2004年10月16日

理系職業ワーストランキング:第1位「肛門イボ研究者」、第4位「タンポン生搾り係」 - Popular Science誌11月号より


米国Popular Science誌11月号には、同誌エディターが選んだ今年度の理系職業ワースト ランキング (The Worst Jobs in Science) が掲載されている。ここでは、第1位〜第4位までを紹介しておこう。

第1位に輝いたのは、Anal-Wart Researcher (肛門イボ研究者)という職業である。

カリフォルニア大学でAnal-Wart Researcherとして働いている臨床看護師(nurse-practitioner:ナース・プラクティショナー)のネイオミ・ジェイさんは、一日に15人の尻を観察している。そのうち3分の1の人の肛門付近にイボが見つかる。ジェイさんは、感染症専門医のジョエル・パレフスキーさんと共に、肛門の痛みを伴う性感染症に関する臨床研究に取り組んでいる。「パレフスキー医師がお尻の王様で、私がお尻の女王様なのよ」とジェイさんは自慢げに言う。

人間誰しも一生のうちに肛門周囲のイボを患うリスクが10パーセントある。その中でも最も悪性が高いのは、ヒト乳頭腫ウイルス (HPV:human papillomavirus)によるイボである。このウイルスは、女性の子宮頚ガンや男女両性の肛門ガンの原因にもなる。このウイルスに感染しているかどうかを調べるには、ジェイさんのように高度な訓練を積んだ臨床看護師に肛門周辺を入念に観察してもらう必要があるのだ。

「肛門のイボは数インチの長さまで巨大化して、肛門の開口部を塞ぐこともあります」とジェイさんは言う。

明るい話はないのかと聞かれて、「13年間もこの仕事に携わっていながら、まだ2回しか放屁されたことがないのが救いかしら」とジェイさんは答えている。

第2位は、Worm Parasitologist(寄生虫研究者)。文字どおり、日夜寄生虫の研究に取り組んでいる人たちである。

第3位は、Lab-Animal Veterinarian(実験室勤務の獣医)。獣医でありながら、人間のための動物実験に携わっているという矛盾を抱えた職業である。

第4位は、Tampon Squeezer(タンポン生搾り係)。

豪州Royal Women’s Hospitalのスザンヌ・ガーランドさんが率いる研究チームでは、性感染症の疫学調査手段としてタンポンを使用している。調査人口が大きい場合は、普段から使い慣れていて自分で装着できるタンポンが最も優れているという。

通常、このような検査では遠心分離機が使用されるが、タンポンは本来、液体を内部に保持するように設計されているため、遠心分離機は用をなさない。そのため、手作業でタンポンから液を搾り出す必要があるという。当然のことながら、この作業は手袋装着の上で行われる。

これ以降の順位については割愛するが、興味のある人は下記Web ページをご覧いただきたい。

The Worst Jobs in Science: The Sequel - Popular Science
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1. 育毛の特効薬=ホクロが貴方を救う  [ エイプ・リルフール ]   2004年10月17日 20:03
髪の毛の悩みよさらば!育毛の特効薬が発明された。特効薬の主成分は人体のホクロ。天然成分ゆえ副作用の心配も少ないという。 特効薬を発明したのは、お茶の木博士。博士はかねてより、ホクロに太い毛が生えることに着目し、実験を続けていた。 長年の改良実験の結果

この記事へのコメント

1. Posted by updated blog post   2014年05月10日 19:17
vaping liquid なんでも評点:理系職業ワーストランキング:第1位「肛門イボ研究者」、第4位「タンポン生搾り係」 - Popular Science誌11月号より

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