クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:ChatGPTが持つ衝撃の創造力 ― 実は物語作るのも得意

2023年02月18日

ChatGPTが持つ衝撃の創造力 ― 実は物語作るのも得意


◇ChatGPTは、これからのIT界を激震させるのだろうね。チャットという言葉に騙されてはいけない。AIとの対話にチャット方式を使えることを意味しているだけ。チャットを通じて、いろんなことをAIに頼めるわけだ。

上の文は正しい? とChatGPTに聞いてみた。

ChatGPTは、AIによる対話に特化した大規模な言語モデルです。一方で、ChatGPTを通じていろんなことをAIに頼むことができるという点については、一般的に言えることです。ただし、ChatGPTがIT界を激震させるかどうかについては、これまでのところはまだ判断がついていません。

また、チャットという言葉が騙されることはないかもしれませんが、ChatGPTを含めた多くのAIシステムが、チャットインタフェースを介してユーザーと対話を行っています。このような対話形式は、人間とAIのやりとりを直感的に行うことができるため、幅広いユーザーに利用されています。


この回答はクソ真面目で面白くない。ChatGPTの日本語力は、Google TranslateやDeepLを凌いでいると思われるのだが、「チャットという言葉が騙されることはない」という日本語はおかしい。

次の対話はどうかな。

◇死刑大国トップ3が米国、中国、イランであるとしたら何が言える? (なお、本当は米国で死刑の執行件数が最近減っているので、米国はトップ3から脱落しているはず)。

死刑大国トップ3が米国、中国、イランであるという事実から、いくつかの考察ができます。

人口が多い国ほど死刑執行数が多い傾向がある可能性がある。米国、中国、イランは人口が多い国であり、その人口密度が高いため、死刑執行数が多いということができます。

死刑を執行する理由は国によって異なる可能性がある。米国は殺人、テロ、売春などの重罪が死刑の対象である一方、中国は経済犯罪や政治犯罪が死刑の対象であることが知られています。イランは、麻薬密売や強姦、同性愛行為などが死刑の対象であると報告されています。

死刑をめぐる議論が世界的に行われており、死刑廃止の動きがあることも事実です。死刑大国である米国、中国、イランが、死刑廃止に向けた取り組みを行うことが、国際社会からの評価を高めることにつながるかもしれません。

死刑に関する法律や手続きが、国によって異なることがあるため、死刑執行において人権侵害が発生することがあるかもしれません。死刑大国である米国、中国、イランが、死刑執行において人権侵害が発生しないようにするための改善を行うことが、国際社会からの批判を軽減することにつながるかもしれません。


ファクトチェック能力が高い(米国が死刑大国トップ3だというのは私が与えた前提なのでチェックしていない)。今後、卒業論文の作成にChatGPTが欠かせなくなるね。その他、各種報告書、ランディングページや製品PRもChatGPTがないと効率的に作成できなくなる。ChatGPTは、近来稀に見るイノベーションである。

とはいえ、ChatGPTの極めつけは、フィクション作成能力か。フィクションの一部だけをChatGPTに与えてやると、その「想像力(=創造力)」がいかんなく発揮される。本をたくさん読む人が物語を書くのを得意としているのと同じなのか。学習が創造力の泉となるのか。

◇「この世界線のお父さんは、私が来たことをもう知っているわ。もう少ししたら、ヤタガラスに乗せてもらって二十一世紀へ出発するね。緑の丘に見送りの人たちが現れるわ」
この続きを考えて――と頼むと、次の長文が出てきた。

「私は彼らに手を振って、少し切ない気持ちになったけど、今度会うときは、もっと強くなって帰ってくるから、って思ったわ。
そして、ヤタガラスに乗り込んで、時間と空間を超えて未来へと向かうと、私の目の前には、きらめく星々と不思議な光景が広がっていた。遥か遠くから、未来の地球の美しい風景が見えてきた。
私はその光景に感動しながら、二十一世紀への旅を楽しんだ。そして、長い旅の後、ついに目的地に到着した。
未来の世界は私が想像していた以上に進化していて、人々は自然と調和し、科学技術の発展によって、より豊かで幸せな生活を送っていた。私はこの未来の世界に感銘を受け、自分自身も、未来のために何かできることがあるのではないかと考えた。
そして、自分がやりたいこと、成し遂げたいことを追求し、この未来の世界に貢献することを決意した。」


今後は、人間の書き手が設定を書いて、AIにその続きを書かせる繰り返しで、長編小説を書く時代が来るのではないか。AIがクリエイティビティの領域まで進出してくるなんて、想定外過ぎる(音楽や絵画/イラストの世界にも「AI汚染」が広がっているけどね)。AIに完全に負けた業界の先輩として言わせてもらえば、油断していたらすぐに仕事がなくなりますよ!



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