2009年06月10日
南アフリカ共和国ダーバンのウムラジ地区(旧黒人居住区)にあるマクムブザ高校では、理科実験室が“校内援助交際”の場となっていた。「校内」であるからして当然、援助する側は男性教師、援助を希望する側は女子生徒である。
放課後の理科実験室では、ほとんど毎日のように男性教師と女子生徒が性行為に及んでいた。女子生徒はその引き替えとして、お金またはお酒を男性教師に与えてもらう。行為の前後に男性教師と女子生徒が酒を飲むことも多かった。
このほか、男性教師と女子生徒の「校内恋愛」カップルもいた。男性教師に妊娠させられた後、学校を退学した女子生徒もいた。
日本や欧米なら、たとえ双方合意といえども決して許されないことである。欧米ならたとえ女子生徒が同意していても、相手が未成年である以上、レイプの罪で起訴される可能性が高い。
さらに、男性教師が女子生徒に痴漢行為を働くこともざらにあった。
そもそも、これらの不祥事が発覚したのは、今年の4月24日に勇気を振り絞った女子生徒有志のグループが地元の教育局に訴え出たことによる。現時点で5名の教師が「性的違法行為」の容疑で起訴されている。彼女らに名指しにされた男性教師たちは現在、“有給”での停職中である。“有給”なのは、まだ有罪が確定していないからだという。
これまた日本や欧米でなら考えられないほど“ぬるい”対応だが、実は男性教師が女子生徒を校内でレイプするケースすらあったことが明らかになってきた。
先月、19歳の女子生徒が上記の5名の男性教師のうち1名をレイプで告訴するに至った。その女子生徒の訴えによれば、彼女が男性教師にレイプされたのは、昨年の8月のこと。現場はやはり理科実験室だった。
その日、彼女は、理科実験室にファイルを持ってきて欲しいと男性教師に頼まれた。で、言われたとおりにすると、待ち構えていた男性教師が彼女に覆い被さってきた。男性教師は行為を終えた後、彼女にいったん家に戻ってシャワーを浴びてから学校に出直すように要求したという。
この女子生徒以外にも、5名の女子生徒が他の教師をレイプの容疑で告訴したことがわかっている。被害に遭った女子生徒たちは、男性教師たちの乱行ぶりが明らかになっていない時点では、このような訴えを起こそうにも起こせなかったようだ。実際、上記の女子生徒も昨年の8月に被害に遭ったのに、男性教師を告訴したのはその9か月後の今年5月のことだった。
文明の根本にある約束事が完全に反故にされてしまっているというほかない。
文明社会にはさまざまな枠組みがある。学校もそんな枠組みの1つだ。これらの枠組みが南アで整備されたのは、白人政権下でのことだった。アパルトヘイトが撤廃され、本来の先住民である黒人が政権に就いたこと自体は、素晴らしいことだった。しかし、白人が持ち込んだ枠組みが黒人政権移行後にうまく機能しなくなったケースも多く、その究極例が上記の高校だといえるだろう。
白人国家ローデシアを前身とするジンバブウェについても同じことがいえる。ジンバブウェでは、貨幣経済という枠組みが完全に機能を失っている。
■ Sources:
【関連記事】
このほか、男性教師と女子生徒の「校内恋愛」カップルもいた。男性教師に妊娠させられた後、学校を退学した女子生徒もいた。
日本や欧米なら、たとえ双方合意といえども決して許されないことである。欧米ならたとえ女子生徒が同意していても、相手が未成年である以上、レイプの罪で起訴される可能性が高い。
さらに、男性教師が女子生徒に痴漢行為を働くこともざらにあった。
そもそも、これらの不祥事が発覚したのは、今年の4月24日に勇気を振り絞った女子生徒有志のグループが地元の教育局に訴え出たことによる。現時点で5名の教師が「性的違法行為」の容疑で起訴されている。彼女らに名指しにされた男性教師たちは現在、“有給”での停職中である。“有給”なのは、まだ有罪が確定していないからだという。
これまた日本や欧米でなら考えられないほど“ぬるい”対応だが、実は男性教師が女子生徒を校内でレイプするケースすらあったことが明らかになってきた。
先月、19歳の女子生徒が上記の5名の男性教師のうち1名をレイプで告訴するに至った。その女子生徒の訴えによれば、彼女が男性教師にレイプされたのは、昨年の8月のこと。現場はやはり理科実験室だった。
その日、彼女は、理科実験室にファイルを持ってきて欲しいと男性教師に頼まれた。で、言われたとおりにすると、待ち構えていた男性教師が彼女に覆い被さってきた。男性教師は行為を終えた後、彼女にいったん家に戻ってシャワーを浴びてから学校に出直すように要求したという。
この女子生徒以外にも、5名の女子生徒が他の教師をレイプの容疑で告訴したことがわかっている。被害に遭った女子生徒たちは、男性教師たちの乱行ぶりが明らかになっていない時点では、このような訴えを起こそうにも起こせなかったようだ。実際、上記の女子生徒も昨年の8月に被害に遭ったのに、男性教師を告訴したのはその9か月後の今年5月のことだった。
文明の根本にある約束事が完全に反故にされてしまっているというほかない。
文明社会にはさまざまな枠組みがある。学校もそんな枠組みの1つだ。これらの枠組みが南アで整備されたのは、白人政権下でのことだった。アパルトヘイトが撤廃され、本来の先住民である黒人が政権に就いたこと自体は、素晴らしいことだった。しかし、白人が持ち込んだ枠組みが黒人政権移行後にうまく機能しなくなったケースも多く、その究極例が上記の高校だといえるだろう。
白人国家ローデシアを前身とするジンバブウェについても同じことがいえる。ジンバブウェでは、貨幣経済という枠組みが完全に機能を失っている。
■ Sources:
- Teacher in court on rape charge: News24: Africa: News
- Teacher faces more charges: News24: SouthAfrica: News
- Dbn pupils lay rape charges: News24: SouthAfrica: News
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この記事へのコメント
1. Posted by clydemender 2009年06月10日 22:27
半端な仕事になるならやらない方がマシなことも多いからなあ。元からあるシステムを作り変えるには2、3世代くらい面倒みないとうまく機能しないんですかね。日本を骨抜きにする方はうまくいってるのかも。
2. Posted by 2009年06月11日 01:01
どうでもいいけどマジで南アでW杯やるつもりかな
3. Posted by 2009年06月14日 13:27
ちょっくらウムラジ行ってくる
4. Posted by エルザ 2009年06月19日 13:11
msnのニュースで南アフリカの4人に一人が
レイプ経験者と出ているのですが
アパルトヘイトの抑圧の影響が歪んだ性欲を助長させているのでしょうか?
まるで、無法地帯です。
ワールドカップ所ではないです。
5. Posted by ナマステゴンザ衣紋 2009年06月21日 07:09
この教師達と友達になりたい。



