2006年10月18日

猫原因の火災から飼い主を救った老犬が今度は猫を救おうとして猫と共に死す



左の睾丸が屋根に釘付けになってしまった職人
投げ込まれた手りゅう弾の上に腹ばいになり、自らの肉体を緩衝材にして仲間の命を救ったシール隊員

米国ウィスコンシン州のライン(Rhine)の民家で、1人の女性が2匹のペットと暮らしていた。オス猫とメス犬(ゴールデン・レトリバー&ジャーマン・シェパードのミックス犬)である。このミックス犬は13歳と高齢だったが、ただの老犬ではなかった。飼い主のジェイミー・ハンソンさん(49歳)の足が不自由なため、ミックス犬は介助犬としてのトレーニングを受けていた。
一方、オス猫の方は、いかにも猫らしく気ままに無邪気に生きていたようだ。その日も、オス猫がいつものように部屋の中を駆け回っていた。3年前に交通事故で片足をなくしたハンソンさんは、義足を外し、カウチに腰を沈めてテレビを見ていた。

オス猫がカウチの後ろ側を疾走した後、テーブルに飛び乗った。ところが、テーブルの上には火の点いたキャンドルが置かれていた。オス猫は、そのキャンドルを蹴り倒してしまった。テーブルの上に置かれていた人工植物にキャンドルの火が燃え移った。

慌てふためいたハンソンさんはカウチから転がり落ちてしまった。テーブルの上に義足が置いてあったが、すでに火が回っていて近づくに近づけない。すると、介助犬ジェシーが炎を恐れもせずに、テーブルから義足を取ってきてくれた。次に、ジェシーは携帯電話をくわえてきてハンソンさんに渡してくれた。

その時点で既に火は燃え広がっていたが、ハンソンさんはなんとか911に電話をかけることができた。

そして義足に手を伸ばす。だが熱すぎて装着できない。歩くことができない。するとジェシーがハンソンさんの体を支えるようにして、家の外に誘導してくれた。このとき、火を起こした張本人のオス猫は、まだ家の中にいた。

2階の方からネコの鳴き声が聞こえてきた。ジェシーは、その声にすぐに反応した。仲良く一緒に暮らしてきたオス猫を助けるために、火が燃え広がった家の中に舞い戻った。ジェシーは、オス猫を救い出すことができたのか?

いや、ハンソンさんがジェシーの姿を見たのは、それが最後だった。2匹が姿を現すことはついぞなかった。消防隊が到着したときには、家全体が炎に包まれていた。

ハンソンさんは地元の病院に搬送された。腕に三度の火傷を負っていたが、そこでAPの記者の取材を受けた。しばらくしてAPの記者が追加コメントを求めて病院に戻ったとき、彼女は既に病院を去った後だったという。

ともあれ、ジェシーはいくら介助犬としての訓練を受けていたとは言え、まさか火事場という極限状況で取るべき行動まで訓練されていたわけではあるまい。だがハンソンさんを戸外に誘導するまでのジェシーの行動は完璧だった。いや、火を起こした張本人のオス猫を救うために家の中に舞い戻ったことに関しても、決して無謀な行動だったとは言えまい。

犬の13歳と言えば、人間で言えば80歳くらいに相当するのではないだろうか。まさに老体に鞭打って自分に出来ることをすべて実行に移したのだ。その勇気の源は、やはり“愛”だったのかもしれない。

けなげさ10■■■■■■■■■■


家も愛するペットもすべて失くしてしまったハンソンさんが味わっているであろう喪失感を思うと、心が痛む。ただ、ジェシーが最後に見せてくれた勇気を彼女が忘れることはないだろう。

ただまあ、正直なところ出来すぎた話のように思えなくもないわけだが・・・。




■ Source: Dog Saves Owner, Dies Trying to Save Cat (AP)

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この記事へのコメント

1. Posted by mw    2006年10月19日 11:25
3 自分が不自由な上に猫のいる環境で倒れる可能性があるキャンドルをつけっぱなしにする事自体が不注意の域を超えているのでは…。
そう考えると一方的に犬猫が可哀相な話。
2. Posted by f    2006年10月24日 22:13
ジーンときてたのに最後の一言で萎えた・・
3. Posted by a    2006年10月24日 23:47
1 最後の一行でツマンネ

読売では家の中に残っていた猫は別な猫だったとの記述。
4. Posted by 七瀬    2006年10月25日 04:37
2と3はまだ評点に慣れてないな。そういうことを言うのがここの筆者さん。
だけど、出来すぎと感じたなら根拠をもう少し匂わせないと、こんなふうに思う若造もいそうだ。
火災保険云々かな?
5. Posted by xc    2006年10月25日 16:05
慣れてなきゃいけないのかよ
6. Posted by    2006年10月25日 17:24
猫まっしぐら
7. Posted by MMO放浪者    2007年06月18日 21:13
5 捏造だろうと事実だろうと感動したことに変わりはない。小さき、しかし偉大なるジェシーに敬意を表する。

素直に考えるのが一番だと私は思います。

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