なんでも評点:軽石は砕けて水没する ― 水中数メートルの位置にある原発取水口に干渉するおそれ

2021年11月08日

軽石は砕けて水没する ― 水中数メートルの位置にある原発取水口に干渉するおそれ


小笠原の海底火山「福徳岡ノ場」から噴出し、沖縄県などに流れ着いている軽石は、九州や本州、四国にも漂着しようとしている。鹿児島県や静岡県には、原発がある。原発の冷却系統への影響が懸念されるわけだが、軽石が常に水面に浮かび続けているのなら、取水口は水深数メートルの位置にあるから、あまり影響はないかに見える。しかし、これらの軽石は実際には海中に沈むこともあるようだ。

たとえば、読売新聞の記事「軽石大量漂着 早期撤去で被害の拡大を防げ」には、

大量に打ち寄せられるとやっかいな軽石だが、一つ一つはもろく、長期的には波風で砕ける可能性が高い。小さな粒になると浮力を失い、海に沈むとみられる。


と記されている。

海中に沈むと、これらの軽石が原発の取水口に干渉するおそれがある。福島原発では、冷却系が機能しなかったがためにメルトダウンが起きた。

軽石が水中に没して漂う状態になると、原発が脅威にさらされる。こういうリスクは当然、検討議題に挙がっていると思われるが、どこまで真剣に検討されているのか。

下の映像のように、沖縄では、漂着した軽石が一夜にして消えるなどの怪現象が起きている。軽石はどこへ消えたのか? 水没しながらも海底には着底せずに漂っている(「サスペンド」している)可能性もあるのはないか?




【続報】
砕けて水没した軽石の厄介な挙動を示す映像

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