なんでも評点:悪臭放つ糞尿溜めから脱出できずに亡くなった親子の遺体が発見される

2006年03月09日

悪臭放つ糞尿溜めから脱出できずに亡くなった親子の遺体が発見される


米国カリフォルニア州キングス・カウンティの酪農場で、3月4日の夜、住み込み従業員のルイス・グティエレスさん(27歳)が8歳の息子ルイス・アルマンド・グティエレスちゃんを伴って子牛に餌を与えに行ったきり戻らなかった。家族が心配して、酪農場主と保安官事務所に連絡を入れた。
保安官事務所詰めの捜査官たちが酪農場の敷地内を捜索したところ、ルイス・グティエレスさんのピックアップ・トラックが見つかった。走行中に故障したらしく、ボンネットが開いたままになっていた。グティエレス親子は、そこでピックアップから降り、近道を歩いて帰宅しようとしたらしかった。

だが二人が辿った近道コースの途中には、地面に穴を掘った後セメントで固めた糞尿溜めがあった。深さは3メートル以上あり、農場から流れてきた雨水と糞尿が溜まっていた。実質的に、昔の日本の田園地帯でよく見られた肥溜めと同じ状態になっていたと思われる。

翌朝になって、グティエレス親子の遺体が糞尿溜めから引き上げられた。糞尿溜めの周囲に残されていた足跡から、おそらく息子が先に落ち、父親が助けようとして自身も中に落ちてしまったと見られている。

キングス・カウンティのアラン・マクレイン保安官は言う。「お父さんは、何とかして息子さんを助け出そうとしたのでしょうね。しかし、そこに溜まっているものと来たら・・・足を踏み入れたら最後、もう抜け出せなくなりますよ」

ルイス・グティエレスさんは、22歳の妻マリアさんとの間に4人の子供がおり、一緒に亡くなったルイス・アルマンド・グティエレスちゃんは長男だった。

現在、キングス・カウンティの検視官が検死を進めているが、捜査官たちは本件は事故であり、事件性はないと見ている。マクレイン保安官は、親子二人は悪臭を放つ汚物の中にはまり込んで溺れてしまったのだろうと見ている。

ただ、二人が脱出できなくなった原因としては、糞尿の混合物から発散される有毒ガスのために意識が混濁したり、身体の自由が奪われたりした可能性もあるという。

カリフォルニア州の労働安全局が調査を開始した。

おそらく、近道として辿ったコースには電灯の類は一切なく、二人は漆黒の闇の中を歩いていたのだろう。その闇の中で、底なし沼のような糞尿溜めが二人を待ち受けていた。おそらく周囲に柵や立て札なども設けられていなかったのだろう。酪農場主の管理責任が追求されることになるのではないだろうか。肥溜めも危険物である。

危険物取り扱い
不注意度9
■■■■■■■■■□


筆者は少年時代を田園地帯に隣接した新興住宅地で過ごしたが、田園地帯に行くと開放式の肥溜めがところどころに設けられていた。そこに石を投げ込むという、イタズラに興じたことを思い出す。

表層部はかなり固くなっている。軽い石なら表面に乗ったままになるが、大きい石を投げ込むと、ドッボーンという独特の音と共に表面の固い層が破れて穴が開き、黄金色の液体が飛び散るのだった。




■ Source: http://abclocal.go.com/wpvi/story?section=
bizarre&id=3972248
(AP)

【関連記事】


この記事の先頭に戻る

Google
WWW を検索 評点




トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
◎-->