2008年03月16日
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ポーランドのルブリンで暮らすエドワード・ビセフスキさんという男性がついに理想の女性と巡り合った。過去に交際した女性の数は両手の指で数え切れない。だが、ほとんどの相手とは長続きしなかった。エドワードさんがあまりにも相手に完璧さを求めすぎたからだ。それでも次なる女性と巡り合う運だけには恵まれていた。
婚約まで進展した相手の数は12人に上る。だが、実際に結婚を成就できたのは、そのうち4人だけ。“4人だけ”などと表現すると、贅沢な話に聞こえるが、いずれの結婚もやはり長続きしなかった。
交際と別れ、婚約と破談、結婚と離婚のループを繰り返しているうちに、エドワードさんは79歳の高齢に達していた。それでも、彼は理想の女性を探し求めていた。
そして、人生の最終盤を迎えて、ようやく理想の女性と巡り合ったのである。14歳年下のカジミエルザは、過去のどの相手よりも完璧な相手に見えた。不毛な遍歴は今回できっと終わるはずだった。
エドワードさんは彼女に熱烈な言葉を投げかけて求婚した。「僕が探し続けていた理想の女性は、君をおいてほかにいない。結婚してくれ」
カジミエルザと夫婦となったエドワードさんが不毛な遍歴を続けることは、もう永遠にない。挙式のわずか一週間後、理想の妻カジミエルザが彼の首を絞めて殺害してしまったからである。カジミエルザは犯行の動機をこう供述した。「いざ結婚してみると、エドワードが世界最悪の夫だったことがわかったからです」
近所に住むウラディスラフ・ウィトカさん(65歳)という女性が取材を受けて、こうコメントしている。「エドワードさんは、救いようがないほど嫌われ者の年寄でした。完璧主義者でした。彼の基準を満たすことができる女性はどこにもいないでしょう。奥さんを一概に責めることはできない気がします」
本件は、英国のSun紙がわずか数パラグラフの短い記事で伝えている。本稿では、例によって情報と記述を多少肉付けして物語仕立てにしてある。実際、昔の説話や故事に出てきそうなアイロニカルな顛末である。
理想の女性をついに見つけて結婚した完璧主義者が、相手に「世界最悪の夫」の烙印を押され、命を奪われた。しかし、命を奪われたのは、挙式からわずか1週間後のことである。お互いに相手の実像を見て失望した状況だった可能性もあるが、相手の実像を知ってはらわたを煮えくり返らせていたのはカジミエルザの方だけだった可能性もある。
もし後者だったとしたら、カジミエルザは表面上、完璧な妻を演じ続けていたのではないだろうか。そうであれば、エドワードさんは理想の女性と一緒になることができて至福の時間を味わっていたことになるだろう。彼女の堪忍袋がついにぶち切れて、鬼の形相で迫ってきたその瞬間までは。
■ Source: 'Perfect' marriage is a choker
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もし後者だったとしたら、カジミエルザは表面上、完璧な妻を演じ続けていたのではないだろうか。そうであれば、エドワードさんは理想の女性と一緒になることができて至福の時間を味わっていたことになるだろう。彼女の堪忍袋がついにぶち切れて、鬼の形相で迫ってきたその瞬間までは。
■ Source: 'Perfect' marriage is a choker
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この記事へのコメント
1. Posted by モッチ
2008年03月16日 08:16
妻には、夫を殺害するくらいなら例えそれがどんな形の別れであっても別れという選択肢だってあったはずなのにと思った。でも妻にしてみればきっと生かすという選択肢などもう頭の片隅にもない程殺害時は夫を憎んでいたのかな?夫もまたそこまで憎まれる程質の悪い完璧主義者だったのか?なぜ夫は、人は人である限り、理想を完璧に叶えてくれる事の出来る人などこの世にはいないという事をそれまでの間に学習しなかったのだろう。
2. Posted by 炭酸抹茶
2008年03月17日 22:10
理想の女性の手に掛かって死ねたんだから、
これもまた幸せな結末なのかもしれんな・・・
これもまた幸せな結末なのかもしれんな・・・
3. Posted by モッチ
2008年03月17日 23:13
夫がもし、これ以上自分の理想に叶う相手など世界中どこを探しても絶対にいないだろうと確信を持ったまま新婚生活を送り、生涯最高の幸せを噛み締めながら死んでいったのなら、それは確かにそんな幸せなことはないかもと思った。そもそも夫にとって、夫の人生に於いてのゴールがもはや自分の理想に完璧に叶う相手を探し見つけ出し結婚する、そのこと自体にあったのだとしたら、夫は尚更幸せな死を遂げたのかもしれない。
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