2006年06月30日

ボウフラが羽化して“金”になり大儲け?


金の相場は、1グラムあたり2千円台前半で変動している。金の比重は19.3である。つまり、1リットルの水の重さは1キロだが、体積1リットル相当(たとえば1辺10 cmの立方体)の金の重さは、なんと19.3キロになる。一方、蚊は非常に体重の軽い生物だ。1匹あたり2〜3 mg(0.002〜0.003グラム)しかない。だが、グラム当たりの価格は金に匹敵するという。
スウェーデン北部のHartsaangerで農園を営んでいるエマ・リンドグレンさんは、農業の傍ら始めた副業で高収入を得ている。彼女の農場には、蚊の養殖用の小屋がある。ボウフラから羽化した蚊を掃除機で吸い取り、乾燥させた後、冷凍して出荷する。

蚊刺アレルギーのワクチンを開発している製薬会社が顧客。1グラム当たり、日本円にして2千数百円という高値で買い取ってくれる。つまり、グラムあたりの単価だけに注目して言えば、リンドグレンさんは畑の脇に置いたキャビンの中で金を作り出しているに等しい。

意外性9■■■■■■■■■□


吹けば飛ぶような蚊をずっしりと重い金塊と比較して考えると直感的に分かりづらい。金1グラムから約10センチ四方の金箔を50枚ほど作れる。蚊を金箔と比較する方がいいかもしれない。

本件のソースの情報はごくごく短い。リンドグレンさんがこのビジネスを始めて3年になるというが、毎月どれくらい売り上げているかに関する具体的記述はない。乾燥&冷凍した蚊なので、1匹あたりの重さは2〜3 mgより、さらに軽いはず。

仮に 1 mgだとすると、1000匹で2千数百円という計算になる。1キロで200万円を超えるわけだが、1キロの出荷ロットを作るには100万匹の蚊が必要となる。

日本の製薬会社も同じくらいの単価で蚊を買い取ってくれるかどうかは不明。ただし、蚊は病原体を媒介することが多い。養殖用の小屋から蚊が大量に逃げ出したら大変なことになりかねない。




■ Source: Business Report - Mosquitoes are a gold mine

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この記事へのコメント

1. Posted by Source   2014年05月10日 21:29
vintage cigarette case なんでも評点:ボウフラが羽化して“金”になり大儲け?

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