G- なんでも評点:お釜を掘られたことへの報復として相手の頭部をお鍋に入れてスープを作った男

2006年08月01日

お釜を掘られたことへの報復として相手の頭部をお鍋に入れてスープを作った男


モスクワ北部でアパートの下水管が詰まった。配管工が下水管を調べると、確かに何かが詰まっていた。覗き込んで見ると、柔らかそうな赤い塊がいくつも見えた。掻き出してみると、肉の塊だった。
配管工は、これらが家畜の肉ではないことを確信し、慌てて警察に通報した。後に地元紙の取材を受けて、彼はこう話している。「パイプの詰まりを掃除しようとしたところ、詰まっていたのは人のお肉だったんです」

通報を受けて、警官たちがすぐに現場に到着した。アパートの下水管が人間の肉で詰まったのなら、当然、アパートの一室から肉が流されたということになる。そこで、アパートの階段やその他の共用部分を調べてみると、血痕が見つかった。

しかも、その血痕を辿って行くと、映画監督業の男性エヴゲーニイ・ゾーリンさん(69歳)の部屋の前に辿り着いた。ゾーリンさんは、ロシア辺境に取材したドキュメンタリ映画で名を知られており、そのアパートで一人暮らしをしていた。近所づきあいも良好だったという。

警官たちが階段の上の血痕をつぶさに観察していると、ゾーリンさんの部屋から若い男性が飛び出してきた。アパートの共用玄関のドアを目掛けて駆け出そうとしたが、警官たちに捕らえられてしまった。

男性に手錠をかけた後、警官たちが部屋の中に足を踏み入れると、壁も床も真っ赤に染まっていた。そして、キッチンの方から何やら異様な匂いが漂ってくる。

キッチンのコンロにはシチュー鍋がかけられており、火が点けられたままで、中のスープが煮えくり返っていた。警官隊が鍋の中を覗き込むと、頭がまるごと1つ入っていた。

山羊や豚などの頭をそんなふうにまるごと鍋に入れて作る料理もあるわけだが、そのスープに入っていたのは、この部屋の主ゾーリンさんの頭部だった。

キッチンテーブルの上には、深めのスープ皿が置かれており、中にスープが入っていた。鍋のものと同じスープらしく、スプーンが差してあって、食べかけらしかった。後で鑑識がスープの内容物を調べると、確かに人体組織が含まれていた。

さらに冷蔵庫の中を調べると、心臓が入っていた。ゾーリンさんのものだった。その後、ゾーリンさんを解体するときに使ったと見られる斧、ノコギリ、ナイフなどの器具も発見された。

現場で取り押さえられたのは、アレクサンダー・ポヤルコフという29歳の男。彼は、ゾーリンさんの命を奪って解体したのが自分であることを既に認めている。

ポヤルコフは寝泊りする場所がなくて困っているときに、ゾーリンさんに声をかけられ、部屋に付いて行ったのだが、想定外のことをゾーリンさんに仕掛けられたのだという。映画監督として名を知られている人物が見ず知らずの若い男性に声をかけて、家に泊まらせるというのは、確かに不自然な話に聞こえなくもない。

ボヤルコフの供述によると、ボヤルコフはその夜、ゾーリンさんにお釜を掘られてしまった。そのことで怒りを爆発させ、ゾーリンさんを危めたのだという。

さらに、ゾーリンさんを解体したのは、身元を特定できなくして証拠隠滅を図るためだったと供述している。しかしながら、単に証拠隠滅だけなら、頭をスープにして胃袋に収めた理由を説明できないわけでもある。精神鑑定が予定されている。

頭部は煮物にし、心臓は冷蔵庫に保存していたが、他の部分はそこらへんに捨てたり、水洗トイレに流したりしたという。下水管が詰まったのは、このためである。階段などに血痕が残っていたのも、そこらへんに捨てに行ったせいだろう。

そんな凶暴な男が自分の意に反して、みすみすお釜を掘られてしまうのは不自然だという指摘もあろうかと思われる。だが、酒をしこたま飲んだ後の就寝中に仕掛けられたことなら、ありえることかもしれない。

お釜を掘られたというボヤルコフの供述が正しいとすれば、お釜を掘られたことへの報復として、ゾーリンさんの命を奪って解体した後、頭部をお鍋にいれてスープを作った・・・というふうに短くまとめることができる話である。つまり、自分を想定外の目に遭わせた相手に対し、想定外の攻撃で報復したということになろう。

ただまあ、これもボヤルコフの供述が正しいとすればの話だが、ゾーリンさんには、“そういう嗜好”(男色)があったということになる。一方、ボヤルコフにしても証拠隠滅云々が説得力を持たないわけで、“そういう嗜好もしくは願望”(食人)があったということになる。出会ってはいけない二人が出会ったばかりに起きてしまった惨事なのかもしれない。

悪循環指数10■■■■■■■■■■


なお、MosNews.com掲載のソース記事の冒頭部分には、冷蔵庫を背にしたボヤルコフ容疑者の写真がある。冷蔵庫の中には心臓らしきものが入っている。合成写真のようである。ブラックジョークが過ぎるという苦情がMosNews.comに寄せられていなければいいが。




■ Source: http://www.mosnews.com/news/2006/08/01/horrbl
rmurder.shtml


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この記事へのコメント

1. Posted by 名無し   2006年08月02日 22:56
恐ろしい

以前のリアル・ハンニバルもでしたが
奴らは人の皮をかぶった本物の悪魔ですね・・

オカルト的に「人ではない別のもの」が世の中にはこういう風に実在してるとしかいえません
2. Posted by .   2006年08月03日 00:13
アナザヘブンとか言う映画でこういうシーンなかった?
3. Posted by 名無し   2006年08月03日 22:49
>>2
あった(自分が見たのは小説の方だけど)
脳みそシチュー
4. Posted by M   2006年08月04日 13:54
ダメだ・・・もうスープ食べれない・・・
5. Posted by    2006年08月05日 22:24
殺人とカニバリズムの言い訳のために掘られたって言ってるだけで
じいさんは一方的な被害者かもしれんぞ
6. Posted by BC20   2006年08月06日 22:50
※5
その可能性は大いにあるね。
別に食う必要は無かったし、心臓だけ冷蔵庫保存というのもおかしい。

普通に考えて精神障害者の単なる虚言ってとこだろう。
7. Posted by my explanation   2014年05月10日 18:41
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8. Posted by see post   2014年05月11日 11:24
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