2008年12月13日

今さらかもしれないが、このまま世界は滅びてしまうのではないかという妄想


どうやら、世界経済全体の破綻が間近に迫っているらしい。いや、とうの昔に破綻していたのだろう。日本に限らず、米国でも中国でもロシアでも欧州でも、一握りの富める者たちが既得権益にしがみついて問題を先送りにしてきた結果がこれだ。
その破綻の先には「滅亡」の二文字が見える。しかし、“煙”にかすんで、まだ少し遠い。

子供のころから「1999年には世界が滅亡するかもしれない」と刷り込まれながら育ってきた者の1人として、今さらな気がしないでもない。しかし、われわれの目前に迫っているかもしれないシナリオは、空から「恐怖の大王」が降りてきて世界が一気に滅びるというシナリオとは、かなり違う。

もちろん、これは私個人が勝手に“妄想”しているシナリオ。しかも、“Worst Case Scenario”(最悪のケースのシナリオ)である。

  • 日本、中国、米国、その他先進諸国では、これからしばらくの間、焼け石に水のような悪あがきを続ける。やがて行き詰まる。

  • どの国とどの国が手を組むかは予測が難しいが、おそらく世界は二手に分かれる。

  • 二手に分かれた双方は互いに相手を滅ぼすことを企てる。その根底にあるのは、世界の半分を滅ぼせば、残り半分は、割り当てが2倍になった“資源”と“資産”で生き延びることができる、という発想である。

  • つまり、世界大戦の勃発である。しかも、今回は、相手を滅ぼすことを第一に考えるわけで、先制攻撃で強力な核兵器を撃ち込み敵側の政治・軍事中枢を麻痺させるのが最も効果的ということになる。敵国の一部の地域に豊富な資源がある場合は、残留放射能が少ない中性子爆弾が使用されることになるだろう。

  • まあしかし、実際には、核攻撃の応酬となるわけだ。誰が考えても結果は見えているはずなのに、結局、世界全体が滅ぶまで、その応酬は続く。


・・・という妄想がここのところ頭から離れず、おもしろおかしい珍ニュースを取り上げる意欲も失せている。それどころではない気がするのだ。

そういえば、先ほどテレビのニュース番組で、経営破綻の危機に瀕している米国自動車メーカー・ビッグ3への救済法案が廃案になったニュースを伝えていた。

そのとき、フォードの工場からリストラされた社員が実際には社内の別組織に転属になっただけで、しかもその組織では生産性を伴う仕事を一切していない、という話も伝えていた。その組織に出勤したリストラ社員は、新聞を読んだりビデオを見たりして一日過ごすそうだ。

これではリストラにも何にもなっていない。株主に対しては、工場の人員をリストラしたという形と数字だけを示しながら、実際には社員を解雇していなかった。上っ面の数字を示して株主を安心させようとする一方で、労働組合に押され気味だったのだろう。ようするに問題の先送りである。その結果が破綻寸前という有様。

余談だが、私もその昔は自動車産業に関わっていたことがある。南アで暮らしていた時期など、周辺諸国(当時は共産国)に日本製品を売りさばいていたのだが、取り扱い商品にはホンダ、ニッサン、スズキなどの自動車も含まれていた。その後、今の仕事を始めた当初もニッサン関連の仕事がメインだった。


ビッグ3が破綻すれば日本の自動車メーカーも、かなりヤバイらしい。自動車産業は、日本の経済を支えてきた大立役者である。しかも、すでに急激な円高の影響をもろに受けている。私は株をやっていないが、週明けの株式市場はどんなことになるのだろうか。

今はトヨタがTV CMを減らすという話が話題になっているが、CMが減ると、これからはトヨタおよび関連企業の社員が関与した不祥事ももっとテレビで伝えられるようになるかもしれない。いや、そんなことはどうでもいい。とにかく、私は近頃、上のような最悪のシナリオを脳裏から払拭できないのだ。

何年か前から、似たような夢を何度も見るようになった。空から何かが降ってきて地上のあちこちで炎が上がっている。そんな光景の中に自分がいる。その夢のはじめは、いつも、草むらの中に立って空を見上げている。ただ、核兵器や爆弾が降ってきているという様子ではない。空に何か派手な色をした物体が飛び交っている。

自分に向かって何かが落ちてくる。逃げ回っているうちに目が覚める。きっと、夢の中の世界の私が死んだときに、こっちの世界の私が目を覚ますのだろう。そして、私が見るこの夢の中の世界というのは、起こりうる未来の1つなのかもしれない。

なお、チベットの坊さんたちによると、2012年にいよいよ人類が滅亡しようかというときになって未知なる力が人類を救ってくれるらしい(「関連記事」の1番目の記事参照)。だったら何も心配することはない。よかった、よかった。




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この記事へのコメント

1. Posted by かずき   2008年12月13日 04:33
一体どうなるんでしょうね

近所の会ミが倒産したりして、不況がみにしみて感じるようになりました
2. Posted by トオル   2008年12月13日 05:57
世界が滅亡する前に
日本が中韓に占領されて日本人は滅亡しているので
とりあえず日本人は世界滅亡の憂き目は心配ないと思います。
私もネトウヨに影響されすぎな気もしますが、
世界滅亡と同じで現実味あるかと。
3. Posted by ヴァル   2008年12月13日 13:06
インドかどっかの占い師が2015年に世界大戦、2018年に米国が崩壊するとか、2000年頃に言ってたなぁ
当時は「米国崩壊→日本が経済大国1位→日本が世界経済支配www」とか思ってその記事を読んでましたが、日本も一緒に滅びる可能性もあるわけですねぇ‥‥

まっ、杞憂で過ぎてくれれば一番ですね
4. Posted by dd   2008年12月13日 14:07
大丈夫大丈夫
先の事を心配してもしかたがない
5. Posted by ゲーマー   2008年12月14日 06:25
4 はじめまして
僕も去年あたりから終末論が気になりだして一時期ネットで色々検索してました。
んでジョンタイターとか有名予言者(名前忘れた)、ニュートン(なんか黙示録を解読したらしい)などはみんな2012から16くらいに人類が滅ぶとか核戦争起こるとか言ってるですよね…
ゲームオーバーが分かってるのにだめ押しでプレイを続けてるような感覚がしますよ、今の世の中は
6. Posted by 黒曜石   2008年12月14日 10:21
はじめまして、
なかなか目覚めの悪い夢ですね
私も1度だけでしたが
チェルノブイリの頃だったかな・・
(ちょっと時期はあやしいですが)
自宅真上に何か(夢では核となぜか確信)が落ちてくる音が聴こえてきて爆発の瞬間に目を覚ましたことがありました。
最近は混乱続きで鈍感になってしまったのか
そういう夢は見ないですね。
7. Posted by なるっち   2008年12月14日 14:08
本当の意味で世界が滅亡して人類も死滅してしまうのならば、まだ救いがあるのですが……
運悪くも生き残ってしまった時こそ、生き地獄を体験することになるんですよね。

荒廃した世界で生き続けなければならないのなら、いっそ死ぬことができるほうが幸せなのかもしれません。
8. Posted by 桃   2008年12月15日 02:38
なんだかんだ日本って戦争するたびに強くなってるし、また大きな戦争になっても生き延びそう、
9. Posted by かむなぎ   2008年12月15日 06:29
私の場合、どうせ世界は終わりなんだから、無関心主義にあやかります。もう勝手にすれば、という感じ。
今を生きていれば、それだけでも生きた証でしょ。
10. Posted by ノン   2008年12月15日 14:52
世界同時不況で、若者が余っている・・・、戦争が起これば、兵士として登用されますから・・・戦争は失業対策ですね。
11. Posted by ニケ   2008年12月16日 06:58
核戦争なんて起こったら日本の様な小国は一発で吹き飛ぶそうなので、特に苦しまなさそうなものですが。
12. Posted by ジュース   2008年12月16日 13:41
4 何とかなるのでは気持ちも当然あるが、ほろびる滅びる直前だって、そんな気持ちでいるんだろうな
13. Posted by k   2008年12月16日 19:45
フルカラーの夢はスピリチュアルな夢らしいですよ。白黒や単色は深層心理からくるものなどらしいです。

私はラビ・バトラとチベットの坊さんの話を信じています。それによると、アメリカはデフォルトし、日本は終身雇用によって持ち直し、2010年に世界の一大事が起こり、2012年に未知の力で救われると。

それ以降はいくつものブレイクスルーで文明がより高度に発展し、人類は精神の神秘をより深く理解していくと。
14. Posted by t   2008年12月17日 21:53
人類社会が崩壊するとしたらもっと地味で、判りづらく、ありふれたものだと思いますよ。
15. Posted by 承認請求書   2008年12月18日 22:25
ミッキーさんお疲れのようですね。
多少は休みをとっても罰は当たりませんよ。
16. Posted by uha   2008年12月21日 19:29
とはいえ法案に反対しているのは本田豊田メルセデスが工場を置く州から来ている議員さんというわけで。
17. Posted by GAGA   2008年12月21日 20:07
なんかアメリカのペンタゴンあたりが嫌韓サイトを毎日定期巡回しているそうです。
考えすぎかもしれませんが、日本人の「お隣の国」に対する国民感情を分析して景気回復のためにアジアでドンパチか?とか思ってしまいます。
>人間個々人が実は互いにつながっているという事実を学んでいくのだと。

これは本当のことだと思います。ヨガをやっている時に額のあたりのチャクラに意識を集中して話したい相手をイメージして話しをすると、その日の夢に自分が現われ会話するそうです。
(自分はグーグー寝ていてその感覚はありませんが)
気味が悪いし、他に何か利用でそうもないのでやめました。
18. Posted by Cuah   2008年12月22日 01:23
3 はじめまして、いつも楽しく拝見しています。
自分は「〜の予言」の類いは信じないのですが、米国が経済状況を回復できず、GAGAさんのおっしゃるように戦争を起こすという可能性は否定できないと思ってしまいます。
エネルギー枯渇、資本主義社会の行き詰まり、新型ウィルスのパンデミックなど、世界は様々な問題に直面しているように思われます。今後私達人類がどうすべきなのかについて考える機会なのかもしれませんね。
19. Posted by 総理。   2008年12月22日 09:46
みんな暗いなぁ。混沌の中にこそチャンスがあると思うけどね。
20. Posted by 眠い   2008年12月25日 08:09
大丈夫。

人間にとって「都合の良い世界」が破滅しても
今の科学力であれば、地球が破滅する事は
ないです。
21. Posted by どら   2009年01月04日 02:14
まあ、この種の終末論は不況の度に出てきては消えていくものですからね

一般の人がここまで悲観的になってくれてるのだったら回復もそう遠くないかな
22. Posted by とおりすがり   2009年05月20日 21:14
あんまり後ろ向きな想像はしないほうがいいですよ。
その恐ろしい想像が個人の意識から集団意識へと変わると、
現実化しやすくなります。
あまり不安を煽らずに、楽観的にかまえてみてはいかがかと。
戦争が現実となったら誰でも嫌ですよね。
というより今までの社会が少し異常だったんですよ。
不況だのなんだの言われてますが、新しい社会形態を築くための布石に過ぎません。
格差をなくして、誰も苦しむことのない社会を築いていきましょう。
23. Posted by 774   2009年11月03日 19:37
人類が二つの陣営に分かれて大戦争→世界荒廃→地球統一政府誕生→それから1600年後→自由惑星同盟VSローエングラム王朝

にになる予定だから何も心配する必要は無い

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