2009年09月28日

最低の打ち手に成り下がって麻雀から足を洗っていたが、7年ぶりにフリー雀荘を訪れてみた


最近、立て続けに3人もの意外な人物から「自分は麻雀が好きだ」という言葉を聞かされた。うち1人はザイーガのパルモさんで、もう1人はlivedoorのS氏。そして、もう1人は某女性シンガーである。3人とも、フリー雀荘で打つ(もしくは過去に打っていた)という。最近の若年層の間では麻雀人気ががた落ちと聞いていたので、私より下の世代3人の口から、立て続けに麻雀が好きと聞かされたのは意外なことだった。
筆者は、大学4年生から大学5年生(留年したわけだが)にかけての1年間、麻雀だけで生活していたことがある。主に新宿界隈のフリー雀荘に出没し、半荘3回だけ打つ。目標は3連勝。その達成率は、その1年間だけ5割に達していた。たまに調子が悪くて負けることもあるが、トータルではそこそこのプラスになっていた。

麻雀のことを知らない読者には意味不明な話だろう(この後、専門用語が続出するが、ご容赦願いたい)。しかも、これは非合法ギャンブルにも言及する内容。どこかから正義を振りかざしたblogroachが登場しそうな話題でもある。まあ、非合法とは言え、東京には堂々と営業している賭け麻雀店が無数に存在し、全国どこに行っても同様な麻雀店が存在している。

しかし、筆者は2002年を境に麻雀から足を洗った。フリー麻雀で好成績を上げることができたのは、あの若かりし日の1年が絶頂期であり、その後は過去の栄光だけを引きずって(競技麻雀でも良い線行ったことがある - 下記参照)だらだら麻雀を打ってきたに過ぎない。

特に1990年代後半からの私の麻雀に対する姿勢はひどく落ちぶれていた。常連が大半を占めるフリー雀荘に足繁く通っていたのだが、いつの間にか麻雀がストレス解消の手段になっていた。勝つときは偉そうに謳いまくり、敗者をまったくレスペクトしない。徹底的におとしめる。

自分より弱いはずの相手が調子づくと、今度はむちゃくちゃな仕掛けで場を荒らして自滅する。最も嫌われるタイプの打ち手に成り下がっていたのだ。

麻雀を愛する気持ちなど、これっぽっちも残っていなかった。麻雀の神様にも見放されるようになり、2000年ごろからは勝つことさえ難しくなった。そろそろ潮時だと思いつつ、まだだらだらと数年、麻雀を打ち続けた。

だが2002年のある日、自分に近しいある人が事件に巻き込まれたことをきっかけに、ぴたりとフリー雀荘通いをやめた。麻雀をしていたがために助けに行ってやれなかった、みたいな展開だった。(その事件の詳細については書けないが、その人は今も健在である)。

麻雀のことについては、ずいぶん昔(まだ“ですます体”だったころ)に当ブログで書いたことがある。引用しておこう。

ギャンブルをまったくしないのかといえば、実は麻雀には、人生の貴重な時間の多くを費やしてしまいました。特に20代前半までは起きている時間の3分の1 は雀荘で過ごしていたと思います。仲間内で楽しく卓を囲むような麻雀ではなくて、基本的に見ず知らずの人と同卓し、シビアに金銭をやりとりする・・・という世界にどっぷり漬かっていた時期があります。

かの有名な雀鬼さまの現役最後のころに何度か同卓せていただいたこともあります。私の手牌をすべてお見通しだったし、ゲームの展開もすべて雀鬼さまの言ったとおりに進みました。超能力者だとしか思えませんでしたよ。武芸の達人が超能力者としか思えないのと同じです。

博打としての麻雀のほかに、今はヘアヌード写真集などで有名ですが、当時は麻雀に特化した、かなりカルトな出版社だった竹書房が主催していた大会に参加したり、プロ試験なるものを受けたりしたこともあります。一般参加の大会では一応2年連続決勝に進出したのですが、そのときの態度が悪かったということでプロ試験は落とされました。今は温厚な筆者も、当時は血の気が多かったですからね(笑)。まあ、筆者は上背もあり威圧感があるということで、よけいに荒くれぶりが増幅されたのかもしれませんが。

余談ですが、当時の竹書房のビルは、かなり貧しいものでしたよ。エレベーターもなく、4Fだか5Fだかにある対局室まで、狭い階段を上っていかなければならなかった。今は大きな社屋を構えておられるのでしょうけど。

最近は麻雀からも遠ざかっています。仲間内で麻雀をやろうという話があっても、あまり気乗りしません。麻雀というのは、基本的に弱者を徹底的に叩くゲームです。仲間内で叩きあいをしても面白くない。やっぱり、勝負事に情けは禁物だと思うわけ。それに、勝負事は決して楽しいことではない。負けが込めば惨めな思いを味わうことになるし、かといって勝ち続けるのも胃が痛くなる。(元記事


まあしかし、冒頭に書いたように、最近になって立て続けに3人もの意外な人物から「自分は麻雀が好きだ」と聞かされた。この3人はいずれも麻雀を愛している。そして私もかつては麻雀を愛していた。

上の引用記事の最後には「勝負事に情けは禁物だと思うわけ。それに、勝負事は決して楽しいことではない。負けが込めば惨めな思いを味わうことになるし、かといって勝ち続けるのも胃が痛くなる」と書いているが、3人の話を聞いて、この考え方を改めようと思った。勝負事ではなく純粋な知的ゲームとして麻雀をとらえてみたら面白いのではないか、と。

1週間ほど前、7年ぶりにフリー雀荘を訪れてみた。全国に店舗を展開する某Mという雀荘チェーンの梅田店である。風速は1.0と0.5があるとのことだったが、敢えて0.5の方を選んだ。お金を勝ち取るためではなく、純粋に麻雀を楽しむには安いレートの方がよい気がしたからだ。

以前通っていたフリー雀荘とまったく違うのは、その店内の清潔な雰囲気と、活気ある店員たち。そして、配牌まで自動化されている全自動卓の軽快さ(7年も雀荘から遠ざかっていたので、ここまで自動卓が進歩していたとは知らなかった)。

以来その店にほぼ毎日通い、0.5で通算18回打った(9/27現在)。箱割れはいまだにゼロ。ラスも2回だけ。

本業もあるわけで、その店を訪れるのは夜になることが多い。晩酌代わりにビールを飲みながら数回打って、徒歩数分の自宅へ帰る。ともあれ、勝負事と思わなくなると麻雀は楽しいとわかった。1日数回限定でこれからも打ってみようと思う。

その分、ブログの方からは遠ざかっており、1つ前の記事のコメント欄が少し荒れ気味なことにも気づいていなかった。もしかして、あの荒れたコメント欄を見て私が嫌気をさしているのではないかと心配してくれていた人がいたとしたら、申し訳なく思う。

思えば、昨年まで当ブログには、こんなふうに個人的体験を取り上げた記事もよく書いていた。livedoor Newsに記事が配信されるようになってから遠慮していた。配信するかどうかを選択できればいいのだが、担当者によると、今のところそれは出来ないらしい。


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この記事へのコメント

1. Posted by     2009年09月28日 22:29
麻雀は楽しいですよね〜♪
賭けても賭けなくても昔から好きです。
(建前上何を賭けていたかは内証…としときます)
ま、今は打つ機会がありませんが。

それにしても雀荘は行ったことないからよくわかりませんが、
レート云々の話は賭博法に引っ掛からないんでしょうか?
2. Posted by ツモ   2009年09月29日 02:18
オラも麻雀すきだよ〜〜〜!
3. Posted by TS   2009年09月29日 03:51
5 麻雀をはじめとして、賭博のことはからっきしわからない若輩者の僕ですが、筆者の賭け事に対する清く真面目でストイックな姿勢がひしひしと伝わってきました。

正直な話、僕のような半端物が足を突っ込んだら、碌な事にならない世界である事は目に見えていますが、少しだけあこがれを感じた事は否めません。

このブログを読み、時に筆者が歩んできたであろう人生に思いをはせ、或いは筆者の鋭い感覚や視点に圧倒され、生きていく上での本当に良い道標になるだろうと感じます。
確かに扱う話題も非常にシリアスな物が多く、荒れることも多かろうとは思いますが、それでもぶれない筆者の論旨論調、個人的には大好きです。

これからも陰ながら応援させて頂きます。
4. Posted by まなみ   2009年09月29日 15:57
好きな事できてるぢゃん。好きな事が仕事とブログでできないからってあったけど、意味不明。頭痛いの?
5. Posted by (゚A`)   2009年09月30日 12:07
5 ↓お前も頭痛いがなwwwwwwww
6. Posted by 東風   2009年10月01日 22:53
ネット麻雀じゃダメかね
7. Posted by とおりすがった人   2009年10月03日 21:45
昔から牌をにぎってやってた人には味気ないんじゃないかな・・・ネット麻雀は。
8. Posted by will   2009年10月04日 01:01
麻雀は好きですねー。
特に、「複数名の人と同時に遊べる知的ゲーム」な点が好きです。TVゲームやネットゲームとも、パチンコなどのほかのギャンブルとも違って、人間と直接遊ぶ点が、「人の遊び」な感じがして好きです。

私はあまり賭けませんが、基本的に麻雀は点数を競い合う、勝負であると思っています。全員が1位を本気でめざし、勝った、負けたを味わう面白さがあると思います。
が、だからこそ、敗者を思いやる心を持ち、マナーをしっかりすべきだとも思います。
ですから オカ、ウマ、ヤキトリ、トビ点などを複合した過剰な敗者いじめや、相手を思いやることが難しいネット麻雀は好きじゃないですねー。
9. Posted by さかね   2009年10月11日 02:30
都内の繁華街に住んでいますが、雀荘は最近急に復活しているような気がします。
景気が悪いとギャンブル系の遊びに行く人が増えるのかなあと思ったりもします。
あくまで印象ですが。

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