2006年05月27日

執刀中の心臓外科医が自分の血を患者に輸血


ニューヨーク在住の心臓外科医サミュエル・ウェインステイン医師は、 所属している慈善医療グループHeart Care Internationalの活動の一環として、その日、エルサルバドルで8歳の少年フランシスコ・エルナンデス君の心臓手術を執刀していた。
ウェインステイン医師がエルナンデス君の心臓弁を交換した後、出血が止まらず緊急事態に陥った。しかも厄介なことにエルナンデス君の血液型は、RHマイナスのB型。輸血用の血液が足りなかった。

:正確な数字はわからないが、中南米ではO型が80パーセントほどを占めるという。RHマイナスの人は日本よりかなり多いはずだが(欧米では15パーセントとも)、RHマイナスのB型はエルサルバドルでも(米国でも)かなり少数派ではないかと思われる。


ところが、ウェインステイン医師本人がRHマイナスのB型だった。彼は、そのことを医療チームの皆に告げた。どうすればいいかは、もう全員がわかっていた。それ以外に危機を脱する方法はなかった。

ウェインステイン医師がいったん手術着を脱いで、血液を提供することになったのである。

ウェインステイン医師が献血している間は、彼の同僚であり、Heart Care Internationalの設立者であるロバート・ミクラー医師が執刀を続けた。

ウェインステイン医師は、献血している間、ポップターツ(スナック菓子の一種)で腹ごしらえをしながら、自分の血液が患者に輸血されるのを眺めていた。献血が終わると、再び手術着を着用し、メスを握った。

結局、このとっさの輸血が功を奏し、手術は成功した。エルナンデス君は現在、快方に向かっている。

ウェインステイン医師は言う。「心臓外科手術チームの全員が男の子を救うために力を合わせたのです。これまで続けてきた私たちの活動の中でも、最も輝かしい時間だったと思います」

医師たちによると、執刀していた外科医が自分の血を患者に献血したのは、今回が医学史上初のことではないかという。

ウェインステイン医師は、 ニューヨーク市ブロンクス区のモンテフィオーリ病院に在席しながら、Heart Care Internationalの活動に加わり、世界中を飛び回っている。

さて、いくら少数派の血液型とは言え、心臓外科手術なのだからRHマイナス/B型の輸血用血液を十分に用意していなかったのかという疑問も湧くところである。ただ、Heart Care Internationalは、かの有名な「国境なき医師団」を心臓外科専門バージョンにしたような活動をしているらしい。ぎりぎりの条件下で手術に踏み切ったということも考えられる。

ウェインステイン医師が同じ血液型でなかったら、少年は助かっていなかった可能性が高いと思われる。紙一重だったということになる。

紙一重指数9■■■■■■■■■□





■ Source: http://wcbs880.com/pages/40274.php

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1. [テキスト]執刀中の心臓外科医が自分の血を患者に輸血 (なんでも評点様)  [ 北北南南西東西東晩朝 ]   2006年06月03日 14:40
手術中に自分の血を輸血して、また手術を再開するとは・・・ ここまでできる医者もそういないでしょう。 患者を助けるためならここまでするのですね。 こんな医者がいる病院が近くにあったらいいのに。

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