2008年05月19日

詐欺容疑の実業家が護送車の中で荒くれ男たちに犯される(南ア)


裁判所から刑務所や拘置所に向かう護送車が後続車両にお釜を掘られることもあるだろう。5月12日のこと、南アフリカ共和国のケープタウンで治安判事裁判所からポールズムーア刑務所へ向けて、1台の護送車が走っていた。この護送車には、容疑者たちが満載されていた。
かといって、容疑者たちの体重が重すぎて護送車の走行速度が上がらず、後続車両にお釜を掘られたという話ではない。屈強な荒くれ男たちの中に、なんとなく場違いな感じの男が1人混じっていた。J・アーサー・ブラウンという実業家である。彼はFidentiaという会社を経営していたが、先日、詐欺容疑で逮捕されたのだった。

当ブログの読者なら、前にも似たような状況に置かれた男性の話を読んだことがあるぞと思い当たることだろう。さよう、お釜を掘られたのは護送車両ではなく、このブラウン容疑者だった。

彼の弁護を担当しているウィリアム・ブース弁護士によると、ブラウン容疑者はぎゅうぎゅう詰めの護送車の中で男たちに陵辱の限りを尽くされたという。相当な騒ぎになったはずである。しかし、運転手や同乗の係官はまったく気が付かなかったか、もしくは見て見ぬふりをしたかのどちらかだと思われる。

ブース弁護士曰く。「普段は順法を心がけている一般市民であっても、こんな被害に遭う可能性があるのです。たとえば、酒気帯び運転で捕まっただけでも、(他の容疑者たちに)犯されたり、殺されたり、HIVをうつされたりする可能性があります。まことにゆゆしきことと言わざるを得ません」

ブース弁護士によれば、ブラウン容疑者は現在、警察の観察下で、ケープタウン市内の私立病院に入院している。この病院は、HIV患者の処置に定評のある病院だという。

「ブラウン氏は、精神科医の診察も受けています。現在、いくつかの処置が行われており、抗レトロウイルス薬も投与されています。彼の精神状態はかんばしくありません」

当ブログでこれまでに取り上げてきたように、南アで性犯罪に遭うリスクに関しては、以下のような特異性がある。

  • 女性の一人歩きは昼間であろうと危険。

  • 男性も油断してはならない。男性が男たちに襲われることもあれば、単独犯の女もしくは複数の女たちに襲われることもある。

  • 下手に酔っ払って留置房に入れられるだけでも、ひどい目に遭う可能性がある。女性が複数の男たちと同房に入れられて被害に遭うケースもあれば、男性が複数の男たちと同房に入れられて被害に遭うこともある。


そして本件が示すように、係官が同乗して目を光らせているはずの護送車両の中でも、このような事態に至りうるのである。油断も隙もあったものではない。

それにしても、護送車の中の容疑者たちは手錠などをかけられているはずなのに、どうしてブラウン容疑者を襲うことができたのだろうか。実に不思議である。




■ Source: http://www.news24.com/News24/South_Africa/News/0,,2-7-1442_2324497,00.html

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この記事へのコメント

1. Posted by    2008年05月20日 17:48
さよう
2. Posted by ぽこ   2011年05月15日 15:00
小学生になったらこの事実をちゃんと男子生徒に教えてレイプの恐ろしさを刻みつけるべきだ。男が気をつければどんな犯罪でも大半は防げる。

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