2017年04月06日

威力を10倍にまで増した北朝鮮の新たな核実験は「天の池」を爆発させ、火砕流で極東地域を滅亡させる?


こんなに美しい湖が極東の奥地に存在する。その名は天池(ティエンチ)。この美しい水面が突如として煮えくりかえったかと思うと、炎を上げて爆発し、中国東部と朝鮮半島を壊滅させ、日本にも甚大な被害をもたらす日が来ようとは誰も想像できないだろう。(写真はWikipediaの「白頭山」の項から借用した)。



米国現地時間4月6日〜4月7日にかけてフロリダ州で米中首脳会談が行われるわけだが、その前後に北朝鮮が新たな核実験を強行する可能性が高いと見られている。(参考記事: 中央日報日本語版: 首脳会談の直前、北朝鮮が核実験で「泥塗り」も)。まあ、ミサイルは昨日朝、日本海に落下したわけだが…。

しかも、北朝鮮が今回新たに行う核実験は、昨年9月の実験の10倍以上の規模になる可能性があるらしい。

米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は10日、北朝鮮北東部豊渓里にある核実験場で坑道の掘削が続いており、地形などから昨年9月に実施された5回目の10倍以上の威力を持つ核実験も可能だとの分析を発表した。(引用元:http://www.sankei.com/world/news/170311/wor1703110038-n1.htmlなど)


実は、北朝鮮の核実験場(北東部豊渓里)は、標高2740メートルにして巨大活火山である白頭山(中国名:長白山、英名:Mount Baekdu)の近くにある。その距離、わずか116 km。ますます威力を強める北朝鮮の核兵器実験が白頭山の噴火を引き起こす可能性については、昨年2月にソウル市の延世大学の研究者たちが警鐘を鳴らしている。(参考英文記事:http://english.yonhapnews.co.kr/northkorea/2016/02/17/0401000000AEN20160217010400315.html

白頭山は、近年マグマ溜まりが拡大していて、いつ噴火してもおかしくない。延世大学地球システム学科のホン・テギョン教授によると、活火山の付近で地下核実験を行うと、火山に直接の影響が生じる。核実験による強い衝撃がマグマ溜まりに影響を及ぼし、火山活動を加速させる可能性がある。

白頭山の山頂には、天池(ティエンチ)と呼ばれる美しいカルデラ湖が存在する。カルデラ湖の存在は、その火山がかつて「カルデラ噴火」を起こしたことを示している。カルデラ噴火は「破局噴火」の典型である。日本で最も強力な火山の1つとされる阿蘇山も、9万年前に破局的なカルデラ噴火を起こしている。その火砕流は九州全土を焼き尽くし、火山灰が日本列島全体を覆ったという。

日本で最も最後に起きたカルデラ噴火は、7300年前に屋久島近くの海中で起きた鬼界カルデラ噴火である。九州のみならず日本列島全体が火砕流や火山灰の影響を受け、縄文文明はこの噴火で一度滅びている。

白頭山は1903年に噴火しているが「破局噴火」ではなかった。平安時代にも噴火し、日本に火山灰が届いている。しかし、今回、前回の10倍以上の威力を持つ核兵器が北朝鮮豊渓里(プンゲリ)の地下で爆発した場合、自然のサイクルでプログラミングされていた事象をはるかに超える凄惨な結果をもたらすおそれがある。本来は1つの都市を滅ぼすように設計された核兵器が爆発したせいで、朝鮮半島および近隣の中国の各省、いやそればかりか西日本を壊滅させるほどの、人類がいまだかつて見たことのない未曾有の大災害をもたらしかねない。ちなみに白頭山から北京までの距離は600キロほど。

核実験が行われたからと言って、地球規模の話なので、すぐに白頭山が噴火するわけではなかろう。この記事の数日以内に核実験が実施されても、数ヶ月は何も起こらない可能性がある。一番被害が少なくて済むのは、北朝鮮が威力を増した核兵器を爆発させる前に、前回までの核実験を通じて蓄積された応力が引き金となって、白頭山が小さめの噴火を起こし、ついでに核実験場が使用不能に陥ることかもしれない。




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