ランキング上位なのか分からなかったが、なんだそういうことか。
システムには必ず穴があって、その穴を突かれるとこういことになるという好例かもしれません。
このケース、ここまで事態がひどくなるまで放置したLivedoorさんのずさんさ評点は8と評価します。
トラックがバックするときのしつこさ 《まぎらわしさ評点 7》

そんな新単位の1つとして、「バック」という単位があります。トラックがバックするときに、自動音声で「バックします・バックします・バックします・・・・」と繰り返すしつこさを1とする単位なんですね。
ブログというものを全然知らない人が「トラックバック」という言葉を聞いたときまず脳裏に浮かぶのは、このようにトラックがしつこいセリフを機械的に繰り返しながら、あるいは深夜の静けさを無視して同じセリフを繰り返しながらバックする姿でしょう。
しかし、本当は英語のつづりからして異なります。自動車のトラックはtruck、トラックバックのトラックはtrack。紛らわしさをさけるために、ブログの方は英語の発音に少し近づけて「トリャックバック」とでも表記するのがよいような気もしますが、「トリャック」なんて書くと「トリック」と読み違えられやすいし、だいいち気持ち悪い。
それはともかく、trackbackという用語は、ほかの多くのIT関連用語と同じくカタカナ外来語として扱われています。深く考えずに字面だけで訳すなら「逆追跡」などの訳語が考えられます。「逆探知」は違う意味で使われているのでまずいだろうし。機能に即して考えれば「逆リンク」でいいと思うのですが、リンクがカタカナ語のままではまずいので「逆連鎖」とでも訳すんでしょうか。
というか、一応この方面の専門家として言わせてもらうと、新しい概念を指す言葉を誰かが無理して訳す必要なんかないんですよ。新しい概念に無理に訳語を付けても、浸透させるのが大変だし、みなが同じ訳語を使うとは限らず、用語の標準化が図れなくなります。もっともカタカナ語の場合でさえ、「ウイルス」と「ウィルス」みたいな細かい表記のゆらぎはあるのですがね。
外来語でも立派に漢字化され、今や純粋な日本語だと信じられていて、しかも中国に逆輸入までされている「社会 (=society)」のような言葉もありますが、訳された時代が時代だけに可能だったと言えるかもしれません。今のように、新しい概念が急速に浸透・普及していく時代には、ゆっくり漢字訳語を定着させていく余裕がないのです。もっとも、漢語自体が本来は外来語だったんですがね。
もっとも、これは、新しい概念を導入するときに限った話です。
コンセンサスとか、エンパワーメントとか、インセンティブとか、ほぼ同じ意味の日本語または定着した訳語があるのに、あえてカタカナ語を使うのは、自分がインテリであると示したい、よく分かっていない相手をだまくらかしたい、ツッコミを入れられたときの逃げ道 (たとえば、インセンティブと報償とでは、少し意味に違いがあるとか) を作っておきたい、などの理由があるのでしょうか。符牒や隠語としてカタカナ語が使われている場合もありそうですね。この話題は、いつかまた別の記事で言及したいと思います。
さて、トラックのバックしますがしつこい話に戻りますが、人気ブログに対するトラックバックspamも相当しつこいみたいですね。Livedoorブログ ランキング上位の馬鹿な私の日々も執拗なspam攻撃を受けているようで・・・
そうそう、「トラックバックする」と「トラックがバックする」のまぎらわしさ評点はブロガーが思っているほどブログが世間に知られ渡っていない現段階では、7くらいに評価しておきましょう。
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2004年06月09日
ブログが悪者にされる《ありえる度 9》
だけど、ネットがからむと、いつもネットが悪者にされますよね。要するに「エスタブリッシュメント」の問題なんでしょうか。メディアにしても教育機関にしても政府機関にしても、上層部の人のコンピュータリテラシはまだまだ低いといえるでしょう。カタカナ語ばかり使って済みません。わざとなんです。たいていどこの組織でも上層部の人はカタカナ語を出されると知ったかぶりしがちでしょ?
要するに、エライサンにとってコンピュータはまだまだ「舶来品(一般には死語)」であって、自分から使いこなすものじゃない。運転手付きのハイヤーに乗ってる気分で、秘書や部下に入力させておけばいい。それに対するアンチテーゼとして、社長ブログが流行してるんでしょうけど。
さて、ぼちぼち、ブログの世界にもババヌキのジョーカーが回ってきそうですね。たとえば、次のようなことが考えられます。
- ブログのコメントを通じたバトルで恨みを持った人物が相手を監禁して立てこもり
- ブログのランキング争いが少年の集団暴行事件に発展
- トラックバックに飽き足らず、リアルワールド・トラックバックなるストーカー行為が流行
本件の「ありえる度」はかなり高く、9点と評価いたします。
【7月31日付記】
究極には、ネットは信頼度が低く、ウソが多いという見方をされがちなのかも。夕刊フジBLOGの記事「ネットアイドルのスカウトを提案…会ってみたら写真修正だった!」でも、所詮、ネットはバーチャルな世界でしかないという結論が出されています。
写真修正は論外としても、実際にきれいな女性でも予想外に暗い性質の女性が多いという記述があるのですが、これには疑問符を付けたい気がします。日常生活の自分とは別人をネット上で演じているというわけだけど、最近のタレントって地のキャラで勝負するんでしょうか? 別の自分を演じるのは、タレント業に必須の才能の1つかと思っていましたが。
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2004年06月08日
コンピュータ→人感染?《ありえる度 7》
インターネットに繋がったPCが何台も置かれていた。四人組は、自分たちが世界的に超有名なテロリスト組織のメンバであることを山田さんに話した。そして、山田さんにとんでもないことを命じたのだ。
拉致した4人組には含まれていなかったもう一人の外国人がいた。その男は、かなり流暢な日本語を操る。たぶん、日本で10年は暮らしてそうに思われる。しかし、山田さんを博士と信じている点に違いはなかった。
「コンピュータウィルスではなく、病原体のウィルスの話から入りましょう。鳥インフルエンザが流行したのも、わが組織の仕業だったのですよ」と男が言う。山田さんは、本気にしなかった。ハッタリに違いない。
まぎらわしい人名《まぎらわしさ評点 7》

- 小学生のころ
「やーい、ふじたた、ふじたた」 - 中学生のころ
「おーい、ふじでんでん、元気かあ?」 - 入試会場で
「答案用紙には、ちゃんと氏名を記入しなさい。しかも、田の字がダブってるぞ」
「ヤマダハカセですね」と、多少日本語のできるらしい男が山田さんに確認した。
「え、ひろしと読むんですよ。ハカセじゃないです」
「ウソを付くでないぞ。お前がコンピュータウィルス研究の有名のヤマダハカセのことは調査済みのことよ」
「だから、ハカセじゃないって。たしかにウィルスの専門家ではあるけど」
「うるさい。一緒に来てもらうぞ」
相手が外人だったせいもあるのか、妙に現実感がなく抵抗する気にもなれなかった。山田博士という博士がいるのだろうか・・・と、山田博士さんはぼんやり考えながら男たちに両脇を固められたまま、クルマに乗せられ、拉致されて行った。
というような場合のまぎらわしさは、評点7くらいとしておきましょう。日本人の人名は、諸外国に比べバリエーションが豊富なため、少々日本語ができる程度の外国人には非常にまぎらわしかったりします。
え、これで話が終わり? と思ったあなた、実は、この話には続きがあります。キーワードは「異種間感染」。
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人力発電が地球を救う?《ありえる度 7》
筆者は、ジム通いをほぼ日課としていまして、少なくともエアロバイクだけは必ず漕ぐようにしています。毎月、エアロバイクの走行距離は500キロにも達していたりします。常々、自分が消費するエネルギーの無駄さについて考えてきました。資源を大事にしようという世の中の流れと、有酸素運動には相容れないものがあるのではないかと。
ヒマ新聞に記載のこの記事は、もちろん記者のalfanasu氏が「信じること、これ能わず」と書いておられるように捏造ですが(笑)、食べたものを無駄に脂肪にして体に蓄積するよりは、こうして電力に変える方がはるかに資源を有効活用できます。
おおがかりな電力事業とするのには無理があるとしても、個人用にエアロバイク型発電機を売り出してもいいのではないでしょうか? ペダルを漕ぎ続けないと電源が切れてしまうパソコンというのも、運動不足になりがちなデスクワーカーにうってつけなので、企業単位での購入もあるかもしれません。そういうベンチャ、誰かやりませんか?
政府主導の新事業は何かと失敗しがちですが、民間主導の人力発電普及なら、ありえる度7くらいには評価できそうに思います。
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