なんでも評点:フラグを立てるのはGoToであるという「まぎらわしさ」

2021年11月10日

フラグを立てるのはGoToであるという「まぎらわしさ」


gotoトラベル・キャンペーンを使ったことが一度もない私だが、GoToは出来るだけ使うなと言われている業界があることを知っている。主にC言語プログラミング業界がそうだ。処理の移動先を指定するgotoステートメントをなるべく使うなと言っているのだ。Basic系言語(VBA)によるプログラミングは、私が得意としているがgotoをそこまで嫌わない。

■参考記事:http://wisdom.sakura.ne.jp/programming/c/c11.html
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「gotoトラベル」という言葉が登場したとき、またまた役人が使いたがる和製英語かと辟易した人もいるだろう。だが、WordやExcelを操るVBA言語でgotoステートメントを使い慣れていた私には、あまり違和感はなかった。「gotoトラベル」という言葉を発案した人は、gotoステートメントをどこかで目にしていたのではないかと思う。

それはさておき、“死亡フラグ”などのフラグは、本来gotoで立てられるものなのだ。gotoキャンペーンは、どこかで誰かに何らかのフラグを立てたことがあったかもしれない。このプログラミング用語のフラグがいつしか小説や映画、漫画などのストーリーの中で使われるようになった。

フラグ (ストーリー):Wikipediaには、以下の記載がある。

フラグは英語では旗、プログラミングでは真か偽で表され、条件分岐などに使われる変数のことを意味する単語であるが、本項で扱うフラグは映画・小説・ドラマ・漫画・アニメ・ビデオゲームなどのストーリーにおいて、後に特定の展開・状況を引き出す事柄を指す専門用語である。伏線と同義であるものの、フラグは比較的単純で定型化された「お決まりのパターン」の含意があるとされる。


ストーリーに関するフラグは、日本発祥の言葉なのか知りたいところだが、今のところ英語の世界で育まれた言葉なのか、和製英語からの輸入なのか、どちらともわからない(ご存じの方がおられたら、ご教示願いたい)。ともかく、英語のクラウドソーシングオンライン辞書サイトとして知られるUrban Dictionary では、死亡フラグを以下のように定義している。2014年5月版と2016年11月版があるのだが、冗長になるので、ここは前者の日本語訳のみを記しておく。

Death flag:死亡フラグ

ある人の言動によりその人が死亡する可能性が高まる時点。その言動自体を死亡フラグと呼ぶこともある。

死亡フラグが立つ例:

- 999連勝を達成する
- 知っていることをすべて生徒たちに教える
- この戦争から帰ったら結婚しよう
- 重症を負っ人が、すぐに元気になると仲間に告げる
- 孤島での家族との再会に探偵を呼ぶ
- この町はこれまで100年も敵の攻撃を受けていないんだからと子供を安心させる
- 今の暮らしでは、寄生バチの大群に出くわさないことが火を見るより明らかだと指摘する
「ねえ、寄生バチの大群でも現れない限り、この結婚式が台無しになることなんてないわよね?」


上記の日本語訳は私が手作業で訳したものだが、人間翻訳者の滅亡フラグを立てる意味でも(笑)、Google AI翻訳による日本語訳を示しておこう。


【Google AI翻訳引用】
死の旗

人が今言ったことやしたことによって、人が死ぬ可能性が高く、避けられなくなるポイント。 フレーズまたはアクション自体を指す場合もあります。
死の旗を立てる方法:
-999連勝を達成
-あなたが知っていることすべてを生徒に教える
-戦争に行く前に誰かにプロポーズする
-重傷を負い、仲間に「元気になる」と伝えます
-島での次の家族の再会に探偵を招待する
-小さな子供に、100年以内に敵があなたの街を攻撃していないことを安心させます
-あなたの現在の生活の中で巨大な寄生バチの群れの明白な欠如を指摘してください

「ねえ、あなたが知っている、今この素晴らしい結婚式を台無しにすることができる唯一のものは寄生バチの巨大な群れです。」


たった5年前でも、機械翻訳の翻訳結果はそのまま使えないほどひどいものだった。結構、進歩したと思う。あと一歩で人間の翻訳に追いつけるね。―などと上から目線で論評するのも、一種の死亡フラグ(笑)。いや、笑い事じゃありません。私は英日よりも日英翻訳が本職なんだが、AI翻訳は日英の方が品質が高い。

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この記事へのコメント

1. Posted by 名無し   2021年11月11日 11:48
まぎらしさって何?
2. Posted by     2021年11月11日 13:01
修正しました😅

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