なんでも評点:一般道で2台の高性能車が時速200キロ超で競り合った挙句、一方のドライバーが激突死

2006年02月19日

一般道で2台の高性能車が時速200キロ超で競り合った挙句、一方のドライバーが激突死


南アフリカ共和国のジョハネスバーグ(ヨハネスブルグ)市警が発表したところによると、2月18日午前10時ごろ、市内から郊外に抜けるN1ハイウェイで青い2シーターのスポーツカーが本線から飛び出し、陸橋手前のコンクリート壁に激突した。
運転していた50歳の男性が遺体で発見された。即死だった。

男性が運転していたのは、英国製スポーツカーとして有名なTVR。新車価格が日本円で1000万円超のクルマだった(具体的なモデル名は不明)。しかし、原型をとどめないほどに大破してしまった。

事故発生時、男性が運転するTVRは、ジョハネスバーグ郊外のランドバーグに向かう車線を走行していた。同じ道路を走行していたドライバーによると、TVRは別のスポーツカーと激しく競り合っていた。どちらの車両の走行速度も時速200キロは優に超えていたと見られる。

筆者が想像するに、どちらかの車が最初、200キロ近い速度で走っているときに、さらに速い車に追い抜かれたことが発端となって競り合いになったのではないだろうか。カタログ上、最高速度が200キロ以上と記載されていても、そんなには出ないことが多いから、ほとんどの場合、200キロ以上楽に出る車は独走態勢になる。

なのに自分を追い抜いていった車がいた。こんなとき、自分の車はさらにスピードが出ると知っていても、あっけにとられるだけで別に腹も立たないタイプの人と、対抗心に火が点くタイプの人がいると思う。上記の50歳男性は後者だったのだろう。

スロットルを踏んで相手に追い付き、追い抜く。すると相手もさらに速度を上げて抜き返す。その繰り返しで過熱した挙句の悲劇だったのではないかと読む。

悪循環指数9■■■■■■■■■□


ただ、公道上で複数のクルマが時速200キロ超で競り合って事故を起こすケースというのは珍しいはずだ。だいいち、日本の場合、どんなに空いた高速道路でも、そんなにスピードを出していたら免許取り消しどころか刑事告訴される。

だが、筆者が南アで暮らしていたころ、郊外のハイウェイは事実上、速度無制限だった。パトカーなどめったにいないし、オービスみたいなものがあるはずもない。(最近は高性能車が増えたせいか、取締りが厳しくなったようで、200キロ超のドライバーが逮捕されたというニュースをよく見かける)。

当時現地で世話になっていた白人はラリーストとしても有名な人物だったが、高性能車を何台も所有していて、道さえ空いていれば200キロ超などざらに出していた(最初、助手席に乗ったときは、どぎもをぬかれた)。そのうち、私にも高性能車を貸し出してくれて、私も同じように200キロ超で走ることが習慣化してしまった。

やはり独走態勢になる。前方に百数十キロで走行している車がいても、ほとんど停まっているように見える。遅い車に追突してしまう危険の方がはるかに大きかった。当時は今より高性能車が少なかったせいか、後から別の車に迫って来られた経験は一度もなかった。

筆者が今日本で乗っているのは、ドイツ本国仕様の400馬力超という超高性能車だが、比較的おとなしい運転を心がけているし、まだスロットルを底まで踏んだ経験は一度もない。ただ、以前にオーストラリアの保険会社(もしくは保険会社協会だったかもしれない)が行った調査では、高馬力車の方が事故率が圧倒的に低いというデータが出ていた。馬力が大きければ危険というイメージがあるかもしれないが、その分、コーナーリング性能やブレーキ性能が強化されているからだろう。それに瞬発力があった方が危険を回避しやすいともいえる。




■ Source: News24.com - 200km/h speedster killed

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この記事へのコメント

1. Posted by raikon   2006年02月21日 21:46
TVRといえば電子制御デバイスをほとんど付けないことが有名だったような気がしますね

有名な車種としてはタスカンSpeed6、サーブラウ、キミーラ、グリフィス(全部グランツーリスモに出てきた車)でしょうか

ABSすら付いてなかったような、コワヒ

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