2006年02月18日
何かの拍子に花や洟を飲み込むことは珍しくないかもしれないが、鼻を飲み込むことは珍しい。2月16日のこと、米国オクラホマ州で、グレッグ・ヒルというの男(45歳)が恋人ジョディ・ベネットさん(37歳)の鼻を飲み込んだ。本人は否定しているが、ジョディさんの顔から鼻がなくなっており、家の中を探しても鼻が見つからなかったことから、グレッグが鼻を飲み込んだことに間違いはなさそうである。
ジョディさんとグレッグはカリフォルニアで暮らしているが、その日はオクラホマ州タルサにあるジョディさんの実家を訪れていた。夕飯時になったが、二人は奥の部屋にいた。ジョディさんの家族がそろそろ夕飯にしようとしていると、顔をナプキンで押さえたジョディさんが奥の部屋から飛び出してきた。「グレッグが私の鼻を食べちゃったのよ」と訴えた。
すぐに救急車が呼ばれた。救急隊員たちは、ジョディさんが顔に大怪我を負い、鼻がなくなっていることを確認し、警察に連絡を取った。
現場に駆けつけた警官たちは、その場にいたグレッグを連行しようとしたが、グレッグが激しく抵抗し取っ組み合いになった。警官たちは、やむをえずペッパースプレイをグレッグに浴びせた上、彼の身柄を確保した。
グレッグは、ジョディさんの鼻を飲み込んでいないと主張している。
しかし、警官たちが探し回っても、ジョディさんの鼻はどこにも見つからなかった。警察は、グレッグが鼻を飲み込んだに違いないと見ている。
ジョディさんは病院に搬送されたが、鼻が見つからなかったため縫合手術は行われなかった。ジョディさんに付き添っていた警官が救急処置室のスタッフに「グレッグの胃の内容物を吸いだして、鼻が胃の中にあるかどうか確かめることはできないか」と聞いたが、「そんなことしても無駄だ」という回答だった。
医師たちは「強い酸性の胃液に浸かってしまった以上、鼻を回収したところで再接合できる望みはない」という。「鼻は、軟骨やその他の柔組織で出来ているため、胃液にすぐに溶かされてしまいます」
ジョディさんの家族は、二人の間に何があってグレッグがジョディさんの鼻に食いつくようなことになったのか把握していない。グレッグは、加重暴行、公務執行妨害、および証拠隠滅の容疑で逮捕された。
ともあれ、なぜ恋人の鼻に食いついて、かみ切った後、飲み込まなければならなかったのか、今のところ不明である。また、本当にグレッグが鼻を飲み込んだと確認されたわけでもなさそうだ。不可解な事件である。
なお、病院の医師たちは、胃の中に入った鼻は、胃液で侵食されてしまっているので回収しても無駄だと判断したわけだが、チェコでは犬の胃の中に2時間も入っていた鼻を少年の顔に再接合する手術に成功したという話がある(下記「関連記事」)。ジョディさんが収容された病院の医師たちは、あきらめが早すぎたのではないだろうか。
■ Source: http://apnews.myway.com/article/20060217/D8FR4SNG0.html (AP)
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すぐに救急車が呼ばれた。救急隊員たちは、ジョディさんが顔に大怪我を負い、鼻がなくなっていることを確認し、警察に連絡を取った。
現場に駆けつけた警官たちは、その場にいたグレッグを連行しようとしたが、グレッグが激しく抵抗し取っ組み合いになった。警官たちは、やむをえずペッパースプレイをグレッグに浴びせた上、彼の身柄を確保した。
グレッグは、ジョディさんの鼻を飲み込んでいないと主張している。
しかし、警官たちが探し回っても、ジョディさんの鼻はどこにも見つからなかった。警察は、グレッグが鼻を飲み込んだに違いないと見ている。
ジョディさんは病院に搬送されたが、鼻が見つからなかったため縫合手術は行われなかった。ジョディさんに付き添っていた警官が救急処置室のスタッフに「グレッグの胃の内容物を吸いだして、鼻が胃の中にあるかどうか確かめることはできないか」と聞いたが、「そんなことしても無駄だ」という回答だった。
医師たちは「強い酸性の胃液に浸かってしまった以上、鼻を回収したところで再接合できる望みはない」という。「鼻は、軟骨やその他の柔組織で出来ているため、胃液にすぐに溶かされてしまいます」
ジョディさんの家族は、二人の間に何があってグレッグがジョディさんの鼻に食いつくようなことになったのか把握していない。グレッグは、加重暴行、公務執行妨害、および証拠隠滅の容疑で逮捕された。
ともあれ、なぜ恋人の鼻に食いついて、かみ切った後、飲み込まなければならなかったのか、今のところ不明である。また、本当にグレッグが鼻を飲み込んだと確認されたわけでもなさそうだ。不可解な事件である。
不可解度9 | ■■■■■■■■■□ |
なお、病院の医師たちは、胃の中に入った鼻は、胃液で侵食されてしまっているので回収しても無駄だと判断したわけだが、チェコでは犬の胃の中に2時間も入っていた鼻を少年の顔に再接合する手術に成功したという話がある(下記「関連記事」)。ジョディさんが収容された病院の医師たちは、あきらめが早すぎたのではないだろうか。
■ Source: http://apnews.myway.com/article/20060217/D8FR4SNG0.html (AP)
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この記事へのコメント
1. Posted by ケンケン 2006年02月18日 23:01
はじめましてケンケンです。本当にこんなことが起きるとは!世の中ミステリ―!