2008年03月18日
ロシア連邦中部スヴェルドロフスク州の州都エカテリンブルクで暮らしている大学2年生のイェジェニ・イヴィン君は、先日、幼い女の子を卑劣な男から救った。だが、そのときの状況が状況だけに、あまりに恥ずかしくて家族に話していなかった。しかし、このたびエカテリンブルク地方検察庁から大学に感謝状が送られてきたことで、みんなが彼の手柄を知ることになった。
その日、イヴィン君を乗せた列車が自宅最寄の駅に到着したのは午後3時ごろのことだった。列車から降りたイヴィン君は、わざと遠回りして家に帰ろうと考えた。外の空気を吸いながら散歩したい気分だったからだ。いつもどおりの道順で帰宅していたら、イヴィン君がヒーローになることはなかっただろう。
踏み切りを渡り終えるか終えないかのところで、信じがたい光景がイヴィン君の目に飛び込んできた。男が地面にうつ伏せになって腕立て伏せのような姿勢を取っていた。大柄な男の体の下には、まだ幼い女の子の小さな体が組み敷かれていた。女の子は、下半身から衣類を完全に剥ぎ取られていた。
女の子は、もはや抵抗すらできなくなっているように見えた。泣き叫ぶことすら止めていた。
その光景が何を意味しているかを把握したイヴィン君は、男の背後に回り込んで近づいて行った。男はイヴィン君が後ろにいることに気づかなかった。女の子は助けが来たことに気づくと、大声で泣き叫び始めた。
後ろを振り返り、イヴィン君がそこに立っていることに気づいた男は、脱ぎ捨てていたズボンや下着を手に取って、一目散で駆け出した。
イヴィン君はすぐには男の後を追わなかった。女の子に手を貸して立ち上がらせると、彼女の様子を確かめた。大丈夫だとわかると、男の後を猛然と追いかけ始めた。
男の逃げ足は思いのほか遅く、あっという間に追いついた。自分の方が体格に優れていることに気づいた男は、最初、イヴィン君に反撃を仕掛けてきた。だが、男は知らなかった。自分を追ってきた青年が柔術の黒帯保有者であることを。
どんなに男の体格が良くても、イヴィン君に敵うはずがなかった。何度も地面に叩き付けられてしまった。歯が立たないことを悟った男は態度を軟化させ、イヴィン君を買収しようと持ちかけてきた。だが、「そんな話に貸す耳はありませんでした。もう一度、技をかけてやったのです」とイヴィン君は振り返る。
イヴィン君が男を完全に制圧すると、女の子が泣きながら駆け寄ってきた。女の子はその時点でまだ下半身裸のままだった。その姿を見て、イヴィン君は女の子のことが本当に不憫になった。
女の子が泣きながら訴えるところによると、剥ぎ取られた下着は男が持っているという。イヴィン君が男のポケットの中を調べると、そこに下着が入っていた。
イヴィン君は、男を取り押さえ続けなければならず、携帯電話も持っていなかったので警察を呼ぶのに苦労した。なんとか通過中の機関車の運転士の注意を引いて、停車させることに成功した。事情を把握した運転士は、すぐに無線で警察を呼んでくれた。
イヴィン君が逮捕した男は、42歳のエカテリンブルク市民であることが判明した。警察では、地元でこれまでに発生した同様な事件にも男が関与しているのではないかとして追求を続けている。(男の氏名が明かされていないわけだが、わが国で同様に氏名が明かされない場合と同様な事情があるのかどうかは何とも言えない)。
被害に遭った女の子の年齢は明らかにされていない。また、イヴィン君がその場でいったん女の子の様子を「大丈夫」と確認しているが、実際の被害の程度は不明である。
イヴィン君が通っている大学の名前は、“Humanitarian University of Yekaterinburg”と伝えられている。日本語に直訳すると、「エカテリンブルク人道支援大学」となる。彼は、その大学の名に恥じない立派な行いをしたことになる。
■ Source: http://english.pravda.ru/society/stories/17-03-2008/104526-rapist-0
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女の子は、もはや抵抗すらできなくなっているように見えた。泣き叫ぶことすら止めていた。
その光景が何を意味しているかを把握したイヴィン君は、男の背後に回り込んで近づいて行った。男はイヴィン君が後ろにいることに気づかなかった。女の子は助けが来たことに気づくと、大声で泣き叫び始めた。
後ろを振り返り、イヴィン君がそこに立っていることに気づいた男は、脱ぎ捨てていたズボンや下着を手に取って、一目散で駆け出した。
イヴィン君はすぐには男の後を追わなかった。女の子に手を貸して立ち上がらせると、彼女の様子を確かめた。大丈夫だとわかると、男の後を猛然と追いかけ始めた。
男の逃げ足は思いのほか遅く、あっという間に追いついた。自分の方が体格に優れていることに気づいた男は、最初、イヴィン君に反撃を仕掛けてきた。だが、男は知らなかった。自分を追ってきた青年が柔術の黒帯保有者であることを。
どんなに男の体格が良くても、イヴィン君に敵うはずがなかった。何度も地面に叩き付けられてしまった。歯が立たないことを悟った男は態度を軟化させ、イヴィン君を買収しようと持ちかけてきた。だが、「そんな話に貸す耳はありませんでした。もう一度、技をかけてやったのです」とイヴィン君は振り返る。
イヴィン君が男を完全に制圧すると、女の子が泣きながら駆け寄ってきた。女の子はその時点でまだ下半身裸のままだった。その姿を見て、イヴィン君は女の子のことが本当に不憫になった。
女の子が泣きながら訴えるところによると、剥ぎ取られた下着は男が持っているという。イヴィン君が男のポケットの中を調べると、そこに下着が入っていた。
イヴィン君は、男を取り押さえ続けなければならず、携帯電話も持っていなかったので警察を呼ぶのに苦労した。なんとか通過中の機関車の運転士の注意を引いて、停車させることに成功した。事情を把握した運転士は、すぐに無線で警察を呼んでくれた。
イヴィン君が逮捕した男は、42歳のエカテリンブルク市民であることが判明した。警察では、地元でこれまでに発生した同様な事件にも男が関与しているのではないかとして追求を続けている。(男の氏名が明かされていないわけだが、わが国で同様に氏名が明かされない場合と同様な事情があるのかどうかは何とも言えない)。
被害に遭った女の子の年齢は明らかにされていない。また、イヴィン君がその場でいったん女の子の様子を「大丈夫」と確認しているが、実際の被害の程度は不明である。
イヴィン君が通っている大学の名前は、“Humanitarian University of Yekaterinburg”と伝えられている。日本語に直訳すると、「エカテリンブルク人道支援大学」となる。彼は、その大学の名に恥じない立派な行いをしたことになる。
■ Source: http://english.pravda.ru/society/stories/17-03-2008/104526-rapist-0
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この記事へのコメント
1. Posted by
2008年03月18日 21:16
小さい子や女性が理不尽な目に遭わされ、胸糞悪いニュースが多い中で、とてもすっとしました。イヴィン君GJ!!
2. Posted by nice
2008年03月19日 01:47
イヴィン君
3. Posted by
2008年03月19日 13:26
これは完全にフラグたったな。
4. Posted by lba
2008年03月19日 17:00
「あまりに恥ずかしくて家族に話していなかった」って書いてあるから
「下半身裸の女の子を下半身裸の男が救う」話かと思った
「下半身裸の女の子を下半身裸の男が救う」話かと思った
5. Posted by モッチ
2008年03月19日 22:48
女の子の被害の詳細は不明のようですが、少なくとも、イヴィン君の取った終始一貫して誠実で責任感のある行動は、傷ついた幼女の心を救ったのではないかと思います。イヴィン君の通う大学の名は、あまりにも彼にピッタリで驚きましたが、彼はいくら黒帯保持者とはいえ、きっと元々[人道支援]に関心を持つ正義感の強い青年だったのでしょうね。そういえば先月のタクシー運転手事件の記事、ミッキーさんも勇気あるー!!
6. Posted by
みどり
2008年03月20日 22:16
7. Posted by ・
2008年03月26日 23:16
柔術の黒帯って結構稀少じゃなかったっけ?
最高に運の悪い奴だな
最高に運の悪い奴だな
8. Posted by
2008年04月10日 18:17
よし、俺も柔術はじめよう
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