(評)不幸中の幸い度
2006年11月11日
脳内に釘が打ち込まれてしまったのに痛みを感じなかった大工さん
“脳は痛みを感じない”というのは有名な話であり、真実である。映画『ハンニバル』でも、レクター博士がそう言いながら、頭蓋骨を取り外された哀れな男に自分自身の脳を食べさせるシーンがある。オーストリアで大工をしている30歳の男性も、脳に釘が刺さったが痛みをまったく感じなかったという。続きを読む
2006年11月08日
胸ポケットに入っていた小型バイブルがライフルの弾丸を食い止めて男性の命を救った
懐中時計やペンダントや銀貨やお守りが銃弾を止める。フィクションの世界でしばしば描かれる“九死に一生”シーンである。いや、実際に胸を撃たれたがブラの針金のおかげで命拾いした女性の話や、腹を撃たれたが分厚い脂肪のおかげで大事に至らなかった男性の話を当ブログで取り上げたこともある(リンクは本稿末尾)。今回は、2冊の小型バイブルが男性の命を救ったというお話。続きを読む
2006年10月18日
左の睾丸が屋根に釘付けになってしまった職人
われわれは何かに心を奪われると、その場に釘付けにされてしまったり、視線を釘付けにされてしまったりする。これはあくまで比喩的な表現である。だが、オーストリアには屋根に物理的に釘付けにされてしまった男性がいる。しかも、釘付けにされた部位は睾丸だった。続きを読む
2006年08月15日
5匹の子猫を熱した天ぷら油に入れてフライにしようとした男
日本や他のアジア諸国では、魚介類を生かしたまま加熱調理することがよくある。たとえばドジョウを生きたまま鍋に入れて加熱する料理がある。最終的にドジョウは豆腐の中に潜り込んで息絶える。アワビやサザエなどは、たいてい生きたまま火にかけられる。生きた食材(海老、鮎、白魚など)に衣を付け、熱した油の中に投入することもある。続きを読む
2006年07月23日
水中キスによる空気口移しで九死に一生を得た少年
7月15日のこと、米国フロリダ州オーランドの南フロリダ病院に14歳の少年アルジュウォン・ピプキン君が意識不明の重体で運び込まれてきた。脳のスキャンを取ったところ、異常が認められた。アルジュウォン君は、水中に少なくとも7分間沈んでいた。酸素不足により、脳が損傷した可能性があった。続きを読む
2006年04月06日
ジェットコースターに揺られたおかげで脳腫瘍が早期発見された女性

2006年03月25日
運転中の男性の心臓が停止、木に激突、そのショックで蘇生
普通、“九死に一生を得る”という表現は、絶体絶命の事故に遭いながら奇跡的に助かることを意味する。しかし、事故を起こしたおかげで九死に一生を得たロナルド・マンさんという77歳の男性が英国ハンプシャー州にいる。運転していた車がドンピシャのタイミングで立ち木に激突し、ステアリング・ホイールで胸を強打したおかげで命拾いしたのである。続きを読む
2006年03月23日
1歳7ヶ月の男児の肺の中にネジが見つかる
ドイツのボンで、数週間にわたって咳などの症状に苦しんでいる1歳7ヶ月の男児が病院に連れられてきた。男児を診察したSankt Augustin病院の医師たちは、慢性ぜんそくの疑いがあると判断した。続きを読む
2006年03月08日
厚さ15センチまで堆積したウンコの上に落ちたので助かった男性
英国ウェスト・ヨークシャー州クレックヒートンで、アラン・ウェブスターさん(41歳)という男性が飼っている3歳のタカ、ナーラが鳥小屋から逃げ出した。アランさんは、友人のフィル・ハリソンさん(52歳)と共に町中を捜したが、ナーラの姿はなかなか見つからなかった。そして、3日後になって、操業停止した工場の煙突の先端にナーラが止まっているのをようやく見つけ出すことができた。2月11日のことである。続きを読む