2014年07月30日

一酸化炭素中毒で家族3人が死亡するも、4歳児がなぜか1人だけ元気に生存しているのが発見される


去る7月16日、日本とは季節が真逆で現在真冬を迎えている南アフリカ共和国ムプマランガ州のウィトバンク(Witbank)で、一家3人の遺体が見つかった。ガスヒーターからの一酸化炭素による中毒死と見られ、遺体はいずれも腐敗が始まっていた。だが不思議なことに、生存者がいた。4歳の長男である。

セス・オフェルセンさん(38歳)は学校で数学を教えながら牧師をしていたが、13日から無断欠勤していた。何の連絡もないことを不審に思った同僚が13日からオフェルセンさん宅を訪れ、ドアをノックしたが返答はなかった。

同僚は13日から16日まで毎日オフェルセンさん宅のドアをノックし続けた。16日に訪れたときは、さすがにこれは何事か起きていると確信したらしく、庭から家の周りをたどりながら中を覗き込むことにした。すると、寝室の窓から3人の姿が見えた。皆、床の上に倒れ伏していた。身動きしない。

同僚は大慌てで警察に連絡。警察が中に踏み込むと、セスさんが3歳の長女ロセスちゃんを抱きかかえたまま膝を突いた姿勢で亡くなっていた。その隣では30歳の妻のローズさんが亡くなっていた。

警察によると、推定死亡時刻は7月12日夜から13日早朝にかけての時間帯。発見された16日には、すでに死後3日以上が経過していたことになり、実際、遺体は腐敗の初期段階にあった。

しかし、4歳の長男は生きていた。発見時、寒さのためか体を震わせていたが、自由に身動きできる元気さだった。家の中には食料が残っており、それらを食べて飢えを凌いでいたと見られている。



4歳の長男は、ソーシャルワーカーの元に送られ、現在保護を受けている。いくら見た目が元気でも何らかの後遺症が生じる可能性があるため、日本なら確実に病院に入院させるところだが、これは南アの話である。現地で生活した私にも経験があるので書くが、事件や事故に遭っても怪我がなく見た目が元気なら医者は要らないというのが当地の慣わしみたいなものだ。

警察も、この坊やだけが生き残ったことは"Mysterious"だと認めている。しかし南アの話なので、3人の遺体から採取した血液で死因を特定することになっているが、それ以上の追求がなされることはなさそうに思われる。

全員が同じ条件下で一酸化炭素にさらされた一家4人の中で、どうして4歳の坊やだけが生き残ったのか。残念ながら、その理由が解き明かされることはないだろう。通常の人より一酸化炭素中毒に耐性のある人がいるという話(都市伝説レベルだが)もあり、「一酸化炭素中毒 耐性」でググルと多少ヒットがある。

この坊やの場合は、ガスヒーターから一酸化酸素が発生した時点で家族3人と同じ空間にいたとする限り、一酸化炭素への耐性があると考える以外に合理的な説明がしにくそうに思われる。

4歳児だったら外に助けを呼びに出てもおかしくないのではないかと考える人もいるだろう。しかし、このオランダ移民系一家は安全上の理由により、子供たちに決して自分または自分たちだけで外に出ないようにしつけていた可能性もある。当ブログで以前何度も繰り返し取り上げたような常軌を逸した犯行を含め、あらゆる犯罪が横行する危険な世界が外に広がっているからだ。




■ Source: Witbank toddler survives carbon monoxide poisoning which kills family - Times LIVE

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この記事へのコメント

1. Posted by あ   2014年08月01日 05:41
一酸化炭素は軽いし背が小さいからあまり吸い込まなかっただけだろ。

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