2004年09月02日

8歳児が偽札でお買い物《びくびく度2》


日本に限らず、どこの国の子供たちの間でも、お店屋さんごっこは人気のある遊びの1つだ。おもちゃや家の中にある小物に適当な値段を付けて、お互いに売ったり買ったりする。たとえば、ミニカーの値段がいちおくまんえんしたりすることもあるだろう。

スウェーデンのクローネ紙幣お店屋さんごっこをよりリアルに楽しむには、手作りの紙幣があった方がいい。たとえば、ノルウェーの子供なら、200クローネや500クローネの紙幣をクレヨンと紙で作ったりする(1クローネは約16円)。

ところが、8歳の男の子が200クローネ紙幣と500クローネ紙幣をカラーコピーで偽造してしまった。そのできばえがあまりにもリアルなので、本当のお店屋さんで使ってみたい気になってしまった。


いつもお店屋さんごっこのパートナーをしている仲良しの8歳の女の子と一緒にスーパーマーケットに出かけ、キャンディを買うことにした。レジ係は、女の子が200クローネ紙幣を差し出したとき、まさか偽札だとは思わなかった。だが、その手触りですぐに偽札だとわかったという。

スーパーマーケットの責任者は、まさか幼い子供が偽札で買い物をするなんて予想もしておらず、心底びっくりしたという。二人の子供は警察に引き渡されたが、もちろん父兄が呼び出されただけで、罪には問われなかった。

この二人の子供は、捕まった時点で初めて、お金をコピーして使うことが「いけないこと」なのだと実感したようである。罪の意識なんてほとんどなく、コピーが本物として通用するかどうかを試してみたかっただけなのだろう。たぶん、コピーがそのままお金になってしまうことへの期待が大きく、「びくびく」ではなく、ただひたすら「わくわく」したまま実行に移したのだろう。

よって、本件の「びくびく度」はほぼ最低点の2ポイントくらいしかなかったのではないかと推測したい。「びくびく度」という評点項目は、これまであまり説明をせずに取り上げてきたが、自分の計画や行動が良くない結果を招く可能性を認識しているかどうかを示す指数でもある。

びくびく度2■■□□□□□□□□


ところで、炉痛通信ブログで連日報告されているように、立派な大人、特に社会的信用のある大人が恥ずかしい犯罪で捕まるケースがかなり多い。「びくびく度」の高さを半ばマゾヒスティックに楽しんで、恥ずかしい犯罪に及んでいるのかと思えることもあるが、むしろ「びくびく度」よりも「わくわく度」が勝っている場合の方が多いのではないか。

社会的信用のある立場に就く人の中には、大人になりきれていない大人が意外と多いのかもしれない。いわゆる「アダルトチルドレン」のことである。親の前でよい子を演じ続け、反抗期を通過せずに大人になったツケが今頃になって回ってきているようなケースが多いのではないかと読んでいる。この話題については、また記事を改めて述べてみたいと思っている。




■ News Source: AFTENPOSTEN - Eight-year-old counterfeiter nabbed

■ 関連記事: 友達に裏切られたSasser作者の少年の素顔《びくびく度3》

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