クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:ダッチドール使用の川下り競技でドールを本来の目的に使い、ゴール目前にフィニッシュした選手が失格に

2006年08月29日

ダッチドール使用の川下り競技でドールを本来の目的に使い、ゴール目前にフィニッシュした選手が失格に


ロシアでは、2003年から毎年8月に風変わりな川下り大会が開かれている。題して“Bubble Baba Challenge”(風船娘チャレンジ)。サンクト・ペテルスブルク近隣のVuoksa川をビニール製の人形につかまって下るという競技である。この大会のことは、既にご存知の人も多いだろう。
この競技には、厳しいルールがある。女性の姿をほぼ等身大で模した空気注入式のダッチドールを浮き袋代わりに使うわけだが(女性がダッチハズバンドと共に参加するのも可)、人形を“本来の目的”に使用することは厳禁とされている。

水流の激しい川を1200メートルの距離にわたって下り降りるのは容易ではない。手が滑って人形と離れ離れになってしまうと失格である。今回の大会には400名以上の“選手”たちが参加したが、水流と風が今年は特に強く、屈強な選手たちの手から人形が次々と離れていった。

人形からはぐれずにゴール近くまで到達できたのは、40歳の男性イゴール・オシポフ選手ただ一人だった。だが彼は、ルールに違反したとして“フィニッシュ”直後に失格を言い渡される。

ただし、“フィニッシュ”と言っても、彼はゴール目前で違反を発見されて失格になっている。ゆえに競技を完了したという意味ではない。オシポフ選手は、自らの勝利を愛すべき“パートナー”と共に祝いたかっただけかもしれない。パートナーといつもそうしているやり方で。

オシポフ選手を応援していた友人はこう語る。「ショックでした。目前に迫った勝利への意気込みをそういう方法で表現したかったのだろうと思うのですが」

審判員がゴール手前で違反に気づいた。どう見てもドッキングしている。審判員はオシポフ選手に接岸を命じた。

ギャラリーが見守る中、オシポフ選手と人形が岸に上がってきた。人形には、オシポフ選手がゴールに達する寸前に別の意味で“フィニッシュ”した形跡が残っていた。誰の目に見ても明らかな痕跡だった。

審判団は、オシポフ選手を反則行為により失格とすることをその場で決定した。

脱力度8■■■■■■■■□□


大会のスポンサーは、空気注入式人形やその他の器具を販売しているショップなどである。本来の目的に使用しないことに妙味があるのだろう。というか、公衆の面前において、これらの器具を本来の目的に使用する者が続出したら、今後の大会開催を当局に許可してもらえなくなる。

また、この競技が難しいものになっているのは、手や足を絡めてしがみつく以外に人形を保持する方法がないからである。ところが、選手と人形の双方が本来的に備えている合体機能を駆使すれば、急流に流されながらも、保持がかなり容易になるはずである。

【補足】

  • “Bubble Baba Challenge”という大会名称について ― Babaだけロシア語である。ババでありながら娘を意味する。ロシアでは、どんなに若くて魅力的な娘でも「ババ」と呼ばれる。

  • “フィニッシュ”という解釈 ― 本稿では意図的にかなり回りくどい表現を使ったが、ソースとして参照している記事も相当に回りくどい表現を使っている。ただし、ソースにはオシポフ選手が“フィニッシュ”したと明示しているくだりはない。

    フィニッシュしたという解釈の根拠は、“gazers saw signs of recent sexual activity on the swimmer’s doll”という記述である。最近の性活動の形跡(signs)が見られたと書かれているわけだが、発射されたアレ以外に確たる形跡となりうるものは考えにくい。





■ Source: http://www.mosnews.com/news/2006/08/28/sexdolls.shtml

【関連記事】


この記事の先頭に戻る

Google
WWW を検索 評点




トラックバックURL

この記事へのトラックバック

 ロシアでは、2003年から毎年8月に風変わりな川下り大会が開かれている。サンクト・ペテルスブルク近隣のVuoksa川をビニール製の人形につかまって下るという競技である。  この競技には、厳しいルールがある。女性の姿をほぼ等
2. 異常ニュース  [ 続Super Game Page ―悪徳の栄え― ]   2006年09月01日 00:11
紹介するだけに留めます。
ロシアのダッチワイフショップがスポンサーとなり、ダッチワイフと一緒に川を下る競技で、唯一のゴールに到着した男が、実際に行為を行ったとのことで失格となる事件が起きた。 このレースは、1200メートルの距離をダッチワイフと一緒になって川をくだるというもので、ルー...

この記事へのコメント

1. Posted by 原通   2006年08月30日 23:08
ロシアにこんな大会があるんですね…
驚きです(+_+)
2. Posted by アルバイトマニア   2006年09月02日 03:47
3 参加すること自体にかなりの勇気が要りそうな大会だね(汗)
3. Posted by どどど   2006年09月03日 21:45
>ところが、選手と人形の双方が本来的に備えている合体機能を駆使すれば、急流に流されながらも、保持がかなり容易になるはずである。
ね〜よwww
4. Posted by ヤマネコヤ   2006年09月04日 00:11
AFP通信で写真を発見。
http://www.afpbb.com/article/826796

今年は400名以上のエントリーがみんな途中脱落、もとい失格ですか〜。その意味でも厳しいレースなんですねぇ……

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
◎-->