2007年01月19日

8歳のときに密林の中に消えた娘が19年後に無事発見されるも、一糸まとわず半ば野獣化


カンボジア北西部ラッタナキリ県のオヤダオ地区に広がる密林地帯。その中に位置する少数民族「プノン族」の村から、8歳の少女が姿を消した。今を遡ること19年前、1988年のある日のことだった。
少女の名はロチョム・プンギエン。村の駐在警官サル・ロウさんの娘だった。家では、水牛を飼っていた。

ロチョムちゃんは、その日もいつもと同じように、水牛を連れてジャングルの中に入ったのだが、日が暮れても家に戻らなかった。両親や村人たちが懸命の捜索を続けたが、ロチョムちゃんは発見されなかった。

そして、ロチョムちゃんが姿を消した1988年から19年もの歳月が流れ、2007年が明けたある日のこと、1人の村人が不思議な生き物の存在に気づく。自分の田んぼのそばに弁当箱を置きっぱなしにしていたことを思い出して取りに戻ると、中の食べ物が消えていた。

何かがいる。そう確信した彼は、その一帯を張り込むことにした。しばらくして、彼の目に不思議な生き物の姿が飛び込んできた。いや、彼が目撃したのは、人間の女だった。一糸まとわぬ若い女が彼の田んぼにこっそり侵入して、米をむしり取っていた。

彼は何人かの友人に協力を仰ぎ、捕獲部隊を結成した。そして、1月13日、ついに謎の女を捕らえることに成功した。

女は、村人たちの尋問を受けても意味不明な声を立てるばかり。違う部族の言葉を話しているのではなく、言葉そのものを知らないようだった。このため、まったく意思の疎通ができなかった。

“野生の女”が捕らえられたということで、村中の人が集まってきた。その中には、当然ながら駐在警官であるサル・ロウさんも含まれていた。19年前にジャングルの中で行方不明になったロチョムちゃんの父親である。

娘が姿を消して19年も経ち、既に娘を見つけ出す望みを絶たれていたサル・ロウさんだったが、裸の女の背中にある傷痕、そして顔に残る面影を見て確信した。これは、27歳になった娘ロチョム・プンギエンに違いない、と。

サル・ロウさんは感涙にむせびながら、彼女を抱きしめた。

だが、本当に彼女がロチョム・プンギエンちゃんの19年後の姿なのかは、今のところ確定していない。なにせ、言葉がまったく通じないので、確認の取りようがない。

そこで、警察当局では法医学の専門家を派遣して、サル・ロウさん、奥さん、そして謎の女性のDNAサンプルを採取し、親子鑑定を実施しようとしている。サル・ロウさんと奥さんは、検査を受けることに口頭で同意したとのこと。

ロチョム・プンギエンちゃんと目される女性は、保護された後も、普通の人間の暮らしにうまく適応できずにいる。ジャングルの中で長年暮らしていたせいだろう、とオヤダオ地区の警察署長マオ・サン氏は言う。

サン氏は、こう話している。「彼女は、まるで半獣半人のようです。ちょっと普通ではありません。昼間は眠っていて、夜になると目を覚まし、朝まで起きています」

以上、AP発のニュース記事の内容を整理して、お伝えした。

8歳よりもっと幼い時期にジャングルなどに置き去りにされ、動物に育てられた子供がのちに見つかった事例は過去にいろいろとある。『ジャングルブック』の主人公モーグリのように動物に育てられたため、人間の言語や行動様式を習得できていないことから、こうして発見された子供はモーグリ症候群と呼ばれる。

もし、この謎の女性がロチョム・プンギエンちゃんであることが確定すれば、彼女は8歳で行方不明になったときからジャングルの中で19年間、生き延びてきたことになる。動物に育てられたわけではないだろう。そうではなくて、弱冠8歳のときから単独でサバイバルを続けてきたことになる。

しかし、ジャングルの中で迷子になったのが8歳のときだったとしたら、いったんはほぼ完全に言葉を習得していたことになるはず。皆さんも、自分が8歳だったころのことを思い出してみてほしい。8歳の時点で、ジャングルの中にひとりぼっちで取り残され、自分以外の人間と完全に接触を絶たれた状態でサバイバル生活を19年間続けたとしても、言葉を完全に忘れてしまうものだろうか?

不可解度8■■■■■■■■□□


タイトルは、ちょっと断定的な口調になってしまったが、彼女がロチョム・プンギエンでない可能性も少なくはなさそうだ。よその村から何らかの事情で追い出された若い女性のなれの果てなのかもしれない(たとえば、関連記事の2番目の記事のような事情とか)。




■ Source: Missing daughter found as half-animal!

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1. 笑うと死んでしまう少年 他  [ 風風書堂‐ニュースログ‐ ]   2007年01月19日 20:12
笑うと死んでしまう少年 【詳細記事(画像在り)】 【関連記事(画像在り)】 CdLS(コルネリア・デ・ランゲ症候群) 脱走したチンパンジー、トイレを掃除する 【詳細記事】 19年前ジャングルで行方不明になった女性むp)

この記事へのコメント

1. Posted by ・    2007年01月19日 09:49
ただの浮浪者だったに一万ギル
2. Posted by (´・ω・)    2007年01月19日 13:15
外国で暮らして、長い間母国の言葉を話さないでいると忘れてしまう。という話は良く聞きますが、
19年程度、しかも近所(?)に住んでいて言葉を忘れてしまうということは果たして有り得るのでしょうか。

また、この人が"ロチョム・プンギエン"でなかった場合はこの後どのような人生を送るのか、など色々と興味深い事件ですね。
3. Posted by チキン    2007年01月20日 00:07
3 かなりおもしろい記事だなぁ(^∀^)ノ
あたしも娘じゃないと思うな。
いつも楽しく読ませて貰ってます◎
4. Posted by (`ω´)    2007年01月20日 01:45
びっくりヤフーに載ってましたね。
名前の訳し方が違っていたくらいで…
5. Posted by 真ん中ミヤ    2007年01月20日 17:12
4 19年も一人でジャングルで生きるには正気じゃやってけないと思う。言葉は無理矢理忘れたんじゃないかな…
生き延びたいってゆう強い思いを感じた☆
6. Posted by      2007年01月20日 18:24
本当の娘に一票
でもこれって続報あるんですかね・・?
ヤフーのトップに出たくらいのニュースだから
うやむやにもしづらいとは思いますが。
7. Posted by こめ    2007年01月21日 04:13
4 ヤフーに出ていた記事は、彼女が水牛の群れを世話していた、という表現がありました。タイにいる特派員が書いたらしい記事でしたが、APの英語記事がソースなのでしょうね。あちらは誤訳だと思います。水牛の群れを8歳の女の子に世話できるわけがありませんから。
8. Posted by    2007年01月27日 16:18
20代の男性が事故に遭って聴力を失った結果、言葉の発音方法が分からなくなり、発声能力まで失ったたという実例があります
言語を習得してから数年しか経っていない幼い子供を人間社会から19年も遠ざければ、言語能力そのものが消失するのは当然です

まぁ、8歳の子供がジャングルで19年も生き長らえるなんてこと自体がまずありえないので(食中毒や寄生虫によって数日〜数週間で死にます)、この女性が19年前の女の子である確率はほとんどゼロですけど…
9. Posted by      2007年01月28日 16:05
>8歳の子供がジャングルで19年も生き長らえるなんてこと自体がまずありえないので

記事にもありますけど、数少なくとも先例はあるんじゃないですか。
自分はアマラとカマラしか知らないですが。

…でも、自分も別人である可能性のほうが高いとは思う。
10. Posted by      2007年01月31日 21:57
でも19年前の少女だったら面白いね
まるでターザンじゃんwwwwwwwww
11. Posted by gsource    2007年09月09日 20:18
3 ・1988年はカンボジア内戦真っ最中なこと。
・Rotanakiri 州 Ou Ya Dav 県 Bar Kham 郡 Kok Pnong 村 がおそらく凄い秘境であること。
(Bar Kham郡=13°50'10.28"N, 107°21'16.91"E)
・マラリアやデング熱といった風土病に
 対する衣服無しのリスク
 …

 女児が単独で生きていけるとはとても思えないです。

ZAKZAKのとる監禁説に一票。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007012001.html

かがんで歩いているあたり、地下牢に閉じ込められてたんじゃないですかね。

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