クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:便器にヒップが接着された男性、便座がくっ付いたまま病院へ

2005年11月04日

便器にヒップが接着された男性、便座がくっ付いたまま病院へ


米国コロラド州で、心臓バイパス手術を受けてまだ間もないボブ・ドウアティさん(57歳)がDIYチェーン店にショッピングに出かけた際に店のトイレに入り、便座に腰掛けたところ、臀部が接着されてしまった。彼の前に個室に入った何者かが接着剤を便座に塗布しておいたらしい。

ドウアティさんは何とか臀部を便座から外そうとしたが、気づいたときには完全に接着されてしまっていた。パニック状態に陥り、大声で助けを呼んだ。
店員がドウアティさんの助けを呼ぶ声に気づいた。しかし、店員はすぐに助けに来ず、店長に無線で連絡を取り、指示を仰いだ。すると、店長は“誰かが悪ふざけをしているだけだから相手にするな”と店員に指示したらしい。

そのため、店側が救急車を呼んでくれるまでに、ドウアティさんは15分間も助けを呼び続けなければならなかった。

救急隊員は、ドウアティさんの臀部から便座を取り外すのは無理と判断し、便器から便座を取り外した。ドウアティさんは、臀部に便器が接着されたままの状態で、ストレッチャーに乗せられ救急車に乗せられた。彼は恐怖と屈辱のあまり、DIY店から運び出される前に意識を失った。

結局、病院で彼のヒップから便座が取り外されたが、彼は臀部に擦過傷を負った。

上記は、10月28日にドウアティさんがDIY店チェーンを相手取って起こした訴訟の訴状に書かれている内容である。便器接着事件は、2003年10月30日に発生した。

直前に何者かが便座に接着剤を塗布したことに関しては、DIY店チェーン側にとっても不可抗力だが、その後の対応が悪かったとして訴訟を起こしたのである。

ドウアティさんは、事件の少し前に、心臓バイパス手術を受けて退院したばかりだった。心臓発作が起こりそうなくらいパニックに陥っていたにもかかわらず、店側が自分を15分間も放置したことをとがめている。そのために自分が味わったストレスと心の傷への賠償を求める訴訟である。

ともあれ、トイレの個室で便座が臀部に接着されてしまったときに人が感じる青天の霹靂度は、かなり高いかもしれない。しかし、これは不特定多数が出入りする販売店のトイレである。普通、座る前に便座が汚れていないかどうかをチェックしたりするものではないだろうか。そのあたりを減点して、次のように評点しておこう。

青天の霹靂度7■■■■■■■□□□


ま、これが自分の家のトイレで起きたことなら、青天の霹靂度は満点に近いといえるだろう。




■Source: Man Sues After Using Glue-Covered Toilet (AP)

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人間が最も油断している瞬間の一つに、 「個室トイレに入る瞬間」があると思います。 その油断した瞬間に、その事件は起きたのです。
2. トイレ便器に「接着剤」、助け無視したと店舗訴える  [ Can I Show You? ]   2005年11月05日 07:13
トイレ便器に「接着剤」、助け無視したと店舗訴える [別窓] いくらハロウィンでもこれは誰でも怒るわ
3. 便器にヒップが接着された男性、便座と病院へ  [ Short Cappuccino ]   2005年11月05日 10:59
座るときは気をつけないと、 日本でもマネするヤツが出てきそう。 外でも急いでるときは 不用意に座っている自分…怖い(;゜д゜) しかしDIY店ならカッターとか色々あったはず。 それでも無理だったのね…。 コロラドっていうとゴーライトがある州だよね?
4. 手術は事件の前か後か  [ 『寸胴鍋の秘密』 ]   2005年11月05日 21:26
2年前のハロウィーンの前日に、ある事件が起きた。 アメリカ・コロラド州のホームセンタのトイレで、それは起きた。 米コロラド州ボルダーで、工具類小売りチェーンのトイレに閉じ込められた男性(57)が、精神的ショックで心臓バイパス手術を受けた

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