2009年05月23日
エミリー・ディクソンさん(14歳)は英国ハートフォードシャー州の女子サッカー・チーム“Hoddesdon Owls Girls”でゴールキーパーをしている。その日、彼女のチームはアンダー15マッチで“Stevenage Vixens”と対戦していたが、エミリーさんは敵チームに手痛いゴールを決められてしまう。
気分は最悪だった。何かに怒りをぶつけずにはいられない気分だった。そして、怒りをぶつける格好の対象が彼女の腕の中にあった。ボールである。
彼女が怒りを込めて蹴飛ばしたボールは、味方フォワードの頭を飛び越え、敵キーパーの手前で着地したかと思うと、勢いよく跳ねて敵キーパーの頭上を越え、ゴールネットに突き刺さった。
14歳のキーパー、エミリーさんがペナルティボックスからゴールを決めた瞬間だった。フットサルではなく、ゴール間距離が100メートルを超えているフルサイズのサッカー コートで女子キーパーが自陣ペナルティボックスから敵ゴールへのシュートを決めたのだ。
エミリーさんは8歳でサッカーを始めたが、自陣ゴール手前から敵陣ゴールへのシュートを決めたことなどこれまで一度もなかった。自分でも信じられなかったという。
彼女がゴールを決めた後、監督が彼女の方に走ってきて指示を出した。「いちかばちかで、もう1回、やってみるんだ!」
監督がそんな指示を出さなくても、みんなの考えることは同じだった。その次にエミリーさんがボールを持ったとき、味方チームの全員が「もう1回シュートよ!」とはやし立てる。
エミリーさんは夢中になってボールを蹴り出す。そして、またしてもボールは敵キーパーの手前でバウンドして、ゴールネットを揺らした。エミリーさんの神がかった大活躍で、味方チームは敵チームを3対2で下したのだった。
自陣ゴール前から敵陣ゴールへのシュートを1試合で2回も決めてしまったのだ。イングランドサッカー協会の公式記録員デビッド・バーバー氏によると、プロ、アマを問わずイングランドでこれまでに行われたあらゆるレベルの公式試合でゴールキーパーが自陣ペナルティボックスから敵陣ゴールへのシュートを1試合に2回決めた前例はおそらくないはずだという。
本件を伝えているDaily Telegraphオンライン版の記事にはエミリーさんの写真もある。
どんなスポーツでもプレーに“怒り”を込めると、エネルギーを効率的に伝達できなくなりがちで、あまり良い結果をもたらさないのが普通だ。たとえば、野球や水泳など腕を使うスポーツでは、肩に力が入りすぎると逆効果だ。サッカーでも頭に来てボールを蹴ろうとして空振りに終わった経験がある人が少なくないだろう。
しかし、エミリーさんの場合は、ボールに魂が乗り移ったかのようだ。というか、実際にはかなりの追い風が吹いていた可能性があるが、ソースには言及がない。
仮に追い風があったとしても、1試合で2回も同じスーパープレイを決めてしまうのは神業というほかない。たいてい、ヤナギの下にドジョウは2匹いないものである。
■ Source: Schoolgirl goalkeeper scores twice from her own penalty box
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14歳のキーパー、エミリーさんがペナルティボックスからゴールを決めた瞬間だった。フットサルではなく、ゴール間距離が100メートルを超えているフルサイズのサッカー コートで女子キーパーが自陣ペナルティボックスから敵ゴールへのシュートを決めたのだ。
エミリーさんは8歳でサッカーを始めたが、自陣ゴール手前から敵陣ゴールへのシュートを決めたことなどこれまで一度もなかった。自分でも信じられなかったという。
彼女がゴールを決めた後、監督が彼女の方に走ってきて指示を出した。「いちかばちかで、もう1回、やってみるんだ!」
監督がそんな指示を出さなくても、みんなの考えることは同じだった。その次にエミリーさんがボールを持ったとき、味方チームの全員が「もう1回シュートよ!」とはやし立てる。
エミリーさんは夢中になってボールを蹴り出す。そして、またしてもボールは敵キーパーの手前でバウンドして、ゴールネットを揺らした。エミリーさんの神がかった大活躍で、味方チームは敵チームを3対2で下したのだった。
自陣ゴール前から敵陣ゴールへのシュートを1試合で2回も決めてしまったのだ。イングランドサッカー協会の公式記録員デビッド・バーバー氏によると、プロ、アマを問わずイングランドでこれまでに行われたあらゆるレベルの公式試合でゴールキーパーが自陣ペナルティボックスから敵陣ゴールへのシュートを1試合に2回決めた前例はおそらくないはずだという。
本件を伝えているDaily Telegraphオンライン版の記事にはエミリーさんの写真もある。
どんなスポーツでもプレーに“怒り”を込めると、エネルギーを効率的に伝達できなくなりがちで、あまり良い結果をもたらさないのが普通だ。たとえば、野球や水泳など腕を使うスポーツでは、肩に力が入りすぎると逆効果だ。サッカーでも頭に来てボールを蹴ろうとして空振りに終わった経験がある人が少なくないだろう。
しかし、エミリーさんの場合は、ボールに魂が乗り移ったかのようだ。というか、実際にはかなりの追い風が吹いていた可能性があるが、ソースには言及がない。
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■ Source: Schoolgirl goalkeeper scores twice from her own penalty box
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この記事へのコメント
1. Posted by 2009年05月23日 12:59
キーパーの前でバウンドして頭上を越え…
って、キーパー捕れなかったのかw
最初は意表をつかれたとしても、2回目はお粗末じゃないか?
って、キーパー捕れなかったのかw
最初は意表をつかれたとしても、2回目はお粗末じゃないか?
2. Posted by clydemender 2009年05月23日 15:05
監督もずいぶんやっつけな感じが。
3. Posted by げ 2009年05月23日 17:23
そんなことどうでも良いから
14歳の少女の画像は何処にあるんだ!?
14歳の少女の画像は何処にあるんだ!?
4. Posted by こーちゃん 2009年06月19日 14:04
ゴールキックのゴールって無効じゃなかったけ?
5. Posted by
2009年08月02日 20:02
少女はゴッツいゴリラみたいな子だった。が、それにしてもすごい
6. Posted by サンダーバード 2012年05月08日 08:17
海堀GKはアディダス社の高反発ボールをキックして50mも飛ばないのに・・・