2008年03月10日

もうすぐ結婚式なのに25人の荒くれ男たちと同房に入れられ陵辱の限りを尽くされる


結婚式を間近に控え、幸せの真っ只中にいたのに、ケダモノのような連中に陵辱の限りを尽くされてしまう。――こう書くと、嫁入り直前の娘が男たちに襲われて身も心もずたずたにされた話かと思う人が多いだろう。だが、南アフリカ共和国リンポポ州の州都ポロクワネで暮らすニコ・バウアーさんは、25歳の青年である。
1月6日のこと、ポロクワネ市内で自動車を運転していたニコさんは事故を起こしてしまう。現場にやってきた警官たちは、ニコさんが無謀運転をしていたことが事故の原因だと決め付けて、彼の身柄を拘束してしまった。

ニコさんは、警察署で取調べを受けることになった。南アでは、こういう場合、容疑者が家族に電話連絡を入れることが法的に許されている。ニコさんは、家に電話を入れさせて欲しいと4回にわたって頼んだが、許可してもらえなかった。

なんせ、彼は3月に1歳年下のローズマリーさんと式を挙げる予定になっていた。フィアンセを心配させたくないという思いが強かったようだ。

夜になると、いったん取調べが終わり、留置房に入れられることになった。同じ房の中には、25人もの男たちが収容されていた。

そして消灯後、男たちが寄ってたかってニコさんの体を押さえつけにかかった。手足の自由を完全に奪われたことに加え、顔に枕を押し付けられたため、大声を出すこともできなかった。

その状態で、下半身から衣類を剥ぎ取られ、4人の男に代わる代わる貫かれた。その間、かなりの物音が聞こえていたはずなのに、警察署の署員は誰一人として見回りに来なかった。ニコさんは顔に枕を押し当てられたまま、絶望と苦痛と屈辱にむせび泣く。4人の男たちは夜通し、陵辱を繰り返した。

男たちの往復運動が延々と続く中、ニコさんはついに気を失った。やがて朝の光が房の中に差し込み目が覚めると、ニコさんを貫いた4人の男のうち1人が彼の方に這って来た。男は、にやりと笑いながら、ニコさんの耳元に口を寄せて囁く。

「夕べのことで、お前も本当に俺たちの仲間になったんだよ」

すると、署員が房の近くを通りかかった。男はニコさんのそばを離れ、何食わぬ顔で署員をやり過す。

一方、ニコさんの家族は、前日から姿を消し、連絡が付かなくなっていたニコさんのことをたいそう心配し、血眼になって行方を捜していた。ようやく彼が警察署に留置されていることを突き止め、保釈金を支払って、ニコさんを釈放させた。

釈放されたニコさんは、精神的にズタズタになっていた。家族はニコさんを大急ぎで病院に運び、一連の検査を受けさせた。もちろん、その中にはHIV検査も含まれていた。

警察の方でも、ニコさんの衣服に残された犯人たちの体液などからDNA鑑定を開始した。その後、ニコさんの証言から4人のレイピストが特定され、レイプの罪状で起訴された。

HIV検査の結果は、まだ出ていない。精神的外傷が深く、あの夜のことがしばしば悪夢やフラッシュバックとなって蘇る。「いまだに朝方うなされて目を覚ますことがよくあります。男たちに陵辱されたあの留置房に漂っていた悪臭が蘇ってきます」

抗うつ剤の投与を受けているほか、抗レトロウイルス剤(抗HIV剤)の投与も受けている。ニコさん本人だけではなく、フィアンセのローズマリーさんも精神的にひどく不安定となり、職を失ってしまった。医師たちによれば二人とも集中治療を受ける必要があるが、経済的に苦しく、これ以上の治療費を捻出できないでいる。

だが、二人は予定通り、3月1日に式を挙げた。式の後、ニコさんはアフリカーンス語(オランダ語の南ア方言)の地元紙Rapportの取材を受けて、上記のような生き地獄体験を語った。本稿では、その内容を整理し、若干の補足を加えてお伝えしている。(なお、ニコ・バウアーさんは、おそらくオランダ系入植者を祖先に持つ白人だと思われる)。

ニコさんを襲った4人の男については刑事裁判が開始されているわけだが、ニコさんはポロクワネ警察を相手取った民事訴訟を起こそうと考えている。

ポロクワネ警察のレシバ・ラモシェバ警部補は、Rapport紙の取材に対し、房内でレイプ事件が起きたことを認めてはいるものの、家族への電話連絡を拒絶した事実はないと主張している。また、留置房の見回りにも怠りはなかったと主張している。

しかし、南アでは類似の事件が過去にも起きている。2003年には、ムプマランガ州アムステルダムで留置房に収容された15歳の少女が男たちにレイプされる事件が起きた。

当ブログでもお伝えしたが、2006年にはケープ州ジョージ市郊外の警察署内の留置房に泥酔した18歳の少女が収容され、同房の少年たちにレイプされたとして大問題になった(下記「関連記事」)。

サッカー・ワールドカップ2010年南ア大会の心配さが今年のオリンピックの心配さにかすんでいる昨今ではあるが、ワールドカップ観戦のために当地を訪れようとしている人は、老若男女を問わず十分に注意されたい。現地で酒を飲みすぎて正体不明になり警察の留置房に収容されたりすることだけはないように・・・。




■ Source: http://www.news24.com/News24/South_Africa/News/0,,2-7-1442_2284864,00.html

【関連記事】


この記事の先頭に戻る
Google
WWW を検索 評点

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. ホーム/2008-03-11  [ とんかつ3号 隠れ亭 ]   2008年03月11日 07:37
おはようございます。 今日は火曜日。えーと、ペットボトルを捨てる日だったな。今年の2月からこの地域のゴミ出しルールが変わってしまって、未だ慣れていません。生ゴミは週2回しか出せないから、出し忘れたら最悪だしね。 きょうは久々に 選択肢 ...

この記事へのコメント

1. Posted by モッチ   2008年03月10日 21:42
ニコさんがもしオランダ系入植者の祖先を持つ白人なのだとしたら、ニコさんはアパルトヘイトという過去の罪?の犠牲者になってしまったのか…と記事を読んで思いました。
罪を憎んで人を憎まず…そんなこと容易にできることではないのかな…。
それにしても、同じ人間が同じ人間に対してこんな目に遭わせることができるなんて…。
南アに限らず酷たらしい事件が毎日尽きない世の中、悲しい実情ですね…。
2. Posted by    2008年03月13日 01:11
プ、でなくプを使ってAdSenseチェックを回避ってのは大丈夫なのでしょうか、、
3. Posted by ぽこ   2011年05月15日 14:54
もっと大々的にニュースにして、世の中の男にもレイプの危機感を自覚させるべき。
特にレイプ系のエロゲで遊んでる奴とかに、男もヤラれるんだぜって所を目の当たりにさせて反応みてみたい。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔