クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:式場で初めて花嫁が男だと知った花婿

2005年12月23日

式場で初めて花嫁が男だと知った花婿


中東では、花婿が花嫁の顔を一度も見ることなく式の日を迎えることがいまだにあるようだ。そうでなくても式を挙げるまで相手と親密に接することはできない。婚前交渉など、もってのほかである。ということは、お互いの相性どころか、相手の美醜さえベイルに隠されたまま結婚するということを意味する。さらに、美醜どころか性別すら確認できないとも言えるのではないか。

エジプトで、26歳の男性タメール・シェハタさんが3年前に婚約した“女性”と今まさに式を挙げようとしていた。ところが一人の女性招待客がタメールさんに、こっそり告げた。「あなたのフィアンセは男性ですよ。男性が女装しているのです」

タメールさんは花嫁を問い詰めた。すると、花嫁は、ニカブやブルカと呼ばれるベイルで顔を隠したまま、自分の正体を白状した。自分は本当は18歳の男で、本名はアーメド・アボ・ゼイドだと。

アボ・ゼイドは、何度も性転換手術を受けようとしたのだが、医師が同意してくれなかったのだと打ち明けている。

「式を挙げ終えたら、真実を告白するつもりでした。たとえ自分が男でも、タメールさんを説得して、結婚を実現させることができるのではないかと希望を持っていました」

アボ・ゼイドには、詐欺および性別詐称の罪状により45日間の拘禁刑が言い渡された。

本件、豪州のThe Australian紙が伝えているニュースである。ただ、似た話を以前にも聞いたことがあるように記憶している。エジプトではなくサウジの話だったと思うのだが。

偽りの花嫁は、花婿を説得して結婚を実現させたいと思っていたということだが、同性どうしが結婚生活を送ることは、イスラム圏では重罪扱いされるはずだ。説得できるはずがない。それは独りよがりというものである。

独りよがり指数10■■■■■■■■■■


ベイルで顔を隠していた“女性”が実は主人公に差し向けられた刺客だった・・・・というようなシーンを映画や劇画で見たことが何度かあるような気がするのだが、どの作品だったか思い出せない。




■ Source: NEWS.com.au - 'Fiancee' actually a man

【関連記事】


この記事の先頭に戻る

Google
WWW を検索 評点




トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 結婚式場で初めて花嫁が男だと知った花婿  [ Gay News−ゲイニュース(同性愛関係ネタ)@まとめ− ]   2005年12月24日 01:44
記事元→なんでも評点 やはり事前確認は必要でしょう。 イスラム教じゃなくて良かった〜。 >エジプトの26歳の男性が3年前に婚約した“女性”と今まさに式を挙げ >ようとしていた
2. “Doctor Who”の主演俳優が同性愛結婚へ  [ ゲイ USA ]   2005年12月25日 09:28
イギリスのテレビ番組“Doctor Who”という番組に出演している俳優さんが、シビル・パートナーシップ法に基づき、10年来のボーイフレンドとパートナーシップを結ぶことになったそうです。
3. 結婚式当日に知らされた、花嫁の知られざるヒミツ  [ ボビーといっしょに ]   2005年12月27日 00:22
ネットおかまって人がいるらしい。 言うまでもなく、ネット上で女性を名乗っているけど、その正体は野郎って人。 出会い系とかで、騙くらかすだけの愉快犯的なものなんだろうな。 ってなことで、今日のおバカニュースはこれ。 'Fiancee' actually a man 花嫁が男!? ...

この記事へのコメント

11. Posted by just click the up coming page   2014年05月10日 21:29
ego e cigarette なんでも評点:式場で初めて花嫁が男だと知った花婿
12. Posted by like it   2014年05月11日 05:36
electronic shisha pen なんでも評点:式場で初めて花嫁が男だと知った花婿
13. Posted by 名無し   2015年08月17日 03:59
手術していたら結婚できたのか?
なぜ医師は手術に同意しなかったんだろう。
独りよがりとか書いてあるが、自分は気の毒でならないよ。
きっと自認性は女性だったのだろうに。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
◎-->