2008年01月02日
米国ニュージャージー州で学校の先生をしているジーナ・ミニョーニさんが失意のどん底に落ちたのは15年前のある日のことだった。3ヵ月後に挙式を控え、ウエディングドレスだってもう出来上がっていたのに、婚約者に破談を言い渡されてしまったのだ。
ジーナさんは、同州ユニオンにある“ Hollywood Bridal Fashions”というウエディングドレス専門店にドレスを注文し、代金1900ドルの支払いを既に済ませていた。ドレスは既に仮縫いが終わっていて、最後のサイズ合わせを残すばかりだった。
ジーナさんは泣きながら同店に電話をかけて、ドレスが不要になったことを告げた。彼女からの電話を受けた店主マリア・ディカルロさんにとって、出来上がったドレスが結局引き取られずに終わることは決して珍しいことではなかった。
マリアさんはドレス店を始めて以来、結婚が破談になったなどの理由で数百着のドレスを処分してきた。だが、マリアさんはジーナさんのドレスをあっさり処分する気になれなかった。あんなに嬉々としてドレスの注文に現れたのに、突然の破談によって夢を絶たれたジーナさんのことはマリアさんの心にとりわけ強く焼き付けられた。
「ジーナさんは、いつの日か必ずサイズ合わせに現れる」・・・そんな確信のようなものもあった。
マリアさんはジーナさんのドレスを処分したりせずに、大事に取っておくことにした。ドレスが型崩れしないように紙で詰め物をした。そしてビニール袋に入れ、地下の倉庫の片隅に吊るしておいた。
結婚が破談になった8年後、ジーナさんに新しい恋人が出来た。教員の仕事も順調で、ニューアーク(ニュージャージー州最大の都市)の学校で教頭の職に就くまでになった。そして、7年越しの恋人アート・スミスさんとの結婚が決まった。
ジーナさんもこの15年間、一度は不要になったあのウェディングドレスのことを忘れることは決してなかった。もうさすがに処分されているかもしれない。だが、同じ店に足を運んでみることにした。
すると、15年ぶりに会うのに店主マリアさんはジーナさんのことをよく覚えていたではないか。そして、「きっといつか、あなたがこれを取りに来ると思っていたのよ」と言いながら、15年前のあのドレスをジーナさんに手渡した。
今見ても、やっぱり身に付けたいと思う素敵なドレスだった。そして、サイズの方も15年前同様、“きつすぎて入らない”小ささだった。あのとき、ジーナさんはわざと小さすぎるサイズのドレスを注文したのだった。
自分のサイズより、2サイズも小さいドレス。それは、式までに必ず痩せてみせるという決意の表れだった。しかし、あれから15年も経っている。年を取ってから減量するのは、新陳代謝が落ちていることもあり大変だ。
マリアさんは、さすがに今のジーナさんには無理だろうと思い、背中のファスナーの部分にパネルを入れて大きくすることを提案した。だが、ジーナさんの決意に揺らぎはなかった。絶食ダイエットに取り組み、2週間で7キロの減量に成功したのである。
15年前の決意を15年後に実現してみせたジーナさんは、12月29日、ぴったりのサイズになったドレスをまとい、皆の祝福を浴びながらバージンロードを歩いた。15年前の決意と失意、あらゆる想いが走馬灯のように彼女の心を駆け巡ったに違いない。
同じような理由で数百着ものドレスを処分してきたマリアさんにしても、ドレス職人冥利に尽きる思いで胸が熱くなったことだろう。
15年前にジーナさんが味わったのは、まさしく幸せの絶頂から絶望のどん底への急転直下であったに違いない。その悲しみを最も象徴するのが、このドレスだったはず。だが、ドレスは悲しみの象徴のまま処分されるのではなく、再び幸せの象徴として日の目を浴びる時を待ち続けていた。
■ Source: Wedding Gown Gets a Second Chance
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マリアさんはドレス店を始めて以来、結婚が破談になったなどの理由で数百着のドレスを処分してきた。だが、マリアさんはジーナさんのドレスをあっさり処分する気になれなかった。あんなに嬉々としてドレスの注文に現れたのに、突然の破談によって夢を絶たれたジーナさんのことはマリアさんの心にとりわけ強く焼き付けられた。
「ジーナさんは、いつの日か必ずサイズ合わせに現れる」・・・そんな確信のようなものもあった。
マリアさんはジーナさんのドレスを処分したりせずに、大事に取っておくことにした。ドレスが型崩れしないように紙で詰め物をした。そしてビニール袋に入れ、地下の倉庫の片隅に吊るしておいた。
結婚が破談になった8年後、ジーナさんに新しい恋人が出来た。教員の仕事も順調で、ニューアーク(ニュージャージー州最大の都市)の学校で教頭の職に就くまでになった。そして、7年越しの恋人アート・スミスさんとの結婚が決まった。
ジーナさんもこの15年間、一度は不要になったあのウェディングドレスのことを忘れることは決してなかった。もうさすがに処分されているかもしれない。だが、同じ店に足を運んでみることにした。
すると、15年ぶりに会うのに店主マリアさんはジーナさんのことをよく覚えていたではないか。そして、「きっといつか、あなたがこれを取りに来ると思っていたのよ」と言いながら、15年前のあのドレスをジーナさんに手渡した。
今見ても、やっぱり身に付けたいと思う素敵なドレスだった。そして、サイズの方も15年前同様、“きつすぎて入らない”小ささだった。あのとき、ジーナさんはわざと小さすぎるサイズのドレスを注文したのだった。
自分のサイズより、2サイズも小さいドレス。それは、式までに必ず痩せてみせるという決意の表れだった。しかし、あれから15年も経っている。年を取ってから減量するのは、新陳代謝が落ちていることもあり大変だ。
マリアさんは、さすがに今のジーナさんには無理だろうと思い、背中のファスナーの部分にパネルを入れて大きくすることを提案した。だが、ジーナさんの決意に揺らぎはなかった。絶食ダイエットに取り組み、2週間で7キロの減量に成功したのである。
15年前の決意を15年後に実現してみせたジーナさんは、12月29日、ぴったりのサイズになったドレスをまとい、皆の祝福を浴びながらバージンロードを歩いた。15年前の決意と失意、あらゆる想いが走馬灯のように彼女の心を駆け巡ったに違いない。
同じような理由で数百着ものドレスを処分してきたマリアさんにしても、ドレス職人冥利に尽きる思いで胸が熱くなったことだろう。
15年前にジーナさんが味わったのは、まさしく幸せの絶頂から絶望のどん底への急転直下であったに違いない。その悲しみを最も象徴するのが、このドレスだったはず。だが、ドレスは悲しみの象徴のまま処分されるのではなく、再び幸せの象徴として日の目を浴びる時を待ち続けていた。
■ Source: Wedding Gown Gets a Second Chance
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1. なんでも評点:結婚を破談にされ、ウェディングドレスを店に取りに行かなかった女性が15年後にそのドレスを着る [ ワラニュース ] 2008年01月03日 23:42
米国ニュージャージー州で学校の先生をしているジーナ・ミニョーニさんが失意のどん底に落ちたのは15年前のある日のことだった。3ヵ月後に挙式を控え、ウエディングドレスだってもう出来上がっていたのに、婚約者に破談を言い渡されてしまったのだ。・・・・
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この記事へのコメント
1. Posted by 携帯より
2008年01月02日 20:28
1げっと!
日本ではあまりこういうの耳にしないけど、海外じゃ多いことにびっくり
日本ではあまりこういうの耳にしないけど、海外じゃ多いことにびっくり
2. Posted by m(__)m
2008年01月04日 00:04
水をさしてしまうかもしれないけど‥
他の男と幸せになりたく作ったドレスを着て、違う男と結婚‥
私には あまりいい話には聞こえないなぁ〜
他の男と幸せになりたく作ったドレスを着て、違う男と結婚‥
私には あまりいい話には聞こえないなぁ〜
3. Posted by 名無し
2008年01月04日 23:32
確かに他の男と一緒になる為に作ったドレスだけど、女性が幸せになる日に着る物だから、良いんじゃないかな。とか思ったり。
何にしても、今度は幸せになって欲しいですね。
何にしても、今度は幸せになって欲しいですね。
4. Posted by 福島の人
2008年01月05日 01:07
( ;∀;)イイハナシダナー
5. Posted by k
2008年01月05日 23:30
ぶわっ
6. Posted by い
2008年01月06日 03:32
ある程度長い間生きている人じゃないと、この話の機微はわからない
会社からアクセスしている人は感動しそう
わたしはその一人なんだけどまだ休みなので携帯から読んでみました
7. Posted by あー
2008年01月07日 16:36
2週間で7キロって、下手したら倒れるぞ
8. Posted by
2008年01月08日 00:50
やばい・・・ガチで泣いてしまった。
ジーナさんお幸せに。二度と振られるなよ。
ジーナさんお幸せに。二度と振られるなよ。
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