2010年07月30日

ロンドンで各局テレビレポーターの背後に白いセーターのブオトコが毎度のように無表情に出現、その真の狙いとは(映像あり)


ロンドン南部のサザークで介護ヘルパーをしているポール・ヤーロウさん(43歳)は、テレビを見て常々「おかしい」と思っていた。テレビに登場するのは、イケメンや美女ばかり。現実に町中を見回せば、太った人たちや老人がいくらでもいるのに、テレビ会社と来たら、そういった美しくない人たちを映すのをひどく毛嫌いしているように見える。
こういう風潮は変えていかなければならない、とポールさんは思った。そして、変えるために自ら行動を起こすことにした。

ポールさん自身、肥満気味で髪の毛も薄い。風采の上がらない男だと自覚している。こんな自分が普通の英国国民を代表してテレビに登場すれば、美しい人たちだけを映したがるテレビの風潮に一石を投じることができるはずだ、と思い立ったのである。

昨年10月以来、BBC1、ITV、Channel 4、Sky Newsなどがロンドン市内でインタビューや中継を行っていると、その背景にしばしば白いセーターを着た風采の上がらない男が現れるようになった。彼こそがポール・ヤーロウさんである。

下のYoutube映像をご覧いただきたい。



ポールさんがテレビカメラに向かって手を振ったり、カメラ目線で声を発したりすることは決してない。新聞を読んでいるふりをしたり、電話で話しているふりをすることもあれば、キャリーバッグを引っ張って登場することもある。

そして、決して笑みを見せない。無表情であるがゆえに逆に見る人に強い印象を与えることに成功している。今や現地のテレビ視聴者の間で彼はすっかり“有名人”になってしまった。

Facebookでポールさんを見つけた人たちから電子メールが送られて来る。送り主の年齢層は多岐にわたる。ある14歳の少年から届いたメッセージには「あなたはレジェンドだ」と書かれていた。電子メールの数は日増しに増えている。

「今の社会は、公平で理解に富んでいるという人たちもいます。でも、お年寄りや肥満している人は邪魔者扱いされています。カメラクルーたちも私の姿を見つけると追い払おうとします。でも、私だって人間なんです」とポールさんは言う。

ポールさんは、地元のコミュニティでのボランティア活動が認められ、2008年にSouth London Press Good Samaritan of the Year Awardという賞を受賞している。レポーターの背後に登場するときの無表情さとは裏腹に、人助けに熱意を注いでいる好人物なのだ。

テレビカメラがやって来る場所をどうやって知ることができるかというと、テレビのニュースをよく見ていて常識さえあれば、撮影場所を予測するのは容易なことだという。




■ Source: Paul Yarrow: 'The news raider' man behind news Fidgetwith | Mail Online

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この記事へのコメント

1. Posted by 名無しさん   2010年07月30日 20:26
3 いい趣味のニート
2. Posted by 京都   2010年07月30日 22:17
リアルニュースおじさん
3. Posted by AK   2010年07月31日 20:33
面白い人だなあ
4. Posted by     2010年08月01日 11:54
同じ服装にこだわりを感じる。
5. Posted by     2010年08月03日 22:49
今後はテレビ局が率先して彼を利用するかたちになるんでしょうか。
6. Posted by    2010年08月28日 14:49
美しくないとはいっても醜くも見えないな。
本当にただ太っているだけだ。
東洋ではもっと強烈に不快を催す容姿が見られるから、彼らとは感覚が違うわ。
7. Posted by here are the findings   2014年05月11日 16:08
liquid soap なんでも評点:ロンドンで各局テレビレポーターの背後に白いセーターのブオトコが毎度のように無表情に出現、その真の狙いとは(映像あり)

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