2007年05月27日
お客様に最良のサービスと商品を提供できるように努力するのはもちろんのこと、いざというときは身を挺してでも店を守る。チェーン本部は、そういう人材をこそ店長に起用すべきだろう。
米国ペンシルベニア州ピッツバーグのダウンタウンでBruegger's Bagelsというベーグルパン・チェーン店を任されている店長は、まだ24歳という若さ。しかも女性である。身長は約152センチ、体重は45キロ前後しかなく、巨体女性が多い米国にあっては非常に小柄な女性。
5月23日の午後6時ごろ、閉店間際の店に2人の男が現れた。客ではなかった。2人の男のうち、1人はナイフを振りかざしていた。もう1人は銀色の拳銃を持っていた。そのとき、店内に客はおらず、店側の人間は女性店長と女性従業員(25歳)の2人だけだった。
男たちは、それらの武器を女性2人に突きつけて店の隅に追い込みながら、売上金を寄越せと脅した。女性店長が事務所のドアを閉じようとすると、男たちの1人が小柄な彼女に正面から抱きつき、ベアハッグの体勢に持ち込んだ。
だが、女性店長は男たちに屈して売上金を渡すつもりなどなかった。彼女は、自分を抱え上げている男に噛み付いた。すると男は女性店長を振り落とし、床に落ちた彼女にキックを浴びせた。女性店長はそれでも怯まなかった。床に倒れた姿勢のまま反撃に転じ、見事に男の股間にキックを命中させた。
その隙を突いて、もう1人の女性従業員が店外に飛び出し、911をダイヤルした。それに気づいた男たちは何も奪わずに逃走した。現在、警察が行方を追っている。
女性店長は、打撲傷を負ったほか、前腕部に長さ20センチもの切り傷を負った。最寄の病院に運ばれたが、容態は安定しているという。
身を挺して店を守ったその勇気。まさに店長の鑑である。しかも、152センチ・45キロという小柄な体で、おそらく圧倒的な体格差があったに違いない相手に怯むことなく反撃を食らわしたその勇気。賞賛に値する。
まあしかし、やはりチェーン店の店長たるもの、自分が任された店を守ること、さらにはチェーンの社会的信用を高めることに使命感を帯びていて当然である。本件では、店内にお客様がいなかったわけだが、お客様に何か危害が及びうる状況に際したときは、お客様の安全を第一に考えてこそ店長だろう。
わが国では、つい最近まで「店長」という言葉には、「誠実」、「信頼」、「人格者」などといった良いイメージが付随していた。ところが、例の事件のことを知っている消費者が何らかのチェーン店を訪れて店長の姿を目にしたとき、たとえば「この店長も鬼畜の一味なのか」という警戒を抱くことさえあるだろう。例の事件に関しては、さまざまな業種のチェーン店舗を任されている日本全国の店長が怒っているはずだ。
もっとも、事件のことを知っていたとしたらの話である。テレビや新聞などの既存メディアがまともに伝えないおかげで、まだ知らないお客様も店長も多そうだ。
■ Source: http://www.post-gazette.com/pg/07144/788603-53.stm
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5月23日の午後6時ごろ、閉店間際の店に2人の男が現れた。客ではなかった。2人の男のうち、1人はナイフを振りかざしていた。もう1人は銀色の拳銃を持っていた。そのとき、店内に客はおらず、店側の人間は女性店長と女性従業員(25歳)の2人だけだった。
男たちは、それらの武器を女性2人に突きつけて店の隅に追い込みながら、売上金を寄越せと脅した。女性店長が事務所のドアを閉じようとすると、男たちの1人が小柄な彼女に正面から抱きつき、ベアハッグの体勢に持ち込んだ。
だが、女性店長は男たちに屈して売上金を渡すつもりなどなかった。彼女は、自分を抱え上げている男に噛み付いた。すると男は女性店長を振り落とし、床に落ちた彼女にキックを浴びせた。女性店長はそれでも怯まなかった。床に倒れた姿勢のまま反撃に転じ、見事に男の股間にキックを命中させた。
その隙を突いて、もう1人の女性従業員が店外に飛び出し、911をダイヤルした。それに気づいた男たちは何も奪わずに逃走した。現在、警察が行方を追っている。
女性店長は、打撲傷を負ったほか、前腕部に長さ20センチもの切り傷を負った。最寄の病院に運ばれたが、容態は安定しているという。
身を挺して店を守ったその勇気。まさに店長の鑑である。しかも、152センチ・45キロという小柄な体で、おそらく圧倒的な体格差があったに違いない相手に怯むことなく反撃を食らわしたその勇気。賞賛に値する。
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まあしかし、やはりチェーン店の店長たるもの、自分が任された店を守ること、さらにはチェーンの社会的信用を高めることに使命感を帯びていて当然である。本件では、店内にお客様がいなかったわけだが、お客様に何か危害が及びうる状況に際したときは、お客様の安全を第一に考えてこそ店長だろう。
わが国では、つい最近まで「店長」という言葉には、「誠実」、「信頼」、「人格者」などといった良いイメージが付随していた。ところが、例の事件のことを知っている消費者が何らかのチェーン店を訪れて店長の姿を目にしたとき、たとえば「この店長も鬼畜の一味なのか」という警戒を抱くことさえあるだろう。例の事件に関しては、さまざまな業種のチェーン店舗を任されている日本全国の店長が怒っているはずだ。
もっとも、事件のことを知っていたとしたらの話である。テレビや新聞などの既存メディアがまともに伝えないおかげで、まだ知らないお客様も店長も多そうだ。
■ Source: http://www.post-gazette.com/pg/07144/788603-53.stm
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この記事へのコメント
1. Posted by 通りすがり
2007年05月30日 10:44
まさか日本の事件を見て真似しようと思ったのかな・・・
2. Posted by オタ
2007年06月03日 23:59
何このジョースター家並の精神力www
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