2007年11月12日

ヒップが大きくウエストがくびれている女性ほど頭が良いことが判明 ― その理由として考えられるのは?


以前、「科学実験で裏付けられた“モテの法則”大特集」と題する記事の【第3部】(リンクは本稿末尾)で、「ウエストとヒップの比率0.7のボディが最も男性を魅了する」とする説を紹介したことがある。この“0.7”というのは、マリリン・モンローの体型から導き出された数値だった。さらに、人類の歴史を長い目で見ると、男性を魅了してきたのは巨乳ではなく“ウエストのくびれ”にほからないとする研究結果が発表されたことにも触れた。
女性のウエストのくびれは頭の良さと相関があるとする研究結果が、米国のピッツバーグ大学とカリフォルニア大学サンタバーバラ校の合同研究チームによって先ごろ発表された。奇行が多く、あまりお利口ではなかったイメージのあるマリリン・モンローとの連想で、「くびれと知性は反比例する」ということかとついつい早合点する人がいるかもしれない。

だが、この調査研究で判明したのは、ウエストがくびれている女性ほど頭が良いという(ある種の意外性を帯びた)事実だった。しかも、研究者たちが言うには、くびれ率0.6〜0.7が最も理想的だという。

あのマリリン・モンローですら、ウエストのくびれは0.7だったのである。0.6という数値がいかにくびれているか。たとえば、ヒップが90センチとしても、くびれ率が0.6の場合、ウエストは54センチということになる。くびれ率0.6に該当する女性は、めったにいない。だが、0.7弱ということになれば、該当者がそこそこいるかもしれない。

ここで注意しなければならないのは、単に体が細ければいいのではないという点である。実際、スレンダー過ぎる女性はヒップの脂肪も少ないため、0.6〜0.7のくびれ率を達成できない。逆に言うと、H100-W70の女性は、くびれ率が0.7となり、くびれの理想範囲に収まることになる。必ずしもスレンダーである必要はない。ウエストがくびれているかどうかが重要なのだ。

この研究結果は“Evolution and Human Behaviour”誌上で発表されているが、調査の対象となったのは1万7千人もの少女と成人女性である。研究チームでは、彼女らのウエストとヒップの測定値を収集するとともに、認識力テストの結果も収集した。この2つのデータを比較したところ、ウエストがくびれている女性ほど、認識力テストの成績が優秀であることが判明したのである。

では、なぜ女性はウエストがくびれているほど賢いという結果が出たのだろうか? 合同研究チームがその理由として考えているのは、脂肪の付く場所の違いである。皮下脂肪は、付く場所によって含有成分に違いがあるのだ。

  • ヒップと太腿に付く皮下脂肪 ― 子宮内の胎児の脳が発達する上で不可欠なオメガ3脂肪酸(omega3)の含有率が高い。

  • 腹部に付く皮下脂肪 ― オメガ3脂肪酸ではなく、オメガ6脂肪酸(omega6)の含有率が高い傾向がある。omega6は、omega3ほど脳の発達に寄与しない。(さらに、脂肪がヒップと太腿に集まる女性に比べて、脂肪が腹部に集まる女性は、糖尿病や心臓疾患を患うリスクが高いこともわかっている)。


つまり、ウエストがくびれている“砂時計体形”の女性は、お腹周りの脂肪が薄く、ヒップの脂肪が厚い。ヒップの脂肪にはomega3が多量に含まれている。ゆえに、くびれている女性ほど、脳の発達に不可欠なomega3を多く保有していることになる。

そして、研究者たちは、1万7千人の調査対象女性のうち子供がいる女性については、その子供にも認識力テストを受けさせた。すると、砂時計体形の女性から生まれた子供ほど、成績が良いことが判明した。母体が多量に保有しているomega3が胎児の脳の発達を促進するからではないか、と研究者たちは考えている。

つまり、砂時計体形の女性は同じく砂時計体形の母から生まれたから、胎児のときに母体から多量のomega3を受け取ることができた。ゆえに、脳が発達して利口な女性になった・・・ということになる。

今では男性の目をひきつけて止まない砂時計体形を持つ彼女らにしても、胎児のときからウエストがくびれていたわけではない。大人になるにつれて、脂肪が腹部よりもヒップに集まり(omega3を蓄積しながら)ウエストがくびれていったのだ。そんなふうに体が成熟する遺伝子を母から引き継いだ彼女らが妊娠すると、今度は自分がお腹の中の子にomega3をたっぷり与えてやる番になる。このサイクルが繰り返されていく・・・というわけだ。

また、調査対象女性には、10代で出産した女性も含まれていた。それらの女性の子供は、認識力テストの成績が他の子供よりも劣っていた。10代の妊婦はまだomega3の蓄積が少ないため、子宮の中にいる子供の脳の成長が促進されにくいのだろう、と研究者たちは考えている。

ただし、10代でもウエストが見事にくびれている女性はいる。そんな彼女らから生まれた子供は、認識力テストでも好成績を収めたのである。

ともあれ、この研究結果においては、“ヒップが大きくて、ウエストが細い”というのが最も重要なポイントである。“ヒップが大きい”だけに注目するなら、日本で昔から言われている「安産型」体形である。だが、同時にウエストが細いことも理想条件となる。くびれ率0.6〜0.7が最も理想的なのだ。

しかし、筆者が考えるに、砂時計体形の女性が頭の良い子供を産むことに関しては、オメガ脂肪酸以外にも理由を付けることができそうだ。たとえば、冒頭に書いたように、ウエストがくびれている女性は、そうでない女性よりも男性にモテるとされている。そうであるなら砂時計体形の女性は、より多くの男たちの中から、自分に最もふさわしい相手をじっくり吟味して選ぶことができる。

その場合、その他の条件もクリアしながら、頭の良い男性を選ぶ傾向が強くなるだろう。すると、父親から頭の良さを受け継いだ子供が生まれる。しかも、その子が女の子の場合は、母から砂時計体形の遺伝子を受け継いでいる。ゆえに、ウエストがくびれている女性は頭が良いことが多くなる・・・というふうな説明もできるのではないか。

なお本稿は、下記のソース記事のうち、この研究結果の核心部分だけを整理して紹介し、そこに補足説明と考察を大幅に加える形で作成した。




■ Source: Curvy women are cleverer too

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ネットサーフィンをしていて、面白い記事を見つけた。 女性のウエストのくびれは頭の良さと相関があるとする研究結果が、米国のピッツバーグ大学とカリフォルニア大学サンタバーバラ校の合同研究チームによって先ごろ発表された。 奇行が多く、あまりお利口ではなかったイメ

この記事へのコメント

1. Posted by れいれい   2007年11月12日 21:02
なんだか、ブログ主さんの考察の方が説得力ある気がしますね(笑)。
この場合は相手方の男性の方も調べてみるべきだったのかもしれません。
2. Posted by gonta   2007年11月12日 22:47
こういう記事、さすがここでしか読めないと言うような気がします。おもしろい。取り上げる内容もそうですけど、考察が面白い。だから毎日来てしまいます^^
3. Posted by     2007年11月13日 18:58
いいまとめかただ
GJ
4. Posted by ユンユン   2007年11月13日 23:33
面白い学説ですね(^o^)/
ウエスト細い友達いるけど、外見ばかり気にしてる馬鹿女だよ☆
5. Posted by おう   2007年11月14日 17:26
上の人。ただウエストが細いだけじゃなくてくびれが大事なわけで。
しかもお尻がでかいってのが重要なわけでしょ。


面白い記事ですね。
いつも楽しく拝見してますよ!!
6. Posted by FX必勝法   2009年07月26日 02:24
面白い記事ですね。
7. Posted by くびれ師   2012年04月30日 22:26
確かに、病院でも
医療事務>ヘルパー>看護師>女医
の順に
くびれ率
が並んでます。

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