G- なんでも評点:結婚30年目にして禁を破り、生まれて初めて妻の顔を見た男がどん底に

2008年05月18日

結婚30年目にして禁を破り、生まれて初めて妻の顔を見た男がどん底に


彼は、妻の顔をまだ一度も見たことがなかった。ヴェールを被って嫁入りして来た日から、妻は決して顔を見せようとしなかった。夫婦の営みの最中も、ヴェールだけは決して脱ごうとしない。眠るときもヴェールを被ったままだった。
・・・と、ここまで読んだだけで「中東の話だな」と見当が付くことだろう。しかし、さすがにイスラムの戒律でも、夫に対してまで女性が顔と髪を隠すことを要求してはいない。女性がヴェールを着用しなければならないのは、基本的に、夫や家族以外の目に触れる外出時だけである。

ならば、妻が夫に顔を見せたがらなかったのは新婚で恥ずかしがっていただけではないのかと思う人がいるかもしれない。しかし、この夫婦にとって、新婚時代など遠い昔のこと。結婚して既に30年もの歳月が過ぎていた。にもかかわらず、夫は妻の顔を一度たりとも見たことがなかったのである。

20歳で嫁入りしてきた妻も50歳になっていた。どうせなら妻がもっと若いうちに、強引にヴェールを脱がせて、その顔を見ておくべきだったかもしれない。だが、妻は嫁入り当初からヴェールを脱ぐことを頑なに拒んできた。それが、妻の生まれた村の伝統だった。その伝統を守り通すことができないのなら、結婚生活を続けていくことはできません、と。

しかし夫は結婚30年目にして、その禁を破りたい誘惑に駆り立てられてしまう。ある晩、妻が眠りに落ちたところを見計らって、妻の顔を覆っているヴェールをたくし上げる。見知らぬ女の顔があった。それが30年間寄り添ってきた妻の素顔だった。

だが次の瞬間、その見知らぬ女の顔が目を開ける。目と目が合う。妻にとって、夫のその行為は許しがたい裏切りだった。

サウジアラビア・カミスムシャイト市近郊の村で育った妻は、その瞬間、夫への信頼を完全に失った。彼女は家を飛び出し、離婚申し立ての手続きを開始した。ほんの出来心で妻の顔を見ようとした夫は、かくしてどん底に突き落とされてしまった。(注:男尊女卑のイスラムだが、こういう約束事にはうるさいので、妻の申し立てが認められる公算が高いように予想される)。

「30年も一緒に暮らしてきた夫が、あるまじき行為を働いたのです」と妻はAl-Riyadh紙に語っている。

本件を伝えているAlArabiya.netによると、妻が長年にわたって顔を隠し続けてきた事例は、上記だけにとどまらない。次の3つの事例も紹介されている。

  • 事例1:アリ・アルクァータニという男性の妻も頑なにヴェールを脱ごうとしなかった。結婚10年目のある日、アリさんが妻のヴェールを外そうとすると、妻が烈火のごとく怒り出し、家を出て行くと凄んだ。結局、アリさんが折れて「もう二度としない」と誓ったことで収まった。

  • 事例2:妻がいつまで経っても顔を見せてくれないことに業を煮やしたハッサン・アルアティビという男性が「顔を見せてくれないなら別の女と結婚するぞ」と妻に凄んだ(注:イスラム圏では妻を4人まで娶ることができるが、離婚して別の女と結婚するという意味かもしれない)。

    すると、妻が意外な行動に出た。自分の友人たちのうち、夫にも決して顔を見せないという伝統を守る気がない独身の友人を選び出し、その友人を新しい妻に迎えてくれと条件を出したのである。「顔を見せるくらいなら、その方がよほどましだわ」と妻は言い放った。

  • 事例3:オム・ラベア・アルガダレイという70歳の老婦人は、長年寄り添って来た夫にまだ一度たりとも顔を見せていない。それどころか、夫との間にもうけた子供たちにも、その素顔を見せたことがない。決してヴェールを脱ぐことなく、子育てを続けたのである。

    夫にも我が子にも顔を見せないのは、オムさんの一族の伝統なのだそうだ。実際、オムさん自身も自分の母の顔を見たことがないし、姉妹も全員この伝統を貫き通しているという。夫とは、その伝統を守り通すことに合意した上で結婚した。だから夫は、一度も彼女の顔を見ようとしたことがない。

    夫に一度も顔を見せることなく子作りをしてきたことについて訊かれると、彼女はこう言ってのけた。「結婚を支えるものは愛です。結婚に顔は関係ありませんよ


冒頭でも述べたように、夫や家族の前ですらヴェールを脱がないというのは、イスラムの風習ではない。湾岸諸国のごく一部の人々の間でのみ古くから受け継がれている伝統である。

ただし、サウジアラビアなど、戒律の厳しいイスラム国では、花婿が花嫁の顔を一度も見ることなく式の日を迎えることが多い。男性の側が結婚相手となる女性を顔で選ぶことはできないということになる。男女関係発展の上で容姿が重要なファクターとなる日本や欧米とは、次元を異にしているというほかない。

【追記 5/19 00:10】

タイトルをミスったかもしれない。むしろ、「夫にも我が子にも一度たりとも顔を見せない女たち」みたいなタイトルの方が内容に即している気がする。

そう思い直してタイトルを変えようとしたのだが、最初のタイトルで既にリンクしてくれているブログやサイトがあることが判明。よって、現状どおりのタイトルとしておく。




■ Source: Never showed her face in 30 years of marriage

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この記事へのコメント

1. Posted by     2008年05月18日 20:49
素顔を誰にも見せないって
まるで原作ルパンみたいですねw
それにしても世界は広い・・・。
2. Posted by     2008年05月19日 08:15
なんとかの恩返しみたいな
3. Posted by     2008年05月20日 01:03
「おまえには顔を見たことを後悔する時間をも…与えんッ!!」
4. Posted by     2008年05月20日 01:35
タイトルから勝手に、妻がすごく不美人で落胆したんだな、と思いました。
ち、違った…
浮気や暴力と同等の裏切り行為なのですね。
5. Posted by ・   2008年05月20日 06:46
僕もこのタイトルから不美人説だと思ってしまいました…。

ところで、ソースの写真を見るとヴェールは目以外をすべて覆っているのですね。
確かに恋愛や結婚には顔は関係ない、とは思うものの、キスが出来ないのは辛いような気が…。
6. Posted by a   2008年05月20日 14:20
まあキスしたがるのは女性のほうですし
sexできればそれで満足という男の性も根強いですから、大して問題にならないんじゃ?

寧ろこの記事のようにパンドラの箱を開けたいという欲求の方が強いでしょうね
さして意味はなくても隠されると知りたいと思うのは万国共通ですから
7. Posted by kk   2008年05月24日 13:11
"男尊女卑のイスラム"
これは神道や道教よりはそうかもしれませんが仏教、キリスト教よりはましか、どっちもどっちレベルでは。
8. Posted by 菜   2008年06月12日 07:44
ベールっていうから、半透明でふわっとしたのを想像してた。
本当に目しか見えないなぁ。風で捲れないよう生地も厚そうだし。
9. Posted by チョイス   2010年12月10日 16:59
「『コーランか剣か』は誤り」イスラム教に対する10の誤解
h t t p : / / blog.livedoor.jp/meaningless88/archives/1664227.h t m l

イスラムの衣装は抑圧?個人の自由?
t t p : / / blog.livedoor.jp/meaningless88/archives/1287120.h t m l

これらを併用して読んでみたら…。
10. Posted by full report   2014年05月11日 02:06
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11. Posted by news   2014年05月11日 18:43
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