G- なんでも評点:9歳少女の腹部から摘出された長さ6センチの“腫瘍”は2つの眼を具有していた

2008年05月16日

9歳少女の腹部から摘出された長さ6センチの“腫瘍”は2つの眼を具有していた


以前、ベルギーで腹痛を訴えていた10歳の少女が診察を受けたところ、妊娠9ヶ月目であることが判明したという話を伝えたことがある。今回お伝えする話でも、ギリシャで9歳の少女が原因不明の腹痛を訴えて診察を受けた。腹痛の原因は腹腔内に出来た腫瘍と診断された。ところが、その“腫瘍”には2つの眼が備わっていたという話である。
ギリシャ・ラリッサ市のラリッサ総合病院の医師が、腹痛を訴えている9歳の少女を診察したところ、へその右側が腫れ上がっていた。検査すると、その部分に腫瘍らしきものがあることがわかった。その腫瘍を外科的に切除する手術が行われることになった。

手術は無事成功したのだが、医師らが切除した長さ6センチほどの“腫瘍”には2つの眼があった。胴体と頭部を有する胎児の形をしていた。髪の毛も生えていた。だが脳は備わっていなかった。

ベルギーの10歳の少女の話とは異なり、その胎児はもちろん少女が懐妊した子ではない。本来なら、少女と一緒にこの世に生を受けるはずだった双子のかたわれが母の胎内で正常に成長することができず、少女の体の中に取り込まれてしまったのだ。

このような現象は“胎児内胎児”と呼ばれる。“胎児内胎児”が見つかったという話や、それに類する話は当ブログで過去に何度か取り上げたことがある(本稿末尾の「関連記事」参照)。

本件はラリッサ総合病院の医師らが5月15日に発表したことで明らかになったが、少女の氏名は明かされていない。少女は既に完全に回復しているという。

ラリッサ総合病院の医師らによると、胎児内胎児は出産50万件に1回しか発生しないとのことである。ただし、胎児内胎児の発生率については正確な統計があるわけでもなく、100万分の1とも言われている。

備考:当ブログ発の書籍『世界のありな〜い100選』では、“胎児内胎児”と“石児”という稀なる現象を1つの記事にまとめて取り上げている。石児とは、子宮外妊娠した胎児が母親の体の中で死亡した後、その場に取り残されて石灰化するという現象。世界中で過去400年間に発表された医学文献を合わせても、その報告例は300件弱しかないと言われており、これもまた非常に稀な現象である。





■ Source: Nine-year-old girl's twin found inside her stomach (AP)

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1. 畸形嚢腫  [ Kyan's BLOG III ]   2008年05月17日 05:43
なんでも評点:9歳少女の腹部から摘出された長さ6センチの“腫瘍”は2つの眼を具有していた ブラックジャックの「ピノコ」ですな。

この記事へのコメント

2. Posted by 1   2008年05月17日 22:22
脳が入っていたらピノコが出来たかもな
3. Posted by     2008年05月18日 14:16
これは凄いな・・・。
医学的にも確率的にもありえることとはいえ、
実際目の当たりにする人にとっては耐え難いものがある。
4. Posted by さい   2008年06月15日 10:38
ブラックジャックみたい

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