なんでも評点:世界初の生体ペニス移植が成功するも、患者と妻の“心”がそれを拒絶したため再び取り外される

2006年09月18日

世界初の生体ペニス移植が成功するも、患者と妻の“心”がそれを拒絶したため再び取り外される


中国広州で、44歳の男性への生体ペニス移植手術が行なわれた。ドナーは、脳死判定された22歳の男性である。手術を執刀した広州総合病院の外科医たちが手術および術後経過の詳細を記述した論文を欧州の泌尿器医学誌『European Urology』に寄稿したことで明らかになった。
手術は15時間に及んだ。器官の組織や皮膚のほか、血管や神経末端が接合され、尿道も膀胱に接続された。被移植患者は、拒絶反応を防ぐために免疫抑制剤の投与を受けた。

:男性器本来の機能を完全に復元するには、輸精管と精巣の接続も必要となるはずだが、それが行なわれたかどうかは3本のソース記事に記載がない。


術後しばらくは排尿のために尿道カテーテルを使用していたが、術後10日目には立ち姿勢でスムーズに排尿できるまでに至った。これは、移植したペニスが外科的・泌尿器科的・物理的には事実上の患者の体の一部になったことを意味する。

世界初の生体ペニス移植の成功であった。当ブログでもしばしばお伝えしてきたように、何らかの原因で本人の体から外れてしまった男性器を患者に再接合する手術は、世界中で行なわれてきている。だが、それを本来の持ち主から別の男性に移植する手術は前例がないという。

しかしながら、現在、この患者の体は再び男性のシンボルを失っている。術後14日目に取り外されてしまった。拒絶反応が生じたからではない。外科的・泌尿器科的には何の問題もなかった。

患者とその妻が「深刻な心理的問題」を訴えたからだという。

それでも広州総合病院の外科医たちは、一切の拒絶反応を生じることなく、自発的排尿も可能となったのだから本件が世界初の生体ペニス移植の成功例であることに変わりはないと主張している。

どうやら患者の肉体は移植器官を拒絶しなくても、患者とパートナーの心はそれを拒絶してしまったということのようである。ただ、「深刻な心理的問題」が具体的にどのような問題であったかは示されていない。

神経や血管の接合にも成功したらしいことから、もしかしたら勃起も可能になる見込みだったのかもしれない。ただ、移植器官が取り外されたのは術後14日目のことなので、まだ夫婦がそれを試すチャンスはなかったはず。

ロンドン大学インペリアルカレッジのアンドリュー・ジョージ教授は、本件に関して次のようにコメントしている。「神経感覚が機能し始めるまでに若干の時間を要します。患者がそれをやがて性的活動に使用できるまでに至るはずだったかどうかは、なんとも言えません」

「(機能回復を目的とせず)美容整形上の目的でしかなかったとしたら、このような移植を行うことが妥当だったかどうかは疑問です」

また、英国移植学会からは、本件を「倫理上の問題」と見るコメントが出されている。

近年、先駆的な移植の試みが世界中で行なわれている。昨年はフランスで顔面移植が行なわれ、2004年にはオーストラリアで舌移植が行なわれている。英国では、子宝に恵まれない女性に子宮を移植する手術が近い将来行なわれそうである。

ともあれ、外科医たちの報告に誇張や誤魔化しがないとすれば、「深刻な心理的問題」が気になるところである。ドナーが22歳と若く、44歳の被移植患者の半分の年齢であったことも影響したのかもしれないが、やはり「自分本来の持ち物ではない」(妻から見れば「夫本来の持ち物ではない」)という違和感を払拭できなかったのだろうか。

医師たちがよかれと思うことでも、患者やその家族が納得できない場合もあるということか。本件の場合は、患者本人が移植を受けることに同意した以上、“ありがた迷惑”な手術だったとは言えないだろう。

手術を受けるまでは希望に満ちていたのではないだろうか。だが、いざ手術が成功してみると、他人の持ち物がそこに生えているという違和感(あるいは自己同一性の喪失感)に耐えられなかったということなのかもしれない。ちょっと“こじつけ”っぽいのは毎度のことだが、次のように評点して本稿を終わるとする。

好事魔多し度7■■■■■■■□□□


そうそう、移植されたペニスのサイズは4インチ(10.16センチ)だったという。当然、弛緩時の大きさのはずである。




■ Sources:


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1. 世界初の生体ペニス移植が成功するも14日後に再び切除  [ 風風書堂 ]   2006年09月18日 19:02
 中国広州で、44歳の男性への生体ペニス移植手術が行なわれた。ドナーは、脳死判定された22歳の男性である。手術を執刀した広州総合病院の外科医たちが手術および術後経過の詳細を記述した論文を『European Urology』誌に寄稿し
2. 【中国】初のペニス移植に成功するも妻がそのペニス見て拒否→再切断  [ 世界一バカ、決定戦!! ]   2006年09月30日 15:42
中国の広州にある病院で世界初のペニス移植が行われた。 患者は44歳の男性で22歳の脳死状態の学生からの移植となった。 15時間にも及ぶ手術は無事成功、手術の10日後には小便すら出来るようになった。 ・・・とここまでは良かったのだが、なんと移植された4inch(約10cm...

この記事へのコメント

1. Posted by てn   2006年09月27日 03:14
海外のソースで移植されたペニスの画像を見ました
リンク貼ろうかと思ったけどすでに削除されていました・・・

その移植されたペニスは14日の段階でグロテスクな赤紫色にうっ血し
表面のいくらかの部分が壊死を起こし
常にアンバランスに腫れ上がり
一言で言うとグロ画像そのものでした

ことの真相としては
妻は勿論のこと、移植された男性自身も
*あまりのおぞましさに*切断を希望したようです


あとあまり関係ないですが世界のペニスサイズ
http://www.altpenis.com/penis_news/global_penis_size_survey.shtml

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