2006年10月29日

同級生7人をだまして少女から血を吸った後、「お前らに全員死亡ののろいをかけた」と宣告した11歳の小学2年生


アフリカのガーナは英語が公用語であり、小学校1年から英語で授業が行なわれる。現在のところ、日本と同じく6-3-3の教育制度が敷かれている。ただ、小学校に入学する年齢は一定ではなく、一般に4〜6歳で入学する。もっと遅く入学する子供もいる。入学年齢の若さは、親の経済力に比例しているらしい。
同国のコトバビという町の小学校に、11歳の2年生がいた。10歳で入学したから2年生で11歳になったというわけではない。入学したときは7歳だった。彼は、授業が始まって教諭が黒板に文字を書き始めると、毎回、深い眠りに落ちてしまう。このため、科目の履修が出来ておらず、小学1年生を3回も繰り返す結果になった。

彼は普段から奇怪な言動が多く、担任教諭を気味悪がらせていた。だが、授業中は眠っているだけなので、他の児童の妨げになるようなことはなかった。

ところが、10月19日のこと、彼は休み時間中にクラスメート7人を呼び集めて、とんでもない話に誘い込んだ。「みんな、家が金持ちだったらいいのなあと思うだろ? 俺が魔法をかけて、お前らの親を金持ちにしてやるよ。その代わり、血を吸わせてくれ

勉強が出来ないとしても、彼は11歳の小学2年生である。年下のクラスメートには、なかなか逆らいにくい存在であったろうし、その言葉にも説得力があったのかもしれない。

彼がこの魔法をかけるには、7人全員から吸血する必要はなかった。7人のうち、女子児童1人を含む2人が彼に血を提供することになった。すると、彼は錆付いたカミソリの刃を取り出して、彼女らの手のひらに傷を付けた。そうして、繰り返し何度も傷口を吸った。

吸血鬼まがいの行為を終えた後、彼は自分の周りに集まっていた7人のクラスメートと同数の7個の石を地面から拾い上げ、校庭に埋めた。

そして、こんなふうに言い放った。「まんまと引っかかったな。親を金持ちにしてやるというのは嘘だよ。お前たち7人全員が、今年のクリスマスまでに必ず死ぬようにのろいをかけてやったのさ

少年の言葉は幼いクラスメートたちを恐怖のどん底に突き落とした。血を提供した少女は気を失ってしまった。学校中に恐怖の嵐が吹き荒れた。

他の児童が危険にさらされていると悟った校長は、すみやかに“ヴァンパイア”少年を捕まえて校長室に連れ込み、その身柄を警察に引き渡した。

小学校に“ヴァンパイア”が現れたという噂は、たちまちにして小学校の周辺全域に広まった。

コトバビ警察署のエリザベス・ダッサー警視正は、地元紙の取材を受けて、少年が吸血鬼まがいの行動を取った話は事実だと肯定した。取り調べを受けた少年は、2人のクラスメートの手のひらに傷を付けて吸血したことを認めた。

彼は、そのような行動に及んだ動機については口をつぐんだが、その代わりこう言った。「僕は(吸血鬼じゃなくて)魔法使いなんだ。お父さんが飲んだくれになったのは、僕のせいだと思う」

少年によれば、彼が魔術を身に付けたのは、クマシ(ガーナ第2の都市)で祖母と暮らしていたときのことだという。ある晩、祖母が少年に食べ物を買って来るように命じた。その帰り道、見知らぬ人が「いい物をあげよう」と声をかけてきた。

「これを食べ物に混ぜて食べてごらん」。そう言って、見知らぬ人は少年に香辛料か調味料のようなものを手渡した。

少年は言われたとおりに食べ物にそれを混ぜて食した。その直後、少年は自分が以前の自分ではなくなっていることに気づいた。少年自身によれば、それ以来、魔法使いになってしまったのだという。

実際、少年は家庭でも学校でも奇妙な行動を取っていた。前述したように、彼は授業が始まると眠り、授業が終わると目を覚ますという学校生活を送っていた。教師も彼のことを気味悪がっていたが、何度か少年の態度について彼の両親と相談していた。しかし、家でも少年は親たちの手に負えない存在だった。

血を提供した後、のろいをかけたと言い渡されて気を失った少女は、病院で治療を受けた後、もう元気に回復しているという。当の少年は、いったん警察から家に帰された。警察では念のため、まだ調べを続けるという。

以上、ガーナのローカルニュース・サイトに掲載された記事の内容を整理・補足して取り上げたが、学校当局、PTA、警察(そして本件を伝えているメディア)が最もショックを受けているのは、この少年が同級生から血を吸ったという事実である。

しかしながら、少年の誘いに乗った7人の同級生がショックを受けたのは少年が血を吸ったからではない。そこまでは合意の上でのことであったはず。彼ら彼女らにすれば、親を金持ちにしてくれるはずだったのに“クリスマスまでに死ぬ”のろいをかけられてしまったから、恐怖のどん底に突き落とされたのである。

好事魔多し度7■■■■■■■□□□


もっとも、彼らがこのことを教訓とするには、まだ幼すぎる。それに何より、心に傷を負ったはず。ソース記事では触れられていないが、これが先進諸国の話だったら例のPTSDというキーワードが聞こえてきそうである。

もしかしたらガーナでは、都市部であっても、先進諸国よりはるかに迷信深い人が多いかもしれない。のろいをかけたと言い渡された7人の児童の親たちは、今年のクリスマスを無事に乗り切るまで気が気でないかもしれない。

注:日本国外務省サイトの「ガーナ」の項によると、ガーナは人口の50パーセントがキリスト教徒、15パーセントがイスラム教徒、残りは土着の伝統的宗教の信者だという。





http://www.ghanaweb.com/GhanaHomePage/gossip/
artikel.php?ID=112652


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1. ●香りの記念日 気に成ったコネタ  [ uso×cha (ウソッチャ) ]   2006年10月30日 22:08
やぁやぁ。 熱にも負けず、相変わらず唐揚げを食べ続けているタメゾーです、元気ですか?
 同国のコトバビという町の小学校に、11歳の2年生がいた。彼は休み時間中にクラスメート7人を呼び集めて、とんでもない話に誘い込んだ。「みんな、家が金持ちだったらいいのなあと思うだろ? 俺が魔法をかけて、お前ら????

この記事へのコメント

1. Posted by ミヤ   2006年10月30日 21:19
4 この少年が食べた粉は麻薬か何かではないかしら?
見知らぬ人に貰った怪しい粉を平気で食べる事からしたら元々腦に異常あったのかもね(´〜`;)
アタシは好きな人の血は飲めるわよ☆
2. Posted by kapita"n   2006年11月02日 20:56
アフリカでは呪いとか強固に信じられていますからね
ウィッチドクターも健在だそうですから
『動物のお医者さん』にでていて、さすがにもうないかもと思いリベリアからの留学生に訊いたところ「まだいる」とのことでした
3. Posted by 、   2006年11月03日 13:45
アフリカの邪気眼キタコレ
4. Posted by ・   2006年11月03日 23:50
伊藤潤二の漫画みたい^^;

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