クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:警察に捕まった車椅子女性、警官が目を離した隙にとっとと歩いて逃げる

2006年04月17日

警察に捕まった車椅子女性、警官が目を離した隙にとっとと歩いて逃げる


何かのはずみで、目の見えなかった人が急に視力を回復したり、自力で歩けなかった人が急に歩けるようになったりすることがある。感動のシーンである。だが、目が見えないふりや歩けないふりをしていただけの場合は、どうなるのか。たいがいそれが発覚するのは、緊急事態が発生したときである。

米国インディアナ州ホバート市のValue Cityデパートメントストアで、同州ゲーリー市から娘を伴って電動車椅子で来店していたジャクリーン・ワードという女性が警備員に呼び止められた。警備員が彼女らの不審な行動に気づいたのだった。

案の定、車椅子の座席下部分を調べると、店の商品がいろいろと出てきた。貴金属、財布、靴などが座席の下に詰め込まれていた。総額で206ドルほど。

ワード親子は警察に引き渡された。軽罪の万引きの容疑。

しかし、捕まった後、ジャクリーンは気分が悪いと訴えた。警官たちは、やむを得ず医師に診せるために彼女を病院に連れて行った。足が不自由な女性なので、逃走することはありえない・・・と警官たちは思い込んでいたようで、診察中は立ち会わなかった。

ところが、ジャクリーンは自力で歩くことができたのである。彼女は、自分の足で病院から逃走してしまった。警官たちが連れ戻しに来たときは、時既に遅し、彼女の姿はなかった。

警察の責任者レオ・フィナティー氏は地元紙の記者にこう話している。「万引きだけなら軽罪ですが、車椅子から立ち上がって逃走したとなれば、重罪に当たります」

ともあれ、ジャクリーンが乗っていたのが手動の車椅子だったら、「青天の霹靂度」、「まぎらわしさ」。「意外性」のいずれもが高評点をたたき出していたところである。

だが、電動車椅子は楽に移動できるので、それに乗っている人に本当に歩行能力がないとは限らない。警官たちは、うっかりしてしまったようだ。

まぎらわしさ6■■■■■■□□□□



日本では、右の写真のようなタイプの電動車椅子で移動しているお年寄りを町中でよく見かけるようになってきた。さすがに、このタイプだと車椅子というよりは、電動4輪バイクといった趣なので、警官たちが女性に歩行能力がないと思い込むこともなかったのではないだろうか。




■ Source: NBC 15 - Woman in Wheelchair Flees on Foot

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普通は車椅子に乗っていたら、歩けないと思ってしまいますよねw ちょっと目を離した隙に歩いて逃げ出したって、 それを見た警官がクララが立ったなんか言うかばかやろう。

この記事へのコメント

2. Posted by gomez_the_cat   2006年04月29日 07:47
こんにちは。
そういえばちょっと前の日本映画でこういうのがありましたね。車椅子のテロ犯が実は歩くことができてスノーモービルで逃走、というのが。
3. Posted by simply click the following article   2014年05月10日 18:41
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