2007年05月31日

ナースたちは仕事がきつすぎて性生活を楽しんでいるどころではないことが調査により判明


2002年に英国のオンライン就職情報サービス会社Fish4jobsが実施した調査では、男性が付き合いたいと思う女性の職業No.1がナースだった。米国で行われた同様な調査でも、ナースは上位にランクインしている。日本でも、ナースは白衣の天使とも呼ばれ清楚なイメージがある反面、セクシーな存在と見られることも少なくない。
だが、いざ純粋に仕事として見ると、人の生死に最も近い場所で働くのがナースであり、決して生易しい仕事ではない。日本でも、看護師の人手不足が深刻な問題となっている。国家資格の取得に時間投資を要するのに、いざ現場で働いてみると、いわゆる3K(きつい、危険、汚い)の典型のような労働条件。割に合わない賃金。せっかくの国家資格を持ちながら、現場を去る人が毎年多数に上る。

その仕事のきつさが性生活に如実な悪影響を与えていることが、英国の看護雑誌“Nursing Times”の調査で明らかになった。この調査では、国内で働くナース2000人から回答を得たが、仕事で消耗しきっていて性生活を楽しむどころではないと答えたナースが多数に上った。

回答者のうち、仕事が肉体的にも精神的にもきついと答えたナースが70パーセントに達した。そして、それらの問題が自分たちの性生活に悪影響を及ぼしていると回答したナースが44パーセントもいた。

ナースたちの私生活から潤いを奪っている主な要因として挙げられるのは、以下のような問題である。

  • 絶え間ないストレス
  • 睡眠不足
  • 仕事の重圧
  • 低賃金
  • 患者の家族や友人らからの嫌がらせ/いじめ行為


さらにナースは日夜仕事の一環として、病人、けが人、老人らの生々しい裸体と接している。これもまた、私生活に悪影響を与えるという。

王立看護学校総務のピーター・カーター医師は、この調査の結果を受けて、ナースの仕事がストレスに満ちており、社会的・金銭的な評価が低すぎることが多いと強調している。

この調査の回答者の多くは、自分たちの仕事のきつさに言及しており、そのきつさが自分たちの肉体的・精神的健康に影響を及ぼしていることを認めている。特に女性看護師の70パーセントは、仕事で消耗してしまい、子供や家族のために割く時間を持てないと回答している。さらに、アルコール、タバコ、ドラッグなどにストレスのはけ口を求めるようになったという回答は24パーセントあった。

ともあれ、看護職に関しては、その働きに比して賃金が低すぎることが諸悪の根源ではないかと思う。しかも、ナースが働く現場には、自分たちほど現場経験がないにも関わらず高給をもらっている新米の医者がいたりする。だが、いざ医療事故が起きると、低賃金のナースが刑事責任を負わされるケースも少なくない。




■ Source: Being a nurse means no sex life

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